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わたしたちの模範者をひたすら見つめる王国宣教 1971 | 3月
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3月28日は特別講演: みなさんを招待しましょう
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3月か4月までには?王国宣教 1971 | 3月
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3月か4月までには?
1 今年は3月28日,日曜日に,「神の話されたすべての物事の回復」と題する特別講演を楽しむことができます。さらに,4月9日金曜日には,キリストの死の記念式が行なわれます。聖書研究生や,関心を示す他の人々を伴ってわたしたちが出席することに加えて,迷えるもの,すなわち,かつてはエホバの奉仕に活発に携わっていたにもかかわらず,現在では交わりを中断している数千名の人々をさそって,その人たちに出席してもらうのはなんと大きな喜びでしょう。
2 数千名ですって? 数千名もの人が不活発になったのですか? そうです。1967から1970奉仕年度にかけて,日本では1,329名の人々が,エホバに対する活発な奉仕をやめました。この人たちが再びエホバの祝福と恵みを受けるようになるには,彼らを助けねばなりません。
3 『その人たちは王国会館の場所も,集会の時間も知っている。それで十分なのではないだろうか』と,考えるかたがいるかもしれません。いいえ,それで十分でない場合が多いのです。会館の住所を知ってはいても,霊的な見地から言うと,彼らは帰る道を知らず,また,帰ってくるだけの霊的な強さを持っていません。これは,1969年10月1日号の「ものみの塔」に掲載された,「時間のあるうちにエホバに帰りなさい」と題する記事の中で討議されているとおりです。
4 現在,不活発な状態にある人々の多くは,マタイ伝 18章12節でイエスが「迷へるもの」と描写した種類の人々かもしれません。そうした迷えるものがエホバに帰るのを助けることができるなら,それは彼らにとって救いを意味し,さらにわたしたちの心臓に喜びをもたらすものとなるでしょう。14節でイエスはこう言われました。「この小き者の1人の亡ぶるは,父の〔意志〕にあらず」。
5 どのようにして助けることができますか。何よりも,援助に応じる人と聖書研究を始めるよう努めることです。かつて迷っていた人々の多くは,聖書研究から助けを得て,霊の思いを取り戻しました。何を研究するかは,個人の状況によって異なります。たとえば,数年間迷っていた人々とは,「真理」の本を復習するか,研究するのがよいでしょう。迷っている人でも,心臓の状態が正しいなら霊的な食物の摂取にこたえ,まもなく,再び集会に出席しはじめることでしょう。もちろん,しばらくたっても答え応じない場合には,研究を中断し,エホバについて学ぶことと,エホバに仕えることを真に願っている人を助けるために,その時間を用いてください。ついでですが,「ともしび」の本の104ページに指摘されているとおり,不活発な伝道者との聖書研究を司会するために費やした時間,また,その研究は報告できます。
6 会衆の委員が,区城内に住む不活発な人々のリストを作り,有能な伝道者か開拓者,あるいはしもべがその人たちを訪問するよう取り決めを設けることが提案されています。不活発になった人を知っているなら,監督に知らせることができます。不活発な人が区域外に住んでいる場合には,その人の住所と名前を協会に通知してください。協会はその区域を持つ会衆に,喜んで連絡します。
7 迷える者の多くは,援助のおかげで霊の思いを取り戻しましたか? 幸いなことに,1967年から1970年の期間中,648名の人々が再び活発になりました。なんとすばらしいことではありませんか。そうです,迷える者に今,注意を払うことによって,彼らのうちの多くの人たちが霊的に助けられ,3月あるいは,おそくとも4月の記念式の時までにはわたしたちとともに集会に出席するようになることでしょう。これは,その人たちにとって永遠の命を意味しているのです。―ルカ 15:3-7,20-24。
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良いたよりを伝える ―「人間の諸問題を解決する政府」について王国宣教 1971 | 3月
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良いたよりを伝える ―「人間の諸問題を解決する政府」について
1 人々に良いたよりを伝える際のわたしたちの目的は,その人々の心臓を捕えることです。戸口を訪問する人に対して,なんとなく抵抗を感じる人は,「関心がありません」とか,「忙しいんです」とか言うことがあります。それは心臓から出たことばではなく,機械的な応答にすぎないのかもしれません。この理由から,話のまず始めに,相手に考えさせ,できるなら,心臓からの応答が得られるよう,その人の心臓に触れる事柄を何か述べることがたいせつです。次のような方法を用いることができるかもしれません。
2 非常に憂慮されている問題の1つは,現在の汚染状態ですから,こんなふうに言ってみてはどうでしょうか。「すべての人が今日,汚染の影響を受けています。わたしたち自身,それにわたしたちの家族に関係する事柄ですから,これは無視できない問題ですし,事態はよくなるだろうと考えるわけにもゆきません。科学者によると,汚染がなくならなければ,この世代のうちに人類は絶滅するであろうということです。ですから,なにも世界的な戦争を待たなくても,わたしたちは消滅してしまうかもしれないというわけですね。〔応答を待つ。〕都会では,子どもたちが走り回ったり,遊ぶにしても,肺や心臓が冒されはしないかと,心配しなければならないありさまです。空気にしろ,水にしろ,わたしたちを取り巻く環境全体が腐敗しきっていて,それが病人や死人を出しているというのが実状です。人間を創造された神が,この事態に対して何かをなさると思いますか。〔応答を待つ。〕地球を滅ぼしている人々を神が滅ぼす,と聖書に書かれていることは,なんと慰めを与えるものではありませんか。汚染の問題や,その他,人間が幾世紀もの間取り組んできた問題を,神が王国政府によって解決される時は間近に迫っています」。(ここから,次の聖句に移る。黙示 21:3,4。ダニエル 2:44または詩 37:10,11)
