-
良いたよりを伝える ―「ものみの塔」と「目ざめよ!」の予約を提供することにより王国宣教 1983 | 9月
-
-
良いたよりを伝える ―「ものみの塔」と「目ざめよ!」の予約を提供することにより
1 わたしたちエホバの証人は月に少なくとも4回,良いたよりを受け取ります。それは,「ものみの塔」と「目ざめよ!」の最新号を受け取る時です。エホバの地的組織を通して霊的食物を供給されるわたしたちは何と幸いなのでしょう!「ものみの塔」誌は神の言葉の最新の理解を絶えず与えてくれます。「目ざめよ!」誌は,世界情勢が聖書預言をどのように成就しているかをも含めて,広範に及ぶ最近の話題を知らせてくれます。
2 わたしたちはこれらの出版物を定期的に読むことに喜びを感じます。また,他の人々も同様であることを知っています。これら二つの優れた雑誌を予約すれば,彼らもその喜びを得られるのです。毎号の「ものみの塔」や「目ざめよ!」が家に届けば,その家の幾人かの人がそれを手に取り,興味を覚えた記事を読むという非常に良い可能性があります。こうして,多くの人が真理について学ぶ機会を得るかもしれません。ですから,わたしたちは会うすべての人に予約を勧める十分の理由があるのです。
特に興味深い記事を取り上げる
3 10月1日号「ものみの塔」の表紙は,「神よりも快楽を求める ― なぜですか」と問いかけ,一連の三つの記事に注意を呼び起こしています。快楽を人生の目的のように追い求めている今の時代の行く末はどのようなものか,「快楽を愛する世界は終わろうとしている!」と題する記事から知るように勧めたいと思われるかもしれません。10月8日号「目ざめよ!」は「考古学は聖書の正しさを証明していますか」と質問し,最初の二つの記事の中でその答えを論じています。学生など若い人たちにこの記事は特に興味深いかもしれません。また,子供の教育方法について論議がかもされているこのごろ,「懲らしめのむち棒が折られるとき」と題する記事は広く人々の関心を呼ぶことでしょう。また,「若い人は尋ねる……問題が起きたらだれのところへ行けばよいのだろう」という記事は若者たちと話し合う際に大変用いやすい記事です。このような有益な記事が過去1年半にわたって連載されてきたことを示し,「目ざめよ!」誌の価値を説明することもできます。それは若者ばかりでなく,十代の子供を持つ親にとっても関心をそそられるものでしょう。
4 10月15日号「ものみの塔」は,「恐れはあなたに影響を及ぼしていますか」という記事に続いて,「恐れ ― 終わりのしるし?」という主題を論じています。聖書の預言の成就がこうして詳しく論じられることを説明できるかもしれません。10月22日号「目ざめよ!」の「この結婚の危機を救えますか」と題する記事を用いて,この雑誌から真に永続的な益をもたらす聖書の助言や導きを学ぶことができることを指摘したいと思う方は多いことでしょう。
5 10月号の雑誌に限らず,今までに読んで特に心を動かされた記事の載った号を何冊かサンプルとして持って行く人たちもいます。このほか様々な優れた提案が「わたしたちの王国宣教」4月号の折り込みに載せられています。もう一度読み返して記憶を新たにしてみてはいかがですか。
会話するための話題と予約を結び付ける
6 家から家へと行く時,わたしたちは聖書に対する家の人の関心を起こさせたいと願いますが,この事を最もよく行なう方法は,予約を提供する前に「会話するための話題」など,ふさわしい聖句の情報を分かち合うよう努めることです。例えば10月1日号を強調したい場合には,テモテ第二 3章1-5節を読み,次いでこう言えるかもしれません。「ここには快楽を追い求めることがその時代の特色となることが示されています。ではこれからこの時代はどうなると思われますか。[家の人の考えを聴く。]この『ものみの塔』誌をご覧ください。ここには,『快楽を愛する世は終わろうとしている』ことが聖書と歴史から論じられています。そして,その代わりにもっと良い時代が訪れる希望も得ることができます」。それから記事の特定の点を指摘し,予約の説明に移ることができます。
