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  • 失業 ― 依然として世界的な問題
    目ざめよ! 1984 | 10月22日
    • 失業 ― 依然として世界的な問題

      失業は単に仕事がなくなるというだけの問題ではありません。一人の元教師は,「自尊心や主体性,外部の世界との接触を徐々に失う」という反応が生じるのを経験しました。仕事のないある勤労者は,「心の中は死んでしまったように感じる」と言いました。一時帰休させられた人の中には破れかぶれになって,就職カウンセラーを殺すと言って脅迫した人もいます。

      しかし,世界中で失業者の数が増えるにつれて,この問題の複雑さが一層明らかになってきています。「国際労働機関(ILO)によると,第三世界では5億以上の人々が失業,あるいは不完全就業の状態にある」と,トロント・スター紙は伝えています。同紙はさらに,「ヨーロッパと北アメリカには失業者がさらに5,000万人いる」と述べ,この事態の広がりを示しています。カナダ政府は10か月間に失業保険給付を68億㌦(約1兆6,320億円)支払いました。これは前年度の同じ時期の約72%増しです。しかも,カナダの失業率は最近,以前の11.2%から13.5%へと上昇しました。

      米国の失業率は1984年に8%にまで低下しましたが,州によっては14.9%に達する高い失業率を記録した所があります。

      「職を切実に必要とし,死に物狂いで職を探しているアメリカ人は1,000万人を超えるが,その人々の職場への復帰は見通しさえついていない」と,労働組合の会長であるレーン・カークランドはUS・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌の中で述べています。

      英国でも雇用の見込みは明るくはありません。ケンブリッジ経済グループの一報告は,80年代の終わりには失業者が400万人を超えるものとみています。

      ザ・エコノミスト誌の1984年2月18日号によると,ヨーロッパの8か国と日本において,失業者は昨年よりも増えています。今年の冬には,ドイツ連邦共和国で終戦後最高の失業率が記録されました。

      ユーゴスラビアでは「国内の労働者の15% ― 約90万人 ― までが失業中で,失業者の仲間入りをする人々は依然として増え続けている」と,US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は述べています。

      タイム誌の推定によると,コートジボアールの勤労者層5人につき一人は職がありません。

      結果

      失業者とその家族に臨む心理的,身体的および社会的結果を認識しない人,あるいは就職の見込みが心もとないと失業者の失意がどんなに深まるかを悟っていない人は少なくありません。職がないということは,「雇われて働く人とその家族に破壊的な影響を及ぼしかねない」と,失業に関する一記事は述べ,こう説明しています。「失職に対する反応として,自尊心の喪失,不眠症,家族関係の緊張,家庭内暴力,うつ病などが生じ,アルコールを乱用する人や自殺をする人までいることは,証拠によって十分に実証されている」。新聞の見出しは,「自殺や犯罪は失業と関係がある」と述べています。

      「自殺と経済の結びつき」に異議を唱える人もいますが,米国の研究者たちは米国における自殺が3か月間に13%増加したとき,「その同じ期間の失業率の増加は28%だった」ことを指摘しています。その分析によると,「年間失業率が1%刻みで増加すると,男性の自殺者が年に320人多くなることになる」と言われています。

      心理状態に及ぶ消極的な影響は深刻です。「失業は命取り」という見出しもありました。その記事は,心臓血管の病気や殺人の増加について述べています。医師でジャーナリストのヒュー・ドラモンドは,失業を「かつて存在した健康上の脅威の中で最大のものの一つ」と言いました。またある牧師は,「私は失業のために死んだと思われる人々の埋葬式を行なってきた」と述べました。

      では,失業中の人が,失業の痛手に対処する方法があるでしょうか。再就職するまで何とかやってゆく方法がありますか。仕事を作ったり,ほかの仕事を見つけたりする方法があるでしょうか。平衡を保つのにどうしても必要な,気の持ちようについては何ができるでしょうか。