3 犯罪が増加しているため,家の人が個人的に直面する危険に注意を向けさせることによって,その人の心臓を呼び起こせる場合があるかもしれません。近所で事件が起こり,そのため人々が道を歩くのをこわがっていたり,家の中の安全が脅かされたりしているなら,まずそのことに触れてください。家の人に,その事態に関する意見を述べてもらいましょう。それから,あなたは次のように話を続けられるかもしれません。「警察官の数をふやすことが,問題の解決になるでしょうか。すべての町かどにひとりの警察官を配備したところで,暴動が起きると,警察官はわたしたちを保護するどころか,自分の身を守ることができないというのが実状です。非常な恐怖感に襲われて,銃の使い方の訓練を受けている人もいるほどです。しかし,自分が暴力の傾向を帯びるのはまちがいです。イエスはこうした事柄が起こったら,こうべをあげなさい,あなたがたの救いが近いのだから,とおっしゃいました。聖書は,神が現代に対して何をなさるか,破壊的な事態に巻き込まれて,死に追いやられる代わりに,どうすれば神の目から見て良い民となれるかを,わたしたちに告げています」。(聖句か,雑誌の中に述べられている論点を示す。)
4 他の人々に,人間の観点から見れば,現状にはなんの期待も持てないことを理解させ,神のみことばがなんと述べているかを知りたいとの願いを少しでも起こさせることができるなら,わたしたちは多くのことを成し遂げたと言えます。
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神権的ニュース王国宣教 1971 | 3月
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神権的ニュース
◆ 一連のすばらしい巡回大会が,次の各地の大会をもって終わりました。神戸・三宮: 出席者856人。バプテスマを受けた人,18人。神戸・茸合: 出席者1144人。バプテスマを受けた人,54人。東京・久ヶ原: 出席者1142人。バプテスマを受けた人55人。一連の19の大会出席者合計は,先回の12,874人に比べ,14,965人でした。バプテスマを受けた人の合計は563人(先回は591人)でした。
◆ 特別および正規の開拓者が最近次の孤立した都市に割り当てられました: 宮古,新庄,須賀川,勝田,佐倉,野田,市原,下館,古河,太田,小山,東松山,島田,氷見,七尾,小松,加賀,武生,鯖江,小牧,上野,鈴鹿,大阪・西淀川,鳴門,阿南,笠岡,三次,益田,行橋,鳥栖,日田,中津,佐伯,日南。あなたが開拓者に訪問してもらいたいと思われる知人が,これらの都市におられるなら,協会にその住所をお知らせください。
◆ 沖縄はすばらしい増加を続けており,1月には19%の増加にあたる,477人の伝道者を報告しました。また96人が開拓者として報告しています。
◆ ビルマは伝道者573人の新最高数に達しました。12%の増加です。南アフリカは,伝道者が初めて22,000台を突破し,22,225人になりました。
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発表王国宣教 1971 | 3月
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発表
◆ 提供する文書: 1月~4月: 「ものみの塔」の予約。3冊の小冊子を添え,550円の寄付で。5月: 「真理」の本に「見よ!」の小冊子を添えて120円の寄付で。
◆ 2月28日から始まる一連の巡回大会での新しい公開講演の主題は,「1970年代に世を征服するのはだれですか」です。5月1日ごろから,巡回のしもべの行なう公開講演は,「真理はあなたの生活を変化させていますか」と題する話です。
◆ 1971年のカレンダーをさらにほしいかたは今注文できます。協会は在庫があるかぎり,喜んで注文に応じます。日本支部に在庫している他の文書: 協会の賛美のレコード,bi#12(英文改訂版),「見よ! わたしはすべてのものを新しくする」(改訂版)。「見よ!」の小冊子の古い版を全部配布してしまってから,改訂版のものを野外で用いはじめてください。
◆ 4月に休暇開拓奉仕を行ないたいと考えている人たちのため,都合のよい時に集まってもらって,各の計画について話し合うことが望ましいと思うなら監督がその取り決めを設けるのは今からでもおそすぎません。そうすれば,休暇開拓の希望者たちは互いの計画を調整でき,必要なら,監督は合同で奉仕をする計画を立てたり,助力を差し伸べたりできます。
◆ 監督が今すぐ手続をするなら,「ものみの塔」4月15日号と,「目ざめよ!」4月22日特別号の特別注文を増加することができます。
◆ 監督たちへ: 協会が月ごとの報告を完成できるよう,会衆の報告を協会に送るのが,翌月の5日以後にならないようにしてください。
◆ 王国会館の建築を計画している兄弟たちに対して協会は,将来の拡大に備えて十分の余裕を見込み,少なくとも20-25坪ほどの広さの会館を建てるよう提案しています。王国会館の建設について何か質問がある場合には,ご遠慮なく協会に相談してください。―「ともしび」の本,63,134,135頁を見てください。
◆ 3月21日の祭日に,特別活動を計画するよう提案されています。
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