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  • 贈り物に注意しなさい!
    ものみの塔 1957 | 12月1日
    • 贈り物をしたり受けたりすることは何も政治家たちに限られたことではありません。1957年の春,新聞は,南西部の,ジェームス・J・スチューワートという牧師が,秘密審問によつて牧師職をうばわれた事を述べたことがあります。それは彼が,教会の役員たちの行,つまり彼らの管下にいる牧師たちから『愛の贈り物』をさせ,返礼として牧師たちを彼らの司教に推薦するということに反対したためです。

      丁度同じ頃,労働組合の幹部たちの不正な取り引きが新聞の見出しにあらわれました。工業界の上役たちは,労働組合の幹部たちに貸附を行うだけでなく,公然と贈与を行つていると,語つていました。しかも,それは普通の事であつて,時には政府の役人でさえ政府の契約が含まれていれば,そのような贈与を認めて,必要な金さえも供給していると,或る場合には言い張つたのです。

      一つの著しい例外があります。それは国際婦人服労働組合の組合長デユビンスキーです。彼は組合の幹部たちが雇用者から贈り物を受けることを厳禁する規則をつくつただけでなく,この規則がつくられる前に贈り物を受けたことのある者は彼に告白するよう要求しました。ではなぜ彼はこのような規則を設けたのでしようか。彼はそれが,労働組合の幹部たちに『腐敗的な影響』を与えることをよく知つていたからです。彼はこの行によつて,3500年前に,神がモーセに与えられた次のような律法に一致していたことになります。即ち,賄賂は『人の目を暗まし義者の言を曲しむるなり。』そうです,『賄賂は人の心をそこなう。』― 出埃 23:8。伝道 7:7。

      或る人は贈り物を受ける時に,友人と見える者ならば,彼から贈り物を受けるのは別に悪いことではないと無邪気に考えるかも知れません。しかしその人は,そうすることによつて無意識のうちに贈り主に恩を負うようになり,又或る意味でしばりつけられているのです。そしてその人の裁きは,その事実を認めても認めなくても,曲げられてしまうのです。物を贈り又それを受ける事柄について『へびのごとく用心深く,はとのごとく無実であれ』といういましめを適用するのはよいことです。賢明な人は,もし自分が恩恵を与えるような立場にいれば,贈り物を受ける前によくよく熟考するでしよう。聖書は誠に正しいことをしたいと欲している人々の光であり灯であります。―マタイ 10:16,新世。

  • 1957年の地域大会の顕著な点
    ものみの塔 1957 | 12月1日
    • 1957年の地域大会の顕著な点

      1957年の夏,ヱホバの証者のクリスチャンたちは多くの大会に集りました。これらの大会は『生命を与える叡智』地域大会として知られ,主にヨーロッパ,カナダ,アメリカ合衆国で開催されました。そしてこの大会でヱホバの御名と御国は人々に知らせられ,又献身したクリスチャンにとつては,大会は豊かな霊的御馳走をいただく好機であり,兄弟の楽しい交わりの時,又兄弟につかえ御言葉を伝道するよい機会にみちていることを証明しました。

      英語で行われた大会で特筆すべき事柄は,聖書の詩的な5冊の本,ヨブ記,詩篇,箴言,伝道の書,雅歌で構成されている,ヘブル語聖書の新世訳第3巻(英文)が発表されたことです。これは非常な歓迎を受けました。奉仕者たちは熱心に最も新しい聖書の研究と一致している改良された聖句の新しい表現や翻訳を見出すために,すみからすみまで調べました。

      全体としてこれらの大会での大きな事柄は日曜日の午後行われた『諸国民の癒しは近し』と題された講演でした。これには一般の人々も招待され,講演がおわつてから,この講演をその土地の言葉で書いた32頁の小冊子が出席した人々全部に無料で渡されました。

      多くの講話がなされましたが,その中で特筆大書すべき顕著なものとして,新しく翻訳された聖書の詩的な5冊の本の内容を要約した講話をあげることができます。これらは現在全部,ものみの塔に示されています。先ず最初に11月15日号には『終りの時におけるヨブのごとき忍耐』が掲載されました。また『唯一の神に捧げる万民の讃美』もまもなく載せられます。次には箴言の説明,『現代に対する賢明な言葉』が続きます。大会の主題となつたのは,神の知恵と人間の知恵との対照でした。そしてそれは知識と知恵と理解の明確な区別を示しました。

      次に行われたのは,伝道の書に基づいた,『無益な業と価値ある業の集合者』

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