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常にエホバに仕える王国宣教 1985 | 4月
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を行なうのですか。ダニエルのように,彼らは絶えず祈り,エホバの導きや指示を求めるのです。エホバの霊を持っていられるように,彼らはエホバの言葉が討議される集会に定期的に出席します。このすべてが,定期的な個人研究と相まって,試練に耐えるように,また「愛と良い業」に他の人々を鼓舞するように彼らを助けるのです。―ヘブライ 10:24。
5 道を歩み続けさせる神の霊を受けるためのこれら同じ方法を用いて,あらゆる場所の忠実で献身的な兄弟姉妹は,自分の学んだ事柄を他の人と分かち合う備えをしています。それら確固とした人々は,自分の希望を他の人々に告げることが前途の賞に目を留める最善の方法であるとよく言います。そして,神の律法に敬意を抱く他の若者たちとの交わりによってダニエルが強められたように,王国奉仕における他の人々との交わりは,信仰に堅く立ち,エホバの恵みを得るようわたしたちを強めるものとなります。―ダニエル 1:6,17。
6 4月中,わたしたちは常にエホバに仕える点で立派な模範を示すように努めましょう。家から家へと働く点で,また再訪問を行ない,家庭聖書研究を司会し,良いたよりを分かち合う他の機会をとらえる点で熱心に努力すれば,エホバの祝福を受けることでしょう。そして,既にわたしたちと交わっている新しい人々の霊的な必要にふさわしい注意を払えば,絶えずエホバに仕えるようそれらの人たちをも助けることができるでしょう。
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伝道者の資格をとらえるよう,新しい人たちを訓練してください王国宣教 1985 | 4月
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伝道者の資格をとらえるよう,新しい人たちを訓練してください
1 4月には,特に4月4日の主の晩さんの祝いに関連して,築き上げる交わりと活動のための多くの機会があります。昨年日本で22万4,694人もの人々が記念式に出席したことを思いに留めてください! それらすべての人々に加えて,この1年のうちに真理に関心を持つようになった幾千人もの人々が今月の記念式に出席するなら,それは何と鼓舞されることでしょう。
2 4月14日,日曜日には「暴力的な世界における良いたより」と題する特別講演があります。わたしたちは,聖書研究生の人たちがこの特別な集会に出席し,心に達する,そして信仰を働かせるように動かす情報を耳にするよう望んでいます。4月は,わたしたちが研究してきた人々に一層の注意を集中するための顕著な時期です。―ローマ 10:13-15。
3 あなたは,聖書研究生と研究している時に彼らを宣教に備えて訓練してきましたか。そのことを漸進的にすべきです。家から家の宣教で用いるような仕方で研究生に資料を提供してもらって復習するのが助けになることに気づいた伝道者たちがいます。あなたは,野外奉仕でどんなことが行なわれているか,またなぜ行なわれているかについて聖書研究生と話し合いましたか。研究生が真理の正確な知識に至っているなら,学んだ事柄によって研究生の心が感謝の念に動かされているなら,そして研究生がキリスト教の原則に調和して生活を送っているなら,あなたは野外宣教に共に携わるよう研究生を招待することができます。
要求を満たす
4 いつ新しい人を野外奉仕に加わるよう招き,会衆に属していることを公に明らかにすることができるでしょうか。「奉仕の務め」の本の98-100ページを復習すると助けになります。研究生は宣べ伝える業にあずかりたいとの願いを表明しましたか。もしそうなら,その人は聖書的また組織上の要求を満たしていますか。あなたは,わたしたちと共に公の宣べ伝える業にあずかるよう招く前に,その人が真に資格を有していることを道理にかなった程度確信していることの益を認めることができるに違いありません。―テモテ第二 2:15。
5 宣教に新しく携わる人が経験ある伝道者,大抵は一緒に研究している人と共に行くよう取り決めを設けるべきです。それにより訓練を受けることができます。その研究生がさらに楽な気持ちになれば,それだけ証言の業に多くあずかることができます。(ガラテア 6:6)ある人が初めて野外奉仕報告を提出する時,会衆の書記は,「奉仕の務め」の本105ページに略述されている取り決めにきちんと従います。書記または会衆の奉仕委員の別の成員は,その研究を司会している伝道者とその件を話し合い,次いで研究しているその人と会う次の取り決めを設けるべきです。その研究生が是認された仲間としての資格にかなっていれば,会衆の伝道者カードが作成されます。
家庭での訓練
6 エホバの奉仕のために若者を訓練することは家庭で始まりますが,親による多大の援助と励ましを必要とします。この訓練は幼い時から始めるべきです。(テモテ第二 3:14,15)真理を他の人々に定期的に分かち与えたいとの強い願いを保つことを目ざして共に研究し,読書をすることが家族に勧められています。多くの家族は,「年鑑」にある日々の聖句と注解を討議することを習慣にしています。資料について注解するよう子供たちを励ますべきです。(伝道の書 12:9-11と比較。)聖書の数々の真理について語り合うことを毎日の目標とするように努めてください。そうすれば子供たちも弟子を作る業にあずかることを願うようになるでしょう。―イザヤ 54:13。
