-
「不法の人」を無に帰させる神の千年王国は近づいた
-
-
では,今は神の律法を愛する人すべてにとって,明らかにされたその「不法の人」との関係を断つべき潮時ではありませんか。そうするなら,近づいた世界の「大患難」にさいして,その「不法の人」とともに滅ぼされずに済むでしょう。―啓示 7:14,15。
-
-
神の千年王国のために保護される神の千年王国は近づいた
-
-
19章
神の千年王国のために保護される
1 神のメシアによる千年期王国が近づいたということは,人間の建てた政治上の諸政府にとって何を意味しますか。
千年にわたってメシアの治める神の王国は近づきました! この良いたよりを発表する根拠は霊感を受けた聖書および西暦1914年以来の世界のできごとにより信頼できる,まさしく確証されたものとなっています。その千年期王国が近づいているということは,死んでゆく不完全な人間の支配者たちの治める政治上の諸政府の終わりが近づいていることを意味しています。霊感を受けた預言者ダニエルはバビロンの王ネブカデネザルにこう述べました。「それらの王たちの日に,天の神は,決して破滅に至らされることのない一つの王国を建てられます。そして,その王国はほかのどんな民族にも渡されることはありません。それはこれらの王国すべてを打ち砕いて終わらせ,それ自体は不定の時まで立ちつづけるでしょう」― ダニエル 2:44,新。
2 (イ)世の諸王国がこうして打ち砕かれるとき,どんなできごとが最高潮を迎えますか。(ロ)その時,問題があるにもかかわらず,地上では何が「救われ」ますか。
2 人間の立てたそれら世の諸王国が打ち砕かれるとき,メシアなるイエスが,「そうしたことはいつあるのでしょうか。そして,あなたの臨在と事物の体制の終結のしるしには何がありますか」という質問に答えて,その預言の中で予告された「大患難」が最高潮を迎えます。(マタイ 24:3)千年にわたるその王国が発足する前に,人間の治める現在の王国や共和国はすべて打ち砕かれなければならない以上,近づいたその患難を大いなる患難つまり「世のはじめから今に至るまで起きたことがなく,いいえ,二度と起きないよう
-