  • 失業という問題に対処する方法
    目ざめよ! 1984 | 10月22日
    • 失業という問題に対処する方法

      『気の毒だが,君には一時帰休してもらうことになった』という言葉に,胸を刺されたような苦しみを覚えます。それから絶望感に襲われ,将来に対する恐れに捕らわれます。就職の見込みが立たないので,無力な気持ちと失意は一層ひどくなります。毎日,新しい日を迎えるのが悪夢のように恐ろしく思えてきます。恥ずかしいという気持ちがいつも黒雲のように垂れこめています。

      このような状況に直面する大きな可能性を抱えた人々が人口の中の大きな割合を占めるようになってきています。そして大勢の人々にとって,これは既に厳しい現実となっています。失業は,人種や年齢層や経済的な水準の別なくあらゆる種類の人に容赦なく臨み,自分が望まないのに仕事を失うというようなことは一度も考えたことのなかった人々まで影響を受ける例が増えています。その結果,失業の問題が片づいた後も,長い間,本人や家族にいつまでも消えない傷跡の残ることがあります。この問題に対処するために何かできることがありますか。

      気の持ちよう

      まず第一に,積極的な見方を保たなければなりません。あなたを雇ってくれそうな人が,あなたの消極的な気質に目を留めるなら,負けぐせの付いた人とみなされ,雇わないほうがいいという誤った結論を引き出すかもしれません。ですから,過度に反応したり,くじけたりしないことです。失業すればすべてがおしまいだというわけではないからです。職がないのは自分だけではないという事実から慰めを得るようにします。もちろん,職を失うことは人生の中でも特に大きな傷跡を残す経験の一つになることもあります。しかし,まだ命があるのですし,幾らかの資産もあります。すべてを失ってしまったわけではないのです。

      恐れや思い煩いと闘うことが必要です。恐れや思い煩いは,自信を徐々に削り取っていく,消極的な感情を生じさせます。自分をとがめるという落とし穴にも気をつけなければなりません。(『わたしにはどこか悪いところがあるに違いない! 自分は役立たずだ! どうしてあの人は働いていて,わたしは働いていないのか』。)ほかの人をとがめようとする衝動に抵抗しなければなりません。(『課長はいつもわたしを嫌っていたからな!』)失業を,いつまでも取り除けない障害物とみるのではなく,たとえ時間はかかっても必ず取り除けるものとみなすことです。

      失業した人の中には,家族の者や友人を避けて引きこもってしまう人もいます。そうするよりは,恐れずに助けを求めることです。隠しだてをせずに,子供たちが物事をわきまえ,助けを与えられる年ごろになっているのであれば,子供たちに話して,協力を求めます。自分の気持ちや考え,不安などをほかの人々に話すようにします。話さなければ,あなたがどんな目に遭っているのかだれにも分かりません。気遣ってくれる人々の感情面での支えを喜んで受け入れることです。古代の格言に,「真の友はどんな時にも愛しつづけるものであり,苦難のときのために生まれた兄弟である」というのがあります。(箴言 17:17)家族か友人に失業者がいるなら,感情移入をし,支えになってあげて,そのような「真の友」になっていますか。家族や友人は,失業というつらいショックを乗り越える上でよい助けになれます。

      実用的な提案

      請求書がきたら,それを無視して,何とかなるというようなふりをしてはなりません。お金を借りている人が言い逃ればかりしていて,期限になっても借金を返済しない理由をいつまでも明らかにしなかったら,どのように感じますか。「いつも,自分が他の人に望むとおりに他の人を扱いなさい」という優れた助言を適用すると有益です。(マタイ 7:12,新英訳聖書)ですから,請求書の支払いができないなら,その請求をしている人に話してみることです。話しさえすれば,正規の職が再び見つかるまで,別の返済方法を考えてくれることがよくあります。

      次に,自分の境遇について現実的な見方をするようにし,自分の持っているものを利用するための計画を立てます。少なくとも一つは有用なものを持っているはずです。それは仕事の経験です。それをもって,仕事を探しにかかります。

