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    ものみの塔 1960 | 8月1日
    • は,後になつてそれが間ちがつた親切であることを知りました。

      もちろん,そのような知らせを告げる正しい時と正しい方法があります。それは適当な時でなければならず,その方法は同情心にみち,しかも不当に悲しい仕方であつてはなりません。そのような診断でも,希望を持てると告げるのは間ちがいではありません。今日の医学の知識は,完全で間ちがいがないとは言えないからです。愛,知恵そして節制の中に,その事を適宜に言いだすことができます。そして,その結果は前よりもはるかに大きな愛情のきずなが得られます。そのような時には復活の希望,新世社会の成員としてすでに楽しんだ祝福,および将来に得られる祝福についても語ることができます。

      将来の結婚配偶者に自分の過去 ― 例えば,エホバの証者のひとりになる前のとき ― について,自分に不利な真実を語ることはどうですか。もしそのことが話しに出て,尋ねられたなら,真実のことを語らねばなりません。その者には聞く権利があるのです。もし尋ねられないなら,それはその人の分別と良心の事柄にゆだねられます。しかし,その知らせは相手にとつて肝要なものでありながら,相手はそんなことはとうていあり得ないと考えて尋ねようとしない場合には,そのことをこちらの方から自発的に知らせるべきです。愛と理解に信頼して,そのことをゆるしていただけると考えねばなりません。もし幻滅の悲哀というものがあるなら,結婚後よりも結婚前にある方が良いでしよう。イエスの述べた有名な原則は,ここに適用されます,「だから,何事でも人々からしてほしいと望むことは,人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者である」。―マタイ 7:12,新口。

      しかし,クリスチャンが常に留意しなければならぬ一つの例外があります。キリストの兵士であるクリスチャンは,神権的な戦争を行なつています。それで,神の敵に接する際は,いつそうの注意を払わねばなりません。聖書の示すところによると,神の側の益を守るために神の敵から真実を隠すことは適当です。このことについての聖書的な一例は,遊女ラハブの例です。彼女は,イスラエル人の神エホバを信じていたのでイスラエル人の間諜をかくしました。彼女は,その行いと言葉によつてこのことをいたしました。エホバがその行ないを是認されたことは,ヤコブが彼女の信仰をほめていることから分ります。―ヨシュア 2:4,5。ヤコブ 2:25。

      このことは,1956年5月15日号の「ものみの塔」内に説明されているごとく,「戦術」ということであり,また,狼の中にいて「蛇のごとく用心深く」しなければならぬというイエスの助言とも一致するものです。クリスチャンが証言台に立つて真実を語ると宣誓させられる場合,発言するならそれは真実のものでなければなりません。発言して兄弟たちを裏切るか,あるいは発言しないで法廷侮辱罪を受けるか,そのどちらかを選ばねばならないとき,円熟したクリスチャンは自分の福祉よりも兄弟たちの福祉の方を重んじます。イエスの次の言葉を記憶しているからです,「人がその友のために自分の命を捨てること,これよりも大きな愛はない」。―マタイ 10:16,新世。ヨハネ 15:13,新口。

  • エホバの証者の年鑑からの抜萃
    ものみの塔 1960 | 8月1日
    • エホバの証者の年鑑からの抜萃

      中国

      人口 621,225,000人

      最高伝道者数 32人

      比率 18,800,000人に1人

      上海で1947年以来宣教者として忠実に奉仕していた2人の英国人の兄弟が逮捕されたことは,世界中に知れ渡りました。1958年10月16日,イサカ市の「ジャーナル」紙は「共産主義者は中国のものみの塔代表者を逮捕した」という見出しをかかげました。東京からの報告は,こう述べていました,「今日の北京からのラジオは,5人のエホバの証者を逮捕して,その宗派を禁じたと報じていた。その5人 ― 2人は英国人で3人は中国人 ― は,共産主義中国の『社会主義の建設』を破壊するものと告訴された」。もちろん,このすべてはいつわりです,これらの宣教者と仲間の任命された奉仕者がしていたことは,神の御国の良いたよりを伝道することでした。神の御国は,その伝道のわざに参加するにふさわしい人々,そして宇宙の主権支配者なるエホバ神と愛子キリスト・イエスに全き信仰を持つ人々に,生命,健康,そして繁栄をもたらします。もちろん,共産主義は神への信仰を許しません。彼らには彼らの宗教,共産主義の信仰があります。

      協会は,中国に宣教者として派遣された2人の英国市民について,英国の外務省と絶えず接触を保つています。英国の外務省が受けとつた言葉は,その2人が元気であるということだけです。中国政府は,英国の外務省にそれ以上のことを知らせません。そして,中国にいる支部の僕および補佐と通信することは許されません。しかし,真理に入つている者は,いまでも忠実を保つており,機会があるかぎり伝道しつづけている,と私たちは知つています。報告を受け取ることは非常に困難です。彼らが他の場所のすべての兄弟たちのために祈るように,私たちは彼らのためにエホバ神に祈ります。これらの兄弟たちは苦しみをうけている故,私たちはもちろんいつでも彼らのことを留意しています。

      神を認めぬ共産主義は,たしかにハルマゲドンの戦いにおける最終的な滅亡に向かつて準備しています。『愚かな者は,神がないと言う』。

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