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開拓者としてエホバに仕えることを考慮してみましたか王国宣教 1981 | 7月
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開拓奉仕の喜びをひとたび味わえば,きっとやめたくなくなることでしょう。しかし,うまくいかなかった場合でも,あなたは全時間奉仕で祝福に満ちたすばらしい1年間を送ったことになり,それはあなたにとって宝のようになるでしょう。
5 自分と一緒に働く人を見付けるのに問題をお持ちですか。補助開拓奉仕や開拓奉仕に参加するよう他の人々を励ますという方法で,開拓者のパートナーが見付かることが少なくありません。自分から率先して,一緒に喜んで働きたいことを他の人に知らせると,相手の人たちもやってみようという気になることが少なくありません。励ましの一言を添えて招待するだけで十分かもしれないのです。
6 あなたはいつからこの特別な業に参加できるでしょうか。新奉仕年度の始まる9月はいかがですか。気候も良くなるその初秋の時期を楽しむのに,開拓奉仕に勝るものがあるでしょうか。またそれに先立つ夏の期間に補助開拓奉仕をしてみてはいかがですか。必要の大きな区域でそれを行なえれば,忘れられない楽しい思い出となることでしょう。
7 25年間にわたる自分の正規開拓奉仕を振り返って,一人の兄弟は協会に次のように書き寄せました。「全体を通じて,それはある程度の達成感,ある程度の訓練を受けある程度の犠牲も払ったという感慨を伴う楽しい思い出を残してくれました。しかし,代わりに得たものは,私たちがあきらめたりしたものを補って余りあるものでした。―マルコ 10:29,30」。7か月後,この兄弟はなおも開拓奉仕を続ける中で亡くなりました。開拓者精神の何と立派な模範でしょう! あなたもこの兄弟と同じ気持ちを味わうことができますか。正規または補助開拓者になれるとしても,事情でそのどちらも行なえないとしても,「りっぱな業に熱心」であるなら,あなたもそのような心に深く残る,成し遂げたという数々の思い出を得られることでしょう。
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良いたよりを伝える ― 家から家の業は個人的な益をもたらす王国宣教 1981 | 7月
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良いたよりを伝える ― 家から家の業は個人的な益をもたらす
1 「市の中を,エルサレムの中を通り過ぎよ。そしてあなたは,その中で行なわれているすべての忌むべき事柄のために嘆息し,うめいている者たちの額に印を付けねばならない」。古代エルサレムの最後の時期に,書記官のインクつぼを帯びた人はこのような方法でエホバからの使命を遂行することになっていました。―エゼキエル 9:2-11,新。
2 今日,全世界にわたって,同様の業がエホバの証人により,人々に良いたよりをもたらし真理を学ぶのを望む人々を探すとともに,聞こうとしない人々に警告を与える活発な家から家の活動という手段を通して行なわれています。あなたも命を救うこの業に着手しましたか。自分の事情の許す限り十分に参加しておられますか。
3 この業におけるわたしたちの努力は,毎年幾千人もの人が真理を学ぶよう助けられているという事実によって報われています。わたしたちはまた,家から家に宣べ伝える業に定期的に,勤勉に参加するとき,数多くの個人的な益も得ます。どのようにですか。次の点を考えてみてください。
● それは真理に対するわたしたちの認識を鋭くします。家から家の業に多く携わればそれだけ,「すべての忌むべき事柄のために嘆息し,うめいている」様を理解するようになります。そして,聖書預言が目下成就していることを確信し,人類の問題に対する唯一の解決策はイエス・キリストによるエホバの王国にあることを認識します。
● それは霊の実を培い,完成させる上で助けになります。わたしたちが家から家の業の挑戦に立ち向かい,それをたゆまず続けてゆくには,明らかに,愛,喜び,平和,辛抱強さ,親切,善良,信仰,柔和,自制 ― すなわち霊の実すべてが求められます。―ガラテア 5:22-24。
● それは人間への恐れに打ち勝つ助けになります。初めて家から家に行ったとき自分がどのように感じたか覚えておられますか。それでも,わたしたちは,良いたよりを宣べ伝え,警告を響かせることこそ最重要事であることを次第に悟るようになり,一方,人間や人からはねつけられることはごくささいな事になっていきます。エレミヤのように,わたしたちもエホバの後ろだてを確信できるようになり,それがさらには信仰を築き上げます。―エレミヤ 1:17-19。