      しかし,以前の職から得られるはずのものをまず調べ上げてみます。退職金がもらえるでしょうか。雇用保険に入っていたでしょうか。失業給付がもらえるでしょうか。ほかにも政府の援助が何かあるでしょうか。こうした事柄を自分がみな知っているかどうか確認します。資格があれば,その適用を受けるために申請をします。本当に必要としている場合に,そのような援助を求めることをきまり悪く思うことはありません。例えば,けがをしたり具合いが悪くなったりした時に,医療を受けることをきまり悪く思うでしょうか。それに,そういう基金があるというのも,あなたやほかの人たちが税金を支払ってきたからかもしれません。ですから,それを保険の給付とみなすことです。こうしたことのほかにも努力できるどんな分野があるでしょうか。

      不必要な出費をなくす: さて,失業しているいないに関係なく,自分の身の周りを見回して,経費を減らしたり,なくしたりするためには何をすべきか考えてみてください。それには生活様式を変えることが必要かもしれませんが,緊急事態には現実的な方法で対処しなければなりません。例えば,次のような点を考えることができるでしょう。暖房や空調の費用を削るようにします。ある家庭では,温度調節器の目盛りを少し変えるだけでそれができるかもしれません。また,現在使っているものの代わりにもっと安い燃料を使うことを考えてみます。

      中には,たばこに年間400㌦(約9万6,000円),アルコール飲料に年500㌦(約12万円),そして外食に年1,500㌦(約36万円)を費やす人もいます。このような人の場合は,限られた収入で生活する方法として,これらの出費についてできることがたくさんあります。

      テレビを何台持っているか考えてみるのもよいかもしれません。同時に何台もつけておく必要があるでしょうか。一家に1台で十分ではありませんか。テレビなしで生活している人も少なくないのです。電話は幾つありますか。一つで十分ではありませんか。車は何台ありますか。ぜいたく品についてはどうでしょうか。スノーモービル,トレーラー,そのほか娯楽のための道具はどうですか。これらはいずれも燃料や修理や保険に経費がかかります。これらの品やその他余分の品物を売れば,出費を減らすことになるだけでなく,幾らかでも収入の足しになるでしょう。

      食費を節約する: 幾つかの家族がお金を出し合って,基本的に必要とされる食料品を卸値で大量に購入し,それからその食料品を分けることができます。安売りの目玉商品を探します。“旬のもの”を買い,その食品を冷凍やびん詰めその他の方法で保存します。中には,果物や野菜や肉などを全部農家から直接に買い,多額の費用を節約している人もいます。ある農家ではつみ取りをさせてくれますが,そうすればさらに節約になることもあります。これは家族にとって健康的な行楽ともなるでしょう。農家の中には,収穫の後,取り残したものを,それも無料で拾わせてくれるところがあります。この可能性を探ってみるとよいでしょう。

      自分の土地を使ったり,できるときには土地を借りたりして,野菜や鶏肉をすべて自給自足している家族もあります。生では使いきれないほどたくさんある場合には,びん詰めや冷凍にすればお金の節約になります。土地を借りるだけのゆとりがなければ,農家の人や友人や親族に,無料で土地を幾らか使わせてもらえるかどうか尋ねてみるとよいでしょう。年齢や健康の関係で,そのように土地を利用することができないなら,窓辺に置く植木箱でどんなものが栽培できるか,近くの図書館で調べてみるとよいでしょう。そのようにしてできる事柄と,それによって節約できる金額に驚かされるかもしれません。

      ある母親たちは市場やスーパーマーケットで,土曜日の午後になると傷んでもいない食料品を捨てているのを見つけました。店長が,週末に腐ってしまうかもしれないと考えたからです。それでその人たちは傷んでいない食品を,処分されないうちに取りに行くことにしました。前の日のパンなどを買って,すぐに必要ではないものは冷凍しておく人もいます。あるいは,自分でパンを焼けば節約になるかもしれません。こうした方法はいずれも節約に役立ちます。

