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  • その「日と時刻」を知らないことは,あなたにどのような影響を及ぼしますか
    ものみの塔 1975 | 8月1日
    • ました。人々がイエス・キリストの共同支配者として不滅の命を得る見込みについて学ばないうちに死ぬことさえあるのを彼らは知っていました。可能なかぎり多くの人がその栄光ある前途にあずかる機会を得るように,彼らは無私の気持ちで働きました。それに,ユダヤ教の事物の体制の終わりは,その世代のうちに来ることになっていました。したがってユダヤ人は,どこに住んでいようと,このことに関するイエス・キリストの預言について知らされる必要がありました。そうすれば彼らはそれに従って行動して災厄を免れることができました。

      18 わたしたちの時代のエホバのクリスチャン証人たちは,一つの集合体として,聖書の助言を自分の生活に適用することや「良いたより」を他の人々に宣べ伝えることの重要さについて,どう考えていますか。

      18 エホバのクリスチャン証人たちは一つの集合体として今日同じことを行なうべく励んでいます。神のことばの助言に従うことこそ最善の生き方である,と彼らは確信しています。神のことばの助言は今でさえ人が生活を楽しむことを可能にし,また将来に対する確かな希望を人に与えます。(テモテ第一 6:17-19)彼らはまた,次の事柄の重要さをも認めています。それは,「大患難」が襲わないうちに創造者との是認された関係に入る必要のあることを,あらゆる場所の人々に警告することです。(エゼキエル 33:2-9。コリント第一 9:16と比べてください)神のご意志に関する正確な知識を得るよう仲間の人間を助けることに彼らが進んで真剣に努力してきたのはそのような理由によりました。

      19,20 (イ)他の人々が神の目的に関する知識を得るのを助けるために,多数の証人は自分から進んでどんなことまでしてきましたか。(ロ)他の関心事を追い求めなかったことを彼らが後悔する理由が何かありますか。

      19 エホバについて,またエホバが人類に対して持っておられるすばらしい目的について学ぶよう仲間の人間を助けるために,相当数の人々が,有望な職業を捨て,利益のあがる関係事業をやめ,不必要と考えられる有形財産を売りました。あるいは他の種々の方法で自分の境遇を調整しました。また同じ理由で,自国内の他の場所に,あるいは他国にさえ移転した人も少なくありません。それから,独身を選んだ人,あるいは結婚していても,子どもがいたら達成することが困難だったであろう奉仕にあずかれるよう,子どもを持つ喜びを差し控えた人たちもいます。

      20 そうした人々の中には年を取って体が弱くなった人たちもいます。彼らは,自分たちがこの不敬虔な体制からいまだに救い出されていないことに失望していますか。特定の関心事,つまりそれ自体は悪くなかったであろう関心事を追い求めなかったことを後悔していますか。自分たちが行なった犠牲は必要ではなかったのだ,と感じていますか。エホバ神に対する深い愛と,他の人々を助けたいという心からの願いに基づいて決定をした人たちは,少しも後悔していません。違った生き方をしていたならもっと裕福になっていただろうにと考えて,他の人々をうらやむようなことはしません。また,一定の地域に落ち着くことに決め,そこで聖書の原則に従って子どもを育てた人々を見下げるようなこともしません。自分の場合には正しいと自分に分かっていたことを行なったことに満足し,エホバ神との親しい関係を保ったことを喜びます。

      エホバの道を認識する

      21 もし「大患難」が,わたしたちが個人的に期待しているかもしれないほど早くこないなら,わたしたちはどう考えるべきですか。

      21 わたしたちが,世の増大する諸問題や,生計を立てるための日々の苦闘,病気,老齢,そして死などからできるだけ早く解放されたいと思うのは,至極当然なことです。しかし,もしその解放が自分が個人的に期待しているほど早く来ないとしたらどうですか。そのことはあなたの心にどんな影響を及ぼしますか。エホバ神との正しい関係の重要さを忘れて,この世でまだどんな快楽が得られるかを考えるよう誘惑されるでしょうか。もしあなたが本当にエホバを愛しているなら,神に対するあなたの奉仕はどんな期日にも制限されません。真のクリスチャンが持っているものは,この世が提供する何物よりも大きな価値があることをあなたはご存じです。エホバ神はご自分のしもべに約束されたことをすべて成就されるとあなたは確信しています。ヘブライ人にあてられた霊感による手紙にあるとおりです。『神は不義なかたではないので,あなたがたがみ名に示した愛を忘れたりはされない』― ヘブライ 6:10。