7 10月15日号「ものみの塔」を紹介する場合は,「会話するための話題」をそのまま用いてもよいでしょう。紹介する雑誌に応じて,皆さんが最も用いやすいと思う聖句や話題を選ぶことができます。雑誌の中の特定の記事を示し,予約の取り決めについてよく説明してください。予約に応じなくても,少しでも快く会話に応じた人たちは喜んで2冊の最新号を求めることでしょう。
8 あらゆる機会に予約を提供しつつ,これらの優れた雑誌に対する皆さんご自身の熱意を輝かせてください。わたしたちの雑誌は貴重なものなのです! これらの雑誌に載せられた聖書に基づく音信から来るこの価値と益を認識するよう,他の多くの人々を援助する喜びを皆さんが経験されますように。
-
-
会話するための話題王国宣教 1983 | 9月
-
-
会話するための話題
今は終わりの日ですか
ルカ 21:10,11 ― イエスの言われたこと。
ルカ 21:28 ― わたしたちは生き残れる。
-
-
発表王国宣教 1983 | 9月
-
-
発表
■ 野外での提供 9月: ニューズプリントのポケット版の本2冊と雑誌2冊を組み合わせて700円の寄付で提供する。10月と11月: 「ものみの塔」または「目ざめよ!」の1年の予約を1,800円の寄付で提供する。関心を示す人には両方の予約を3,600円の寄付で提供できる。
■ 主宰監督は9月1日付で会計検査を行なうよう取り決めてください。(「わたしたちの奉仕の務め」,125ページ)
■ 9月から始まる巡回訪問で,巡回監督は「キリストの千年支配によって回復される楽園」と題する公開講演を行ないます。また,訪問の土曜日午後に,監督は「ものみの塔」研究および会衆の書籍研究の司会者たちと会合します。また,9月から行なわれる巡回大会で地域監督の行なう公開講演の主題は,「この世界は滅びに定められていますか」というものです。
■ 「救い」の本による会衆の書籍研究が9月後半から始まりますが,本のある部分は研究予定に含まれていないことをお知らせしておきます。
■ 9月15,23日および10月10日の休日に会衆は特別活動を取り決めることができます。
■ 入庫している出版物: カセットテープ「エホバから離れて,信仰を失うことがないように気をつけなさい」(英文)。伝道者: 1,000円,開拓者: 800円の寄付。
-
-
質問箱王国宣教 1983 | 9月
-
-
質問箱
● 「わたしたちの奉仕の務め」の本の付録をバプテスマ希望者とどのように討議できますか。
このことに関する指示は,「わたしたちの奉仕の務め」の本の173ページ,「会衆の長老たちへの注記」の部分に詳しく書かれています。その174ページ2節にあるように,長老たちは付録の「四つの部分をそれぞれ約1時間の3回で網らすることができます。第三部と第四部は第3回目に一緒に扱えます」。ある会衆ではこれらの部分を9回に分け,かなり長期間にわたって討議しているようですが,そのようなことは勧められておりません。
バプテスマ希望者はバプテスマを受けたいとの願いを長老の一人に言い表わす時,「わたしたちの奉仕の務め」の本を手に入れることができます。討議が行なわれるまでの間に,希望者は175ページ以下の資料を調べ,質問や聖句を考え,引照されている聖句もできるだけ多く開いて読むように勧められています。このことを考えれば,大会でバプテスマを受ける機会があるとの発表を十分前もってする必要があるでしょう。
聖句を暗記する必要はありません。討議の際には資料を開き,「そこに引用されている聖句に基づいて」すべての質問に答えます。(「わたしたちの奉仕の務め」,174ページ1節)大切なのは聖句を幾つ覚えるかではなく,それらの聖句に示されている聖書の基本的な真理の意味を正しく把握することです。
-