      被服費を減らす: 自分で服を作ったり,育ち盛りの子供のいるほかの家族と衣服を交換したりすると,この面での出費を著しく減らすことができます。どうしても買う必要のある場合には,セールを待つようにします。また,質の良い服を扱う中古衣料の店に行ってみるのもよいでしょう。人々はよく,場所によってノミの市とかガレージ・セールと一般に呼ばれている所で,中古の品を売ります。子供たちはすぐに大きくなって服が着られなくなってしまうので,そうした場所では大抵よい買物ができます。(ガレージ・セールや裏庭セールは,子供のための安いおもちゃを買うのによい場所でもあります。)しかし,買う時には注意して,本当に必要なもの以外は買わないことです。衝動買いは禁物です。

      住まいで節約: 住宅ローンの返済が高くつく家や家賃の高い家をあきらめて,もっと分相応のアパートやハウス・トレーラーや田舎のほうの家に引っ越すという犠牲を払わなければならなかった人もいます。親族や友人たちの所へ引っ越さなければならなかった人もいます。必要な場合には家の一部を改造して二家族が住めるようにしました。そうすることによって,自動車1台分の経費を浮かすことができた場合もあります。幾年も前には,多くの家族がこのような仕方で生活し,みんなが大きな恩恵を受けました。言うまでもなく,このような取り決めでは幾らかの妥協が必要です。しかし,真の愛で克服できない問題があるでしょうか。親も子供たちも,祖父母と同じ家に住む喜びを味わえるかもしれません。

      失業は機会を差し伸べるものとなる

      失業することは恐ろしいことかもしれませんが,形を変えた祝福になることもあります。箴言 20章30節はこう述べています。「自分のやり方を変えるには,苦しい経験をしなければならないこともある」― 今日の英語聖書。

      失業は自己発見の機会になります。それによって,自分の生活を再評価し,物事を考え直す時間ができます。別の職業のほうが肌に合っていて,前の仕事よりもかえって楽しくやれることを発見したりするかもしれません。

      失業すると,家族内の関係を深める機会ができます。人々は余りにも忙しすぎて,あるいは1日一生懸命働いて疲れ切っているために,思うように配偶者や子供たちのことを知る機会がないということはよくあります。しかし失業中は,食事を作ったり,前々から言われていた押し入れの棚をもう一つ余分に作ったりして,これまでは時間がなくてできなかったような事柄を家族と一緒に,そして家族のためにできるのです。しかし,職を探していることには変わりありません。問題は,どうやってそれを見つけるかということです。

      [7ページの図版]

      割安

      自分でつんでください

  • 職を見つける,あるいは自分で作り出す
    目ざめよ! 1984 | 10月22日
    • 職を見つける,あるいは自分で作り出す

      『でも,勤め口のほうはどうなるのだろう』と,尋ねる向きもあるでしょう。今までとは異なった分野に勤め口を見つけなければならないかもしれず,給料も安くなるかもしれません。しかし,幾らか少ない収入で満足することを学んだ人は少なくありません。さまざまな調整を加えることによって,収入は少なくなっても,前より余裕ができたことに気づくこともあるでしょう。この点で,どうしても必要なのは予算を立てることです。

      もう一つどうしても必要なのは,勤め口を探す際の粘り強さです。幾度か失望を味わうと,落胆してしまいがちなものです。しかし,勤め口は少ないかもしれませんが,辞職したり,退職したり,死亡したり,転属になったりする勤め人はまだいるのです。ですから,「街を歩き回って足で仕事を探すのが,今でも仕事探しのいちばん良い方法の一つである」と,ある新聞の記事にありました。工場や事務所や職業紹介所などに電話をかけ,それらの場所へ出向いてみます。新聞広告を読むようにします。また,「専門家たちは,空きのできた勤め口全体の5割ないし8割は1度も広告に載せられることがないという点で意見が一致している」ことに注目してください。それで,就職の機会があるかどうか,親族や友人や隣人に確かめてみることです。そして,自分のできる事,またやるつもりのある事柄などをその人たちに知らせるようにします。履歴書を用意しておいて,そのような人たちや就職申し込み先に置いてきます。a いざという時には,引っ越しをすることもいとわない態度が必要です。職のある地域は時とともに移り変わるのです。

