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目ざめよ! 1979
目79 2/8 30–31ページ

世界展望

中国の“素早いメスさばき”による手術

◆ 優秀な外科医の仕事にとって,輸血はどれほど不可欠だろうか。ロンドン・タイムズ紙の保険部門通信員,ジョン・ローバーによる報告には啓発的な見識が示されている。中国訪問を終えたローバーは次のように書いている。「我々のグループの外科医師たちは,中国の医師が用いている“素早いメスさばき”の技術に感銘を受けた。手術のスピードと手ぎわよさ,とりわけ胃かいようの患者の手術で,出血が皆無に近かったことに心を動かされた。

「このことは中国における手術の多くについて言えるようである。輸血用の血液もあるにはあるが,血液に対する需要が少ないためだろうか,我々が知っているような血液銀行や献血運動は見られない」。

新法王へのメッセージ

◆ 「イタリアの一流経済週刊誌」として定評のある定期刊行物イル・モンド誌は,最近新法王ヨハネス・パウロ一世に対する公開質問状を公表し,教会の金銭の扱い方に「秩序と道徳」を求める訴えを行なった。その週刊誌の主幹パオロ・パネライ氏は次のように書いている。「法王聖下,正直なところ,わたしたちはバチカンが敬虔な活動のためだけでなく,経済的に自立したり,組織を維持したり,信仰を広めたりするのに[何が必要か],十分すぎるほど知っております。……しかし聖下,これらの目的を果たすためには,資本主義の提供する不謹慎極まりない手段以外にも道はあるとお考えになりませんか」。

イル・モンド誌はこの手紙に付随してある報告書を発表したが,その中ではバチカン銀行(宗教活動機関)が推定20億㌦(約4,000億円)の金を預っており,その一部は「イタリア最高の実業家たち」から預け入れられたものであると説明されている。同主幹は次のように問いかけている。「[バチカンが]銀行を経営するのは正しいことだろうか。その銀行の業務は,イタリア人が資本を[外国に]譲渡し,税金を免れさせる手助けをすることになる」。

ハイウェイでの暴力事件が激化

◆ 多くの国々で,いきり立った運転者同士のいざこざがずっと以前からドライブの特色となっていたが,ここ二,三年,この問題は険悪な傾向を帯びてきた。次の報告はその一例である。「最近記録された数字によれば,デンバー地方の運転者たちは,時々,ただウィンカーをつけ忘れたとか,一時停止の標識後の加速が遅かったとかいうだけの理由で気分を害され,互いに襲撃を加えるようになっている。デンバー警察は,先月だけでも運転者同士の射撃,刺傷,殴打などの蛮行を50件報告しているが,同警察はこの数字が表わしているのは恐らく,この時期に実際に発生した襲撃事件の三分の一に過ぎないだろうと述べている」。(デンバーのロッキー・マウンテン・ニュース紙)これらの攻撃が“他の面では法に従うごく普通の市民”によって行なわれることに警察は頭を痛めている。警察の一職員は,「彼らは撃ち合いを始めるようになった。これは困ったことだ」と述べ,シカゴの一警察官は,「これがだんだんありきたりの事になっている。あらゆる人がいら立っているように思える」と語っている。警察といえども例外ではない。カリフォルニア州では去年,車を走車線の外に出させた413人の警察官が相手の運転者に襲われ,負傷している。ちなみに1973年のその数字は244人だった。このように不穏な傾向が生じたのはなぜだろうか。その理由として,社会の緊張が増大したこと,交通機関の混雑が激しくなったこと,アルコール及び麻薬乱用の増大が挙げられている。

マリファナの危険

◆ 「マリファナは確かに危険をもたらすものである。この麻薬を飲みながら,体に何の異常もないと考える人はみな正常な判断力を失っている。マリファナは体全体に影響を及ぼす強力な麻薬である」。この評価は世界精神医学協会,麻薬依存部門の委員長を務めるロベール・デュポン二世博士が下したものである。同博士は次のようにも述べている。「私にとって最も大きな悩みの種の一つは,マリファナを使うことの危険性を理解させることのむずかしさであった。マリファナは確かに,人体のホルモンの度合い,人体の免疫性,人間の思考方法,肺の組織に影響を与えている。例えば気管支炎はマリファナたばこを吸う人たちの間で普通に見られるが,さらにマリファナはたばこの煙よりも,ガンに似た病巣を生じさせやすいことを示す実験結果もある」。

ホタルに学ぶ

◆ ホタルが光るのはなぜだろうか。ホタルの体内でルチフェラーゼと呼ばれる酵素がルチフェリンという別の物質に接触する時に発光が行なわれるのである。ルチフェリンの分子は刺激を受けると余分のエネルギーを光として放出するが,この光は火や電気とは違って熱を出さないため“冷光”と呼ばれている。現在のところ,ルチフェリンは複雑すぎて合成できないものの,科学者はこの過程の模倣を試みている。一つの成果は黄緑色の冷光を発する光の管である。それは二種類の液体を含有するプラスチックの管で,一方の液は内部に収められたガラス製の薬びんの中に入っている。その管が十分に曲げられるとびんが壊れ,中の液体が管の他の部分にある液と混じり合うことができる。その化学薬品は反応を起こし,刺激を受けた分子が生み出されて目に見える光を放つ。しかしホタルが88%発光するのに対して,化学薬品の分子が発光するのは16%に過ぎない。とはいえ,この光の管は三時間の読書ができるほどの明るさで,目印ないし警告灯としては約12時間の使用に耐える。

航空機による記録

◆ 1977年中,米国の航空会社は2億4,000万人もの乗客を運んだが,それは今までの最高記録であった。収益は7億5,400万㌦(約1,500億円)に上り,1976年の5億6,400万㌦(約1,100億円)を大幅に上回った。

ペットの飼い主

◆ 米国では,猫を飼っている人の半数は犬も飼っているとペットフード協会は報じている。米国人の家庭には2,300万匹の猫がいるものと思われる。

やせ型か肥満型か?