● それはわたしたちを常に謙遜にします。わたしたちはやがて,自分がこの業を遂行できるのは自分の強さや能力によるのでないことを知るようになります。むしろ,謙遜な態度を保ち,『反抗的でなく』,『反対の方を向いたりしない』限り,エホバは「教えられた者たちの舌」を与えてくださり,わたしたちは『どのように答えるか』を知るでしょう。―イザヤ 50:4-6,新。
● それは真理を擁護するわたしたちの能力を強化します。鋭いもろ刃の剣である神の言葉,聖書を効果的に使えるようになるためには,練習が必要です。家から家の業で聖書を定期的に使うにつれて,それが『生きていて,力を及ぼす』のが分かるようになります。―ヘブライ 4:12。
● それは霊的にも身体的にも人を元気付けます。家から家の業に定期的に参加すれば,自分を霊的に目覚めた状態に保つ助けになり,結果として良い良心を得,自分の喜びに貢献します。それに伴う身体的な努力や運動によって,多くの人の身体的な健康は改善されました。
4 家から家の業がわたしたちに耳を傾ける人々やわたしたち自身にもたらす沢山の益を考えると,わたしたちには確かに『これらの事がらをずっと続ける』,つまりそれに十分にかつ定期的に参加するだけの理由がそろっています。―テモテ第一 4:16。
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会衆の書籍研究王国宣教 1981 | 7月
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会衆の書籍研究
「千年王国」の書籍による会衆の書籍研究
7月 5日に始まる週 152-160ページ
7月12日に始まる週 160-167ページ*
7月19日に始まる週 167-176ページ*
7月26日に始まる週 176-184ページ*
* 副見出しの前まで
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日本の野外奉仕報告: 4月王国宣教 1981 | 7月
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日本の野外奉仕報告: 4月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 844 136.5 71.0 5.7 113.9
開拓者 9,898 85.9 37.5 3.5 48.0
補助開拓者 7,969 62.3 24.4 2.0 30.7
伝道者 42,419 14.6 6.0 0.7 9.6
合計 61,130 予約: 14,896
新しく献身しバプテスマを受けた人: 321
昨年の平均に対する伝道者の増加: 13%
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発表王国宣教 1981 | 7月
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発表
◆ 野外での提供(協会の1981年5月17日付の手紙により調整されています)7月と8月: 会衆に在庫しているニューズプリントのポケット版,どれでも3冊に2冊の最新号の雑誌を添えて1,000円の寄付で提供する。組合せを工夫してください。9月: 「聖書物語の本」を1,200円の寄付で提供する。
◆ 第2,第4土曜日の雑誌活動が強調され,どの会衆でもいままで以上の雑誌が配布されるようになっています。会衆は活動に備え,十分の雑誌を持つようにし,必要なら正規注文を増加するなり,特別注文を行なうなどして必要に備えていただきたいと思います。
◆ 4月5日に行なわれた特別講演,「あなたはだれの約束に頼りますか」は会衆で長老たちによって行なわれる一連の講演の一部に組み込むことができます。番号は61番です。
◆ 書記は,会衆と交わる正規開拓者が新奉仕年度に使用するための報告用紙(S-200J)を必要な数,7月初めの文書注文書で注文なさってください。
◆ 新奉仕年度に用いる用紙の一部が8月から9月にかけて送られます。書記はこれらを確認し,正しく保管なさってください。残りの用紙はあとから送られます。
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