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  • 「神を知る正確な知識を増し加える」
    ものみの塔 1966 | 7月1日
    • を持つ者」として御国を与えられるこの者に関して,ヘブル語聖書には多くの預言があります。(創世 22:15-18。サムエル下 7:12,13。ダニエル 7:13,14。エゼキエル 21:25-27)クリスチャン・ギリシャ語聖書はキリスト・イエスがアブラハムのすえであることを明らかにし,また人類の中から選ばれてキリストとともに数えられ,すえと交わる人々があることを啓示しています。この人々は創世紀 3章15節の成就として,「悪魔とか,サタンとか呼ばれ(る)……年を経たへび」に対する最後の勝利にキリストとともにあずかります。―ガラテヤ 3:16,29。黙示 12:7-12。ローマ 16:20。

      17 この主題を心に留めておくことは,聖書にしるされたいろいろな出来事を研究するうえにどんな役割をはたしますか。

      17 この全体の主題を心に留めると,聖書にしるされた多くの出来事をいっそう深く理解できます。悪の世を滅ぼした洪水は,「人の子」と呼ばれた約束のすえが,現存する事物の制度の全き終わりの時,悪人に対して何をするかを預言的に示したものです。前述の,ユダの地に対するアッシリヤ人の攻撃は,きたるべきすえの御国に関してダビデに与えられた神の約束の成就を妨げようとして,ダビデの家に加えられた攻撃です。またその結末は,現代において神の国に敵対する者がどうなるかを示しています。―マタイ 24:37-39。列王下 19:34-37。

      18 すえに関する聖書の主題について,パウロはエペソ人への手紙に何を書きましたか。

      18 この主題の啓示とその発展を理解していたゆえに,パウロは次のように書くことができました。「キリストの奥義をわたしがどう理解しているかがわかる。この奥義は,いまは,御霊によって彼の聖なる使徒たちと預言者たちとに啓示されているが,前の時代には,人の子らに対して,そのように知らされてはいなかったのである。それは,異邦人が,福音によりキリスト・イエスにあって,わたしたちと共に神の国をつぐ者となり,共に一つのからだとなり,共に約束にあずかる者となることである」。さらにパウロは,「〔すえに関する創世紀 3章15節の最初の預言が与えられた時から〕神の中に世々隠されていた奥義にあずかる務がどんなものであるか」を,神が人々に理解させてくださることを述べ,また「それは……教会をとおして,神の多種多様な知恵を知(らせ)るに至るためであって,わたしたちの主キリスト・イエスにあって実現された神の永遠の目的にそうものである」と語っています。―エペソ 3:4-6,9-11。

      19 ヘブル語聖書が御国のすえについて述べている事柄は,聖書の著者がエホバであることをどのように確証していますか。

      19 それがまだ神聖な秘義であった時,ヘブル語聖書の筆者はこの主題について語りました。そして当時この秘義を理解していなかったにもかかわらず,彼らのしるした事柄は全く首尾一貫し,また調和しているので,クリスチャン会衆がこの秘義を理解するに至った時,すでにしるされていた多くのことばと預言には少しの矛盾も生じませんでした。すえの主題が聖書全巻を通し,首尾一貫して次第に啓示されている事実は,聖書がひとりの著者エホバ神の作品であり,万物の創造者の霊感による本であることを確かに証拠だてています。

      20 (イ)聖書の理解を深めるには,何を心に留めなければなりませんか。(ロ)聖書の知識は,わたしたちが神を崇拝し讃美することをどのように可能にしますか。

      20 聖書をじゅうぶんに理解するには,なによりもそれが霊感によって書かれたことを心に留めておかなければなりません。わたしたちが神を知り,神のみこころとお目的を理解し,神を崇拝することができるために,聖書は書かれました。聖書をひもとくことによって,「エホバとその能力とをたづねよ 恒にその聖顔をたずねよ」と述べた命令に従うことができるのです。そうすることによって,わたしたちは「そのなしたまへる奇しき跡とその異事とそのロのさばきを心にと(め)」,「尊貴と稜威」「聖名にかなふ栄光」を認識できます。そして次のすすめに心から応ずることができます。「エホバに感謝せよ そのめぐみはふかくその憐憫はかぎりなし 汝ら言へ我らの救ひの神よ我らを救ひ我らを取り集め列邦のなかより救ひいだしたまへ我らは聖名に謝しなんぢのほむべき事をほこらん」― 歴代志上 16:11,12,27,29,34,35,文語。

      21 ゆえに聖書の研究に対してどんな態度をとるべきですか。

      21 「悪人は義しきことを覚らず,エホバを求むる者は凡の事をさとる」。霊感による箴言のこの句は真実ではありませんか。(箴言 28:5,文語)ですから,霊と真理をもって崇拝する願いを抱いて,ぜひともエホバを求めてください。聖書のことばは,生命のために不可欠な,エホバのみくちから出たことばであるという事実を認め,正しい尊敬の念をもって聖書に接することが必要です。神のことばを学ぶのは空しいことではなく,真理の理解に至り,「神を知る(正確な)知識をいよいよ増し加えるに至る」というエホバの約束を信頼して,エホバを求めてください。―コロサイ 1:10,(新世)。

  • クリスチャンは「この御国の福音」を必要としていますか
    ものみの塔 1966 | 7月1日
    • クリスチャンは「この御国の福音」を必要としていますか

      1 キリスト教国において,一般の人は「御国の福音」の伝道に対してどんな反応を示しますか。

      エホバの証人のひとりが初めておとずれて,「御国の良いたより」を伝えるために来たことを説明したとき,あなたはどのように応じましたか。あなたがキリスト教国の宗教組織に属しておられるなら,ときどき聞かれる次のようなことを言おうとされたかもしれません。「それを必要としている人つまりキリスト教を信じていない人のところに行ったらどうですか。神の国のことなら,わたしの教会の牧師が説教していますよ。何年も前から聞いています」。

      2 神が過去においてご自身の民に漸進的に福音を与えられたことを説明しなさい。

      2 このように言われるのも,もっともなことです。しかし次のことを少し考えてみてください。宗教団体に属するのは,良いものの到来を求めるからではありませんか。神は過去のいろいろな時期に,次第に新しい福音を神の民に送られたではありませんか。西暦紀元の初めごろイエスがベツレヘムで誕生した時,天使は福音としてそれを伝えました。(ルカ 2:10)およそ30年後のこと,イエスがヨルダン川でバプテスマを受け,教えを宣べ始める6ヵ月前に,神は特別な使者としてバプテスマのヨハネをつかわし,良いたよりとしてイエスのことをユダヤ人に宣べ伝えさせました。(マタイ 3:1,2)これは神がアブラハムに与えられた福音の成就でし

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