      22 もしわたしたちがほんとうに人類に対する神の見方を自分の見方としているなら,「大患難」までの残された期間をどのように見るでしょうか。

      22 ここで述べられたことは,「大患難」は遠い先のことだという意味なのだと結論して,神から離れているこの世の思考の型と同じような型にはまり込むようなことがあってはなりません。神の暖かい訴えに人々がまだ答え応じているかぎり,わたしたちはそれから励ましを得るべきです。それは,一人の人も滅ぼされず,すべての人が悔い改めに至るというエホバの望みと一致しています。(ペテロ第二 3:9)わたしたちは,神の人類に対する見方を自分の見方としているので,とこしえの命の見込みのあるエホバの側に立つ道がまだ他の人々のために開かれていることを喜びます。またわたしたちは,できるだけ多くの者が神のみ前に是認された立場を得るようにとのエホバの目的の明らかな成就を引き続き見ているので,裁きの執行されるエホバの「日と時刻」も来るという確信を確かに強められるはずです。というのは,それも神の不変の目的の一部であるからです。

      23 (イ)現在の邪悪な体制が除去されること,新秩序が立てられること,などに関する神の目的が達成され,しかもそれが神のお定めになった時に起こるということを,何がわたしたちに確信させてくれますか。(ロ)このことを考えて,わたしたちは各自何をすることを自分の決意としなければなりませんか。

      23 エホバご自身の名声,エホバの真実さは,不公正,圧制,苦痛を終わらせるというエホバの約束がその成就に向かって「急ぐ」,つまりひたすらに進んでいるという強い確信をわたしたちに与えてくれます。(詩 117:2)人間的な見地からすれば,それが遅れているようにある人々には思えるかもしれません。でもそれは,ヘブライ人の預言者ハバククに示された通りの状態なのです。『この黙示はなお定まれる時をまちてその終りを急ぐなり 偽りならず もし遅くあらば待つべし 必ず臨むべし とどこおりはせじ』。(ハバクク 2:3)それであなたは今現在,エホバ神との是認された関係を維持するように努力しておられますか。将来にどんなことが起きようともエホバに仕えつづけることをあなたの決意としておられますか。もしあなたの動機が正しく,神と仲間の人間に対する愛があるならば,あなたは確かにそうしておられるでしょう。そしてあなたは,神を心から熱く愛するあなたや人類の他の人々すべてに神がお与えになる報いを,確信を抱いて待ち望むことができます。

  • 特別の努力を払って「良いたより」を分かち合う
    ものみの塔 1975 | 8月1日
    • 特別の努力を払って「良いたより」を分かち合う

      ● 島々が散在しているところでは,「良いたより」を人々と分かち合うために特別の努力が払われています。ミクロネシアのマーシャル群島地区では,9人の伝道者の一行がコプラ(やし油の原料)運搬船で,24日間の航海を行ない,どこでもその船の立ち寄る所で証言をしました。その会衆は食糧を提供して一行を援助しました。一行が立ち寄った場所の一つはキリでしたが,そこの住民はアメリカが核実験を行なった当時,ビキニ環礁から移って来た人たちでした。上陸後,伝道者の一行は直ちに「王国ニュース」第16号を持って村全体を回り,その冊子の取り上げている問題を説明する,その日の午後の話を聞きに来るよう人々を招待しました。反響は満足すべきもので,72人の村人が姿を現わし,そのほとんどが成人でした。その集まりはタコノキの木々の下の涼しい場所で開かれ,人々は砂の上に座りました。講演が終わった後,聴衆の質問に対する答えが述べられ,聴衆の間には感謝の気持ちのこもった反応が見られました。―「エホバの証人の1975年の年鑑」より。

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