◆ 「社報,実業家の健康」を情報源として,インダストリー・ウィーク誌が伝えるところによると,ある研究は,「家族の収入が増加すると,男子は太りぎみになり,女子はやせぎみになる」ことを示しているという。また高等教育を受けた女性の脂肪は,その機会の少なかった人々のそれより何らかの理由で20%うすい。男子の場合,高等学校を卒業しなかった人々の脂肪の層は,12年間の教育課程を終えた人より10%うすい。

あなたの睡眠時間は?

◆ 米国人は60年前に比べると,平均一時間半ほど睡眠時間が減少している。これはフロリダ大学の准教授で心理学者のウィルス・ウェブ氏の20年間に及ぶ研究から導き出された結論である。成人のアメリカ人は平均毎日七時間半眠るが,15%の人々は八時間半以上眠ると言われており,さらに15%の人々の睡眠時間は一日六時間半に満たないという。ウェブ氏は「我々は電気の光によって,暗闇というまゆをはぎとってしまった」と語っている。

もうかる“テディ・ベア”

◆ 子供たちに大変人気のある“テディ・ベア”のおかげで,この人形の製造会社は毎年約6,000万㌦(約120億円)の利益を上げている。この有名なぬいぐるみの“動物”は,75年前に西ドイツのミュンヘンとシュトゥットガルトの中ほどにあるギーンゲンで初めて作られた。トゥー・ザ・ポイント・インターナショナル誌によれば,その“クマ”は1903年,ライプチヒ博覧会に初めて登場したが,「もしある米国人の買い手が『一時の思い付きで』それを3,000個注文し,そのうち二,三個が米国の大統領“テディ・ルーズベルトの宴会のテーブルに飾り物として置かれる結果にならなければ,もう姿を消していたことであろう」。その後ほどなくして“テディ・ベア”は世界に名をはせるようになった。

スケートボードを持っていますか

◆ 1973年に米国でスケートボードによって負傷し,救護室で手当てを受けた人は3,682人だけだった。しかし1977年にその総数は14万70人に達した。これは消費者製品安全協会の全米傷害情報広報機関による報道である。

レクリエーションのもたらす災い

◆ 幾百万もの米国人が“週末運動選手”となりマラソンのような種々の活動に携わることによって,体重の減量を図り,体調を整えようと試みている。しかしこうした人々の多くは年配の人々で,体の不調をおして遠距離を無理に速く走るため,レクリエーションとして行なう運動中に負傷する件数が次第に増加している。その数は1963年は1,200万件,1971年は1,700万件,1977年には2,000万件で,そのうちの多くの人が入院を必要とした。その中には心臓発作で死亡した人もいる。ニューヨークの整形外科医B・バーソン氏は「30か40以上の年齢になったら,絶対に,20歳のときと同じことを体に要求できないということを銘記すべきである」と語っている。35歳を過ぎた人に関してはどんな運動の計画を始めるにしても,まず徹底的な身体検査がすすめられている。

コンピュータがはじきだす“優良な牛”

◆ 米国ホルスタイン・フリージャン協会は「優良な牛を飼育するため」,コンピュータを用いているとあるスポークスマンは述べている。100年位前からの,登録されたホルスタイン種の乳牛,1,000万頭の血筋や特徴がマイクロフィルムか同協会のコンピュータ記憶貯蔵所に収められている。その装置を使えは登録されているあらゆる雄牛や雌牛の血統,家系,特徴がほぼ即座に確認できる。職員たちはコンピュータを用いてつがわせることにより,同国の最も有名な乳牛種であるホルスタインの搾乳量が著しく増加したと述べている。

宝のもちぐされ

◆ アメリカの労働統計局は,1985年までの間,大学を卒業した求職者のうち約四分の一が,従来学位を必要としなかった仕事に就かねばならないと指摘している。言い換えると,通常学位を要する約770万件の仕事をめぐって,約1,040万人の卒業生がしのぎを削ることになる。その結果,270万人の人々は他の職を捜さねばならない。

自動車の維持費

◆ 車を走らせるのにどれ位の費用がかかるだろうか。チェンジング・タイムズ誌は生活費の研究を専門とする会社の分析結果に基づき,「ことのほか多額である」と述べている。保険金,免許証,税金,維持費,ガソリン,オイル,タイヤ,下取り品の価格,1978年型の車で一年間2万2,500㌔の距離を四年間走った場合の出費と減価償却を考慮に入れて,その会社は次のような一週間の平均経費を算出した。

― 四気筒のサブコンパクトカー: 46㌦(約9,000円)

― 六気筒のコンパクトカー: 50㌦(約1万円)

― 六気筒の中型車: 51㌦(約1万円)

― 八気筒の大型車: 58㌦(約1万1,000円)

― 高級大型車: 83㌦(約1万5,000円)

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