7 子供が王国奉仕にあずかりたいとの願いを表明し,振る舞いの点で模範的なら,親は会衆の奉仕委員の一人である長老に近づき,その子供が伝道者として数えられる資格があるか話し合うことができます。(「務め」の本100ページ2節参照。)そのような進歩は確かに歓ぶいわれとなります!―箴言 23:15。
8 この古い体制に残されている時はほとんどありません。それゆえわたしたちすべては,収穫の業に十分あずかるように,またこの命を救う活動に加わる資格をとらえるよう新しい人たちを訓練するように励まされているのです。―マタイ 9:37,38。啓示 22:17。
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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1985 | 4月
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弟子を作るのに助けとなる集会
4月14日に始まる週
10分: 会衆の発表と「発表」および「神権的ニュース」。「1985年『忠誠を保つ人々』地域大会」に注目し,会衆がどの大会に出席するかを知らせる。1月の報告と注解について触れる。会計報告。
15分: 「常にエホバに仕える」。話。3節を考慮する際,4月中幾人が会衆で補助開拓を行なっているかを指摘する。
20分: 「伝道者の資格をとらえるよう,新しい人たちを訓練してください」。質問と答えで,できれば書記が扱う。是認された仲間となった後に関係する責任を強調する。
148番の歌と結びの祈り。
4月21日に始まる週
10分: 会衆の発表。「イエスの生涯と宣教」と題する,1985年4月1日号「ものみの塔」から始まった新しい特色を考慮する。これは野外宣教においても,子供たちと研究する点でも効果的に用いることができる。週末の雑誌活動の支持を励まし,短い提供の実演を示す。また連休の特別活動の取り決めも発表する。
15分: 「5月と6月に縮小版の『永遠に生きる』の本を提供する」。話。5月の「会話するための話題」を用いてよく練習された提供の実演を示す。
20分: 「再訪問で教える」。聴衆との記事の討議。再訪問で質問をどのように効果的に用いて家の人の考えを刺激できるかを実演する。
6番の歌と結びの祈り。
4月28日に始まる週
5分: 会衆の発表。縮小版の『永遠に生きる』の本を配布した経験を話してもらう。5月の連休と第1日曜日の奉仕への参加を励ます。
15分: 1985「年鑑」からの経験。二つの家族が以下のページの経験について熱意を込めて話し合う。194-7ページ(ジンバブエ,「木に縛って殺してしまえ」と「エホバはいつもあなた方と共におられます」),102-5ページ(ジャマイカ,「蛇のように用心深く」と「中立の立場は敬意を得る」),237,238,248,249ページ(バハマ,「僧職者の反対にもかかわらず増加する」と「もう一人の契約労働者が真理を学ぶ」)。経験を読むときに受ける益と,家族の信仰を強めるためにそれらをどのように用いられるかを話し合う。
25分: 「教えの術を尽くして教えなさい」。折り込みの1-9節を質問と答えで討議する。
103番の歌と結びの祈り。
5月5日に始まる週
5分: 会衆の発表。第2土曜日の雑誌活動の支持を励ます。
15分: 「良いたよりを伝える ― 会社や商店の多い区域で」。できれば奉仕監督による話。事業に携わる人々に達するよう一層の努力を払うことを励ます。経験を積んだ伝道者に商店主に近づく際何を言えるかを実演してもらう。
25分: 「教えの術を尽くして教えなさい」。折り込みの10-25節を質問と答えで討議する。
181番の歌と結びの祈り。
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日本の野外奉仕報告: 1月王国宣教 1985 | 4月
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日本の野外奉仕報告: 1月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 雑誌 再訪問 研究
特別開拓者 798 132.8 118.3 67.5 6.0
開拓者 21,859 85.0 48.9 36.0 3.3
補助開拓者 13,674 62.3 30.9 21.6 1.7
伝道者 60,033 16.6 10.4 6.2 0.7
合計 96,364 予約: 25,679
新しく献身しバプテスマを受けた人: 709
昨年の平均に対する伝道者の増加: 10%
伝道者数は1月にもすばらしい増加を遂げ,12月から1,000人以上の伸びを示しました。また皆さんは非常な熱意をもって雑誌を配布され,220万9,098冊という驚くべき最高数が報告されました。これは昨年1月を53万冊上回るものです。10万人の伝道者まであと3,636人です! 大勢の仲間と共に賛美を一層増し加えましょう。―詩編 148:12,13。
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