      しかし,忙しくしすぎて,たまに息抜きをする時間までなくなってしまうようなことがあってはなりません。絶えず職探しをしていると緊張やストレスが高じてきますが,レクリエーションでひと息入れると,ほっとした気持ちになるものです。

      どれもうまくいかない場合はどうしたらよいでしょうか。あるいは,別の勤め口を確保するまで,どんなことができるでしょうか。仕事を作り出すことを学んだ人は少なくありません。これはサービス関係の分野で,つまり他の人々が望んでいるものや必要としているものを供給する業種で,特に成功しています。例えば,ある家族は自分たちの住む町に中古衣料を扱う店がないのに気づき,自分たちでそのような店を開いたのです。あるいは,“植物管理人”になるのはどうでしょうか。最近では,店舗・事務所・ホテル・空港のロビーなどの場所には緑の植物がたくさん置かれています。多くの場所にこうした植物を供給したり,その手入れをしたりすれば,大抵自分の都合のよい時間に仕事ができ,適当な収入が得られます。

      家を離れることのできない人々にも機会はあります。パンやケーキを上手に焼いたり,今住んでいる地方で需要の多いおいしい郷土料理をこしらえることができるかもしれません。上手にできていれば,自分の店で使うためにそれを購入するレストランも少なくないでしょう。あるいは,自分の製品を宣伝しなければならないかもしれません。大抵の都市には,週刊の新聞や買い物ニュースなどを載せた出版物があり,無料で広告を載せてくれます。スーパーマーケットには大抵,人々が売りに出したい品々を宣伝できるような掲示板が置いてあります。ポーリッシュ・ペーストリーを作っていた一婦人は,初めて出した無料の広告が意外な反響を呼んだのに驚きました。何と注文が200㌦(約4万8,000円)を超える額にまで達したのです。縫物や衣服の寸法直しなど,家でできる仕事はほかにもあります。この記事の終わりに,失業の苦しみを避けるのに役立った,自分で作り出せる可能性のある仕事を幾つか挙げてみました。

      大切なのは忙しくしていることです。必要なら,自発的に行なう無償の仕事でもよいかもしれません。自発的な無償の仕事をする利点の一つは,それによって自分が勤勉であることを,雇ってくれるかもしれない人に示せることです。それに加えて,他の人を助ける仕事に忙しくしていられるので,自信を深めることになります。

      積極的な見方を保つ

      これまでに述べた提案を採り入れて成功した人々の中には,以前の職に戻ることができても,今では戻ろうとしない人もいます。職を失ったおかげで,別の分野で仕事を見つけることができ,その仕事をするほうがはるかに楽しいことが分かったからです。経済的に多くの面で暮らし向きがよくなり,家族と過ごす時間も多くなっています。

      失業中だったり間もなく一時帰休させられる可能性があったりしても,望みを失ってはなりません。確信を抱いて将来に立ち向かうのです。聖書にある神の約束に対する強い信仰を抱いているなら,失業してもそれほど挫折感を覚えることがないでしょう。神が,「わたしは決してあなたを離れず,決してあなたを見捨てない」と言っておられることを覚えていればよいのです。また,「自分の思い煩いをすべて神にゆだねなさい。神はあなた方を顧みてくださるからです」とも言われています。―ヘブライ 13:5。ペテロ第一 5:7。

      こうした約束に対する信仰は励みを与えるものとなります。その信仰はここに挙げられている実用的な提案と相まって,失業という問題に対処するのに役立つでしょう。

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