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    目ざめよ! 1975 | 3月8日
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      倒産ブーム

      ◆ 1974年の初めの四か月間に西ドイツでは2,400件の倒産があった。これは前年の同期に比べると40%の増加である。

      命取りになるちり

      ◆ “技術の進歩”には,必ずなんらかの被害が伴う。それは必ずしもすぐに表面に出ない。その一つは職業病である。英国の労働組合会議の医学顧問ロバート・マーレー博士は次のように報告している。「職業と関連のある最も重大な病気はちりに起因する病気である。それは世界中の労働者,つまり,石炭,金,ダイアモンド,銅などの鉱山で働く鉱夫に影響を及ぼす。穴をあけたり岩を砕くために,あるいは石炭や鉱物を得るために人が地下へ行く所ではどこでも必ずちりがあり,初めてそれにさらされた時から数年以内に発病する」。

      暴乱な環境

      ◆ 暴力はアメリカの環境の一部となったとジョージア州アトランタ市のエモリー大学のユージン・C・ビアンチ博士は言う。クリスチャン・センチュリー誌の中で,同博士は青少年に知らないうちに深い影響を与える一つの態度を指摘している。「アメリカ人の家庭はまた直接手本を示すことによって暴力を教えている。特に父と母の関係においてそうする……妻を打つことに加えて配偶者遺棄の脅威がある。これは,社会に適応した結果自分を支える手段を持たなくなった女性にとって特に脅威となる。女性は無視されたり,活動や交友関係を制限されるというひどい扱いを受ける。少年はこの支配様式を観察し,後になって使うために,自分の性格の中に組み込んでおく」。

      交通機関のジレンマ

      ◆ 自動車の増加のために米国の諸都市は,同国の運輸長官C・S・ブリネガーが,“ひどいジレンマ”と呼ぶものに陥っている。20年間に自動車の数は二倍になった。1960年代に郊外の人口は三割以上増加した。それで通勤のために自動車を都市に乗り入れる人が増加し始め,毎日の交通マヒは深刻化した。なぜもっと多くの道路を建設しないのだろうか。『だれの土地を使って?』とブリネガーは尋ねる。それに,道路が増えれば自動車も増え,さらには排気ガスがひどくなることを意味するであろう。一方,新しい地下鉄網は一マイル(1.6㌔)あたり4,000万㌦(約120億円)かかるうえ,建設に10年間も費やさねばならない。

  • 聖書の第57番めの本 ― フィレモンへの手紙
    目ざめよ! 1975 | 3月8日
    • 『聖書全体は神の霊感を受けたものであり,有益です』

      聖書の第57番めの本 ― フィレモンへの手紙

      筆者: パウロ

      書かれた場所: ローマ

      書き終えられた時期: 西暦60-61年ごろ

      含まれている時代: 確定できない

      1 フィレモンへの手紙にはどんな特色がありますか。

      きわめて巧みで愛にあふれた,パウロのこの手紙は,今日のクリスチャンにとっても大いに興味のあるものです。「諸国民への使徒」であったパウロの手になる書簡で今日に残るものとしてこれは一番短いものですが,聖書全体から見ても,内容がこれより少ないものは,ヨハネ第二,第三の手紙だけです。また,パウロの記した「私的な」手紙としてこれは唯一のものです。つまりこれは,どこかの会衆や責任の地位にある監督に公式にあてられたものではなく,一人の私人にあてられたものであり,パウロがそのクリスチャン兄弟と相談することを願っていた特別の問題だけを扱うものです。それは,フィレモンという,明らかに裕福な生活をしていた人であり,そのフィレモンは,小アジアの内奥,フリギアの都市コロサイに住んでいました。

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