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  • 『あなたがたは頭を上げなさい』
    ものみの塔 1979 | 11月1日
    • そうではなく神は,人間が神と神の律法に依存するように人間を創造されました。(創世 2:16,17)神の導きを真に必要とするように,神は人間を創造されたのです。何世紀にもわたって見られてきたように,神の定めから離れることは害を受ける結果を招くに過ぎません。それは精神衛生の原則を無視しながら精神的に健全であることを期待したり,栄養に富んだ食物の必要を無視しながら健康を期待したり,引力の法則を無視して高い建物から飛び降りてもけがはしないと考えたり,交通法規を絶えず無視しておきながら,罰を免れると思ったりするようなものです。

      こうして次の神の言葉の述べることは真実であることが,明白に証明されました。「私はよく知っています。地の人に,その道が属してはいないことを。その歩みを導くことさえ,歩んでいる人に属してはいません。エホバよ,……私を矯正してください」。(エレミヤ 10:23,24,新)人類が神と神の道を無視した結果は,聖書に述べられている通りです。「人の前に廉潔の道が在っても,死の道が後にその終わりとなる」― 箴 14:12,新。

      何世紀にもわたって人間と諸国家が残してきた記録からすれば,この地球を治めることを彼らの手にとうていゆだねられないのは明白です。カリフォルニア州最高裁判所の首席裁判官は,その事を次のように語っています。「もし我々がひと月単位でしか地球上にいられないのであれば,我々はとうの昔に追い立てを食っていたであろう」。

      “ひと月”単位ではないにしても,人類が神から独立して行なうこの地球の支配は決して永続するものではありません。それは一時的なものに過ぎず,その期間は限られているのです。そして聖書預言は,この限られた期間が終わりに近づきつつあることを示しています。人間の支配に関する様々な論争が十分に表明された今,この不満足な体制を滅ぼす神の時は間近に迫っています。それを一掃した後,神はご自身の作られる新秩序を導き入れられるでしょう。それは永続する真の平和,真の安全と純粋な幸福を地球にもたらします。

      この体制を滅ぼす

      現体制の滅びは次の象徴的な言葉で啓示の書(黙示録)に描かれています。「わたしはまた,ひとりの使いが太陽の中に立っているのを見た。彼は大声で叫び,中天を飛ぶすべての鳥に言った,『さあ来なさい,神の大きな晩さんに集まれ。王たちの肉,軍司令官たちの肉,強い者たちの肉,馬とそれに乗る者たちの肉,そしてすべての者,すなわち自由人ならびに奴隷および小なる者と大なる者の肉を食べるためである』」― 啓示 19:17,18。

      それは「世のはじめから今に至るまで起きたことがなく,いいえ,二度と起きないような大患難」とイエスの言われたものの頂点をなすものです。(マタイ 24:21)それでイエス・キリストによって天から治める神の支配は,「これらのすべての[現存する]王国を打ち砕いて終わらせ」,全地を支配する「決して破滅に至ることのない」政府を備えます。―ダニエル 2:44。

      生き残る人々

      臨もうとしている世界の滅びを生き残る人々がいます。それはノアの時代の大洪水が当時の腐敗した世を滅ぼしたとき,それを生き延びた人々がいたのと同様です。(ペテロ第二 2:5)神の言葉はこう述べています,「地の穏和な者たち,神の司法上の定めを守り行なってきた者たちすべてよ,エホバを求めよ。義を求め,穏和を求めよ。おそらくあなた方はエホバの怒りの日に隠されるであろう」。「エホバの名を呼び求める者はみな安全に逃れることになる」。―ゼパニヤ 2:3; ヨエル2:32,新。

      聖書巻末の書もまた,生き残る人々がいることを保証しています。彼らは「大患難から出て来る」「大群衆」として述べられています。彼らが救われるのはなぜですか。預言の言葉にある通り,彼らは「昼も夜も神に神聖な奉仕をささげている」からです。―啓示 7:9,14,15。

      生き残る見込みのあるこれらの人々をすべての国から集めることが,今まさに進行中です。神のお目的について学ぶことを望み,神のご意志を行なうことを願う人々が世界の至るところで,ひとつの国際的な人間社会に導き入れられつつあります。この社会は,来たるべき神の「新しい地」の土台となるでしょう。(ペテロ第二 3:13)この世の諸国民とは異なり,彼らは「自分の剣を鋤の刃に,槍を刈り込みばさみに打ち変える」ことをすでに学びました。そうすることによって,彼らは今でさえ次の預言を成就しているのです。「国民は国民に向かって剣をあげず,戦争を学ぶことももはやない」― イザヤ 2:2-4,新。

      それで神から独立した諸国家が,ますます大きな苦悩に陥る一方,神の王国の治める地的な領域を相続する人々を集めるという神のお目的は,堂々と進められています。(マタイ 25:34)現在の邪悪な体制の間近い終わりと,目前に迫った正義の新体制について今学んでいる事柄のゆえに,もはや彼らは前途を見て希望を失うことはありません。希望を失うかわりに,彼らは『自分たちの救出が近づいているゆえに頭を上げる』のです。(ルカ 21:28)彼らは将来に大きな確信を抱いています。それは聖書の言葉どおり,「人の心の中にある計画は多い。しかしエホバの図り事,それが立つのである」ということを確かに知っているからです。―箴 19:21,新。

  • 『エホバを捨て去る者たちは滅びる』
    ものみの塔 1979 | 11月1日
    • 『エホバを捨て去る者たちは滅びる』

      預言者イザヤの時代,エルサレムおよびユダの地に住む人々の多くは,自分たちの神エホバに不忠実でした。彼らは偶像崇拝のならわしに深く染まっていました。ゆえに預言者イザヤによって告げられたエホバの次の言葉は,彼らに向けられていたのです。「エホバを捨て去る者たちはその終わりに至るであろう。彼らはあなたがたが慕った強大な樹木を恥じ,あなたがたは自分の選んだ園のために恥じ入るのである」― イザヤ 1:28,29,新。

      園すなわち神聖な果樹園において,人々は偽りの神々に犠牲をささげ,香をたくのを常としていました。(イザヤ 65:3; 66:17)「強大な樹木」もこのような偶像崇拝に一役買っていました。エホバの裁きが執行される時に,神聖な樹木と園とは,偶像崇拝者に恥をこうむらせるもとになるでしょう。彼らの仕えた神々は,怒りの日に彼らを覆いかくす,つまり保護することができません。

      イザヤの預言は次のように言葉を続けています。「あなたがたは,自分の葉が枯れてゆく大木のように,水のない園のようになるからである」。(イザヤ 1:30,新)このように「大木」と「園」の比喩を偶像崇拝者に移し変えて,預言は不忠実な人々が神の怒りの熱によってどのように『枯れてゆき』,日照りの季節の庭のように乾ききってしまうかを示していました。預言の言葉は続いています。「そして強壮な者[偶像崇拝者]は必ず[燃えやすく,ぼろぼろできめの粗い,亜麻の一部である]麻くず,その働き[偶像]の結果は火花となり,どちらも[偶像崇拝者も偶像も]必ず同じ時に炎となって上りゆき,だれもそれを消す者はいないであろう」。(イザヤ 1:31,新)これは偶像崇拝をいましめる何と力強い警告なのでしょう。『エホバを捨て去る者たちが滅びる』ことに疑問の余地はありません。

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