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  • 今はどれほど緊急な時ですか
    ものみの塔 1979 | 1月1日
    • して,エホバはやがて,ユダヤ人のその「曲がった世代」,主イエス・キリストを,すなわち「命の主要な代理者を殺し(た)」その世代に対する裁きを執行されました。(使徒 2:40; 3:15)クリスチャン会衆,『王国のこの良いたよりを……証しのために,人の住む全地で宣べ伝えよ』という師の命令の緊急性を認めてひたすらそれに従ったその小さなグループはどうなりましたか。終わりがまさに到来した時,その活動的な信仰が彼らを救いに至らせたのです。彼らの忍耐には報いがありました。―マタイ 24:13-16。

      事の流れの中でわたしたちはどこにいるか

      14 比べて言うと,「良いたより」は今日どの程度まで宣べ伝えられていますか。どんな成果を生みましたか。

      14 いま一度,時代の絶頂に,「良いたより」が「天下の全創造物の中で宣べ伝えられ」ています。(コロサイ 1:23)しかし今日,その宣べ伝えるための地は『人の住む地』全体に及び,「北の王」と「南の王」の領域,およびアフリカ,南北アメリカ,アジア,オーストラリアの他の多くの国々,海洋の島々を含んでいます。そのような全地球を囲む大々的証言がわずか60年ほどの間になされたのは,ただエホバの霊による以外にありません。そして今なお新しい人々がエホバの組織に集まって来ています。使徒の時代,離散したユダヤ人社会に最後の警鐘を鳴らすのに40年近くかかりましたが,今日の区域はそれよりはるかに広範に及んでいます。

      15 啓示 7章の「四方の風」が押しとどめられてきたのはなぜですか。

      15 しかし今,わたしたちは事の流れのどこにいるのでしょうか。啓示の7章がそれに答えています。その中で使徒ヨハネは,「四人の使いが地の四隅に立ち,地の四方の風をしっかり押えて」いるのを見ました。これは滅びをもたらす風です。やがてそれらは『地と海と木を損なう』ことになっているからです。しかしまず,「わたしたちの神の奴隷たち」の額に証印を押さねばなりません。かつて1914年,『世の王国が彼らの主[エホバ]とそのキリストの王国となった』時,それらの奴隷たちは直ちに終わりが到来して,自分たちが天の主のもとに集められることを待ちこがれました。しかし,それは起きませんでした。エホバは彼らがまだこの地上でなすべき仕事を有しておられたのです。加えて,彼ら自身も練り清められ,千年続くキリストの王国で後に行なう祭司の務めのために備えをする必要がありました。こうして「地の四方の風」はしばらくの間とどめられました。―啓示 7:1-4; 11:15。

      16 み使いたちが「風をしっかり押えて」きたことはほかのどんなグループの益になりましたか。その人々はどんな希望を抱いていますか。

      16 エホバはその豊かなあわれみと愛ある親切のもとに,霊的イスラエルすなわち「神のイスラエル」に属するこれら「奴隷たち」を,もう一つ別のグループ,すなわち「すべての国民と部族と民と国語の中から来た……大群衆」のために行なう壮大な仕事に用いてこられました。霊的イスラエルの14万4,000人の成員すべてが天での奉仕に入った後にも,「わたしたちの主とそのキリストの王国」はこの地上に住む人々を治めてゆくのです。そして,1930年代の半ば以降この「大群衆」が登場し,そのため今日では200万を超える人々が王国の地上の臣民として奉仕を続ける期待を抱いています。これらは,「新しい地」つまりエホバ神の主権のもとに永久に生き続ける,義にかなった人類社会の中核をなす人々です。(啓示 7:9,10; 21:1,3-5。ペテロ第二 3:13)しかし,み使いたちは,依然「地の四方の風をしっかり押えて」います。これはなぜですか。

      17 どんな理由でみ使いたちは引き続き『風をとどめて』いますか。

      17 それは,その証人たちがこの地上でなすべき仕事をエホバがなお有しておられるからにほかならないでしょう。集められるべき,「大群衆」に属する人々がなおいるのです。近年,記念式の集まりに数百万の人が出席していること,加えて,アジアの多くの国々,海洋の島々,ヨーロッパのカトリック諸国などで証人の数が引き続き着実に増加していることは,集める業がまだ終了していないことを示しています。エホバの民のすべてがこの邪悪な体制の終わりに至るまで自分の奉仕にひたすら励んでゆくことは極めて大切です。―マルコ 13:10。エフェソス 5:15,16。

