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エホバのみ名を担う誉れ王国宣教 1985 | 1月
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憐れみ,慈しみ,辛抱強さ,愛ある親切や真実さについて考えます。(出エジプト 34:6)エホバは主に愛の神です。イエスは,ご自分が弟子たちにエホバのみ名を知らせたと言われました。なぜでしょうか。弟子たちが神の愛を経験できるようにするためでした。(ヨハネ 17:26)それで,エホバのみ名をふさわしく担うことには,イエスに見倣い,その特質をわたしたちの生活において示すことが含まれます。―ヨハネ 13:35。
み名をふさわしく担うことの影響
4 わたしたちが魂をこめてエホバに仕える時,積極的な影響が他の人々に及ぶのが観察されます。人々は,すべての国々で真の崇拝において一致している,幸福な,恐れることのない民としてわたしたちを見ます。わたしたちは,惑溺性のある麻薬や不道徳な習慣から離れています。わたしたちの家族や結婚は,聖書の原則を適用した結果,ほとんどの場合に幸福なものです。エホバの証人は正直ですし,盗んだり,だましたり,うそをついたりしないので,多くの雇用者たちはエホバの証人に自分たちのために働いてほしいと思います。大勢の人々は,わたしたちが世の人々と異なっていることを見,公の声明によってわたしたちをほめています。(塔83 9/1 10ページ; 塔84 1/1 7ページ; 目82 1/8 14ページ参照)わたしたちのクリスチャンの振る舞いは,誠実な人々をエホバに引き寄せているのです。
5 しかし,エホバのみ名に対するわたしたちの敬意の最大の証となるものは,エホバの王国の良いたよりを宣べ伝えることです。全世界からの励みある報告によると,神の民は熱心にこの宣べ伝える業にあずかっています。ますます大勢の人々が補助ならびに正規開拓奉仕を捕らえようと努めています。あなたは,そのような奉仕の喜びを経験したことがありますか。もしなければ,今年のいつか,そうしてみることができますか。そうすることにより,神のお名前と目的についてさらに大勢の人々に話す何と優れた機会がもたらされることでしょう。
6 身体的に自分より強い人や,妨げとなるものが少ない人たちほど多くのことを行なうのが事情によりできないとしても,落胆しないでください。各人が持てるものを用いてできる最善を尽くす時に,エホバのみ名はたたえられるのです。宣べ伝えることに心をこめて携わろうとする霊により,わたしたちが神の愛に感謝していること,また神を敬いたいと思っていることを示せます。
予約を提供しなさい
7 エホバのみ名を他の人々に知らせる際の大きな助けは,「ものみの塔」誌です。過去105年間にわたって,それはエホバの王国を告げ知らせるのに用いられてきました。それは,1月と2月にかけてわたしたちが用いることのできる強力な道具です。その月々わたしたちは,1,800円の寄付で「ものみの塔」の予約を提供します。3,600円の寄付で「ものみの塔」と「目ざめよ!」両方の予約を提供することもできます。提供する際,それらの雑誌の中にある聖書的な知識の価値を強調してください。あなたの熱意によって,霊的に心を向ける人々は予約するよう動かされることでしょう。
8 予約をする人たち,また個々の雑誌を求める人たちは,エホバについてさらに多くのことを学ぶことができ,彼らもエホバのみ名を担う誉れにやがてあずかる希望が十分にあるのです。―ローマ 10:13。
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「ものみの塔」と「目ざめよ!」から十分に益を受ける王国宣教 1985 | 1月
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「ものみの塔」と「目ざめよ!」から十分に益を受ける
1 それらは,聖書預言の成就となっている世界の出来事をずっと見張っています。それらは,物事の真相を探り,現代の出来事の背後の真意を指摘します。それらは,聖書を指し示し,今日の諸問題に対処する方法をも示します。最も重要な点としてそれらは,唯一まことの神であるエホバへの確信を強め,地上のその真の組織を見分けます。それらとは,「ものみの塔」と「目ざめよ!」です。あなたはそれらから益を受けていますか。
どのように益を受けるか
2 自分用の予約をすれば,わたしたちは間違いなくその号の日付より前にすべての雑誌を手にすることができますので,野外で提供する前に注意深く調べることができます。雑誌が家庭に送られるのは平均して大体週に一つの号なので,一定の量の霊的食物が供給され,同時に平衡の取れた読書の予定を立てられます。子供たちも,自分用の予約をすることによって益を受けられます。まだあなたが自分用の予約をしておられなければ,今週そうすることを真剣に考えてください。
3 受け取ると,どの号もある程度の期待を起こさせます。しかし,それからどうしますか。単に雑誌のページをくって,主題やさし絵に目を留めるだけですか。それとも,座ってすぐに少なくとも一つか二つの記事を読み,それからできるだけ早く残りのすべての記事を読みますか。
4 「ものみの塔」には,新しい理解や異なった取り上げ方,会衆での新しい手順が説明されることが少なくありません。その大切な情報は,研究記事だけでなく,普通副記事と言われているものの中にも見いだせます。あなたは,将来参照するために,新しい点や他の大切な情報に印を付けますか。自分の書棚用に各号を1冊ずつ取っておきますか。そのようにすれば,それら築き上げる情報の泉である「ものみの塔」と「目ざめよ!」に対する認識を増し加えることができるでしょう。
1月と2月の提供
5 1月と2月中に再びわたしたちは,「ものみの塔」か「目ざめよ!」,あるいはその両方の予約を提供します。もしわたしたちが個人としてそれらの雑誌の独特の価値に確信を持っており,それらを読んで自ら十分に益を受けているなら,わたしたちは誠実で確信のこもった熱意をもってそれらの雑誌を他の人々に提供することでしょう。世界中でその二つの雑誌だけが命への道を指し示しているのです。わたしたちは十分の確信をもってそのように言うことができます。予約するようにとのわたしたちの招きにこたえ応じるなら,他の大勢の人々が「ものみの塔」と「目ざめよ!」から十分に益を受けることでしょう。
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巡回大会 ― 実際的な助言王国宣教 1985 | 1月
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巡回大会 ― 実際的な助言
1 1984年秋からこの冬にかけて,「もはや自分のために生きるのではない」という主題で開かれた巡回大会は,利己的な考えを避ける上でわたしたちの助けとなる情報を提供しました。人生が意義のあるものとなるためには,人は何よりもエホバのご意志を行ない,エホバを喜ばせることに関心を持たねばなりません。(コリント第二 5:14,15)わたしたちは正しいことと悪いことを見分けることができなければなりません。(ヘブライ 5:14)エホバの家におけるわたしたちの場所を認識するとき,わたしたちは誉れある目的のための器として奉仕できるのです。―ローマ 9:21。
2 2月から始まる一連の巡回大会の主題は,「不敬虔と世の欲望とを振り捨てなさい」というものです。聖書はなぜそのようなものを退けるようにと教えるのでしょうか。(テトス 2:12)そのような生き方はどのようにわたしたちの保護となりますか。それはなぜ救いのために肝要なことなのでしょうか。エホバの民に危険をもたらす,不敬虔や世の欲望の特定の分野にはどんなものがありますか。わたしたち個人個人の欲望のあるものをなぜ用心すべきものと見る必要がありますか。この新しい巡回大会のプログラムの中で,これらの質問や他の大切な多くの質問が答えられるでしょう。
3 「開拓奉仕は益になります」,「わたしたちの動機を調べる」といったプログラムの部分は,エホバへの奉仕にあって活発さを保ち,世から離れた清い状態にとどまるわたしたちの決意を強めるでしょう。このすばらしい巡回大会のプログラムに出席するよう,是非,明確な計画を立ててください。
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