      18 (イ)どんなふるい分ける業が今進行しているように思えますか。(ロ)コリント第二 13章5節のパウロの勧めに十分注意すべきなのはなぜですか。

      18 また,1914年に続く十年間油そそがれた残りの者をふるい分ける大きな業がありましたが,ちょうど同じように,「大群衆」に属することを自任するある人々をふるい分ける業が今日進行しているように思われます。使徒パウロの次の言葉はこの危機の時に住むわたしたちすべてに特に適切です。「自分が信仰にあるかどうかを絶えず試しなさい。自分自身がどんなものであるかを絶えず吟味しなさい」。(コリント第二 13:5)わたしたちはエホバに対する自分の献身を真に大切なものとみなしていますか。それはエホバに対して得た非常に親密な関係であり,イエスの犠牲に基づいて可能になったものです。今の時に特権としてあずかり得た仕事,その壮大な仕事においてみ父およびみ子と一つになり得たことを認識していますか。エホバ神,またわたしたちの隣人に対する純粋な愛に基づいて奉仕をしていますか。それとも,ハルマゲドンの戦いの際に“なんとか無事に助かること”,ただそのことがわたしたちの動機となってきましたか。「大群衆」に属する者であるなら,わたしたちは「大患難」に至るまで「昼も夜も」ずっと神への奉仕を続けるのではありませんか。あるいは,自分の警戒を怠り,快楽,不道徳,世の煩いなどによってサタンがわたしたちを圧倒するのを許してしまうでしょうか。

      19 (イ)わたしたちは,み使いたちが今この時まで「風をしっかり押えて」きたことをなぜ喜べますか。(ロ)コリント第二 13章11節の言葉にしたがい,わたしたちは今日どのようにして神の組織の前進と歩調をそろえてゆくことができますか。

      19 四人の使いは地の四方の風をいつまでも「しっかり押えて」いるわけではありません。わたしたちは,その使いたちが今この時までそうしてきたこと,それが幾百万の人々の救いに至ることを喜べます。しかし,時は急速に尽きてゆきます。わたしたちは活気を保ち,用心を怠らず,常に地上の神の組織と共に歩みを進めてゆくことが必要です。この危機の時代に,エホバのみ名を賛美する点で完全に一致和合した唯一の世界的兄弟関係の中に加わり得ていることは何という喜びでしょう。それと歩調をそろえてゆくために,わたしたちは自分の態度や見方を時おり調整してゆかねばならないかもしれません。しかし,それを謙遜に行なう態勢を常に整えていましょう。事の緊急性をわきまえて奉仕を続けるため,神の民すべてと分かち合う喜びを保つためです。パウロはこう諭します。「終わりに,兄弟たち,引き続き喜び,さらに調整を加えられ,慰めを受け,同じ考えを持ち,平和に生活してゆきなさい。そうすれば,愛と平和の神があなたがたと共にいてくださるでしょう」― コリント第二 13:11。

  • 『ずっと見張っていなさい』
    ものみの塔 1979 | 1月1日
    • 『ずっと見張っていなさい』

      「ずっと見張っていて絶えず祈り,誘惑に陥らないようにしていなさい」― マタイ 26:41。

      1,2 (イ)イエスが使徒たちに「ずっと見張っていなさい」と命じたのはどのような事のある時でしたか。(ロ)しかし使徒たちはそれにどのように応じましたか。

      イエスはどのような時にこの言葉を語られましたか。それはイエスの地上の生涯の最大の危機の時,裏切られ,捕縛され,裁かれ,処刑されるその直前のことでした。それは人類史上最も重大な日となるはずでした。そのとき起きようとしていた事は全人類の救いにつながるのです。その日,イエスは自分の命を犠牲としてささげるはずでした。終わりまで忠実に奉仕し続けた子として,彼は自分の最期の言葉で,「成し遂げられた!」と父に報告することができるでしょう。―ヨハネ 19:30。

      2 しかし,イエスの使徒たちは何をしていましたか。使徒たちは,自分の死を記念する催しを創始するその師と共にいてそれに加わったばかりでした。その深い意義を認識していなかったとはいえ,彼らはそれが非常に重大な時であることは知っていました。それなのに,イエスがゲッセマネ

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