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    目ざめよ! 1973 | 10月8日
    • からにしないのでしょうか。目的地への行き帰りには宝石類が目だたないようにしておくことが賢明ですが,さいふや小物入れに入れておくことは必ずしも勧められません。

      服装が強姦を誘う場合も少なくありません。大都市で強姦に遭う婦人について,ひとりの刑事はこう語りました。「その点について言えば,彼女たち自身がそれを招いています。透けて見えるようなブラウスや,たけの短いスカートをはいているからです」。慎しみ深い服装こそ婦人にふさわしいものですが,性に狂った今日の世界において,それは「分別のある」こととも言えます。

      やむを得ぬ理由で危険な場所に行かねばならないなら,努めて用心し,『あらかじめ危険を見る』ようにしてください。だれかがあなたを待っているかのように,はっきりした目的をもって行動するのがよいでしょう。ひとりで歩くのを避けるべきです。夜は特にそうです。できるなら,明るい場所から離れないようにしてください。建物のすぐそばを通らず,歩道のへり近くを歩くほうがよいでしょう。だれか怪しい人が前方にいたり,明らかに後ろからつけて来るように思えたなら,道の反対側に渡りなさい。さらにつけて来るなら,道の中ほどに出なさい。もしも危険が迫るなら,助けを呼び求めなさい。

      婦人はハンドバッグを持ち歩かないのが最善です。しかし,それを持って行かねばならないなら,腕からぶら下がらないようにしているのがよいでしょう。さいふを二つ持ち,一方に貴重なものを入れ,他方に“物盗り用の金”として,賊に襲われた場合に与える小額のお金を入れている男の人もいます。おどしを受けた場合に備えていつでも多少のお金を携行しているのは賢いことです。

      襲われたときに身を守る

      十分に用心していたにもかかわらず賊に襲われてお金を要求された場合にはどうすればよいでしょうか。お金や宝石はあなたの命より価値がありますか。賊の要求する物を与えるのが最も賢明な道であると信じている人は多くいます。何か抵抗するための器物を持ち出すことは襲撃者を興奮させ,あなたの身に危害を招く結果になりかねません。カリフォルニア州ロサンゼルスの地方検事局発行の「護身作戦」という刊行物はこう忠告しています。

      「どこの取締り機関も,抵抗用の器物を持ち歩かないのが最善であるという点で一致している。いろいろな刃物を身に着けたり自分の車に入れておいたりすれば,凶器取締り法に触れることにもなる。犠牲者が手にする凶器はしごく容易にもぎ取られ,犠牲者を傷つけたり死なせたりするのに使われやすい」。

      これは,婦人が性的な暴行をしかけられた場合に,それに抵抗してはならないという意味ではありません。この場合には,人の純潔もしくは貞操,そして身体的な清さという問題が関係しています。そうした攻撃を受けた場合にできる最善のことはなんでしょうか。カナダ,トロントのスター紙は,トロント警察副署長バーナード・シモンズ氏のことばを引用して,「婦人が街路を歩いている時に襲われたなら,最善のことは,大声で叫んで助けを求めることである」と伝えました。

      そうです,大声で叫ぶことです。これは賢明な助言であり,ただ強姦者に身をゆだねることとか,命を救おうとして強姦者との掛け引きを勧める人々が増えているなかにあって,はっきりした対照をなしています。たとえ婦人が強姦を許したとしても,その男がのちに彼女を殺さないとどうして言えるでしょうか。

      興味深いことに,イスラエルに与えられた神の律法の中で,強姦であるか当人が同意を与えたかの区別は,その婦人が助けを叫び求めたかどうかによって判断されました。現代の都市において,婦人が強姦されているのを見ても,その婦人が叫び声を上げるなどなんら抵抗を示していないので,露出症的な行為に同意しているのだと思った人々のいることが知られています。―申命記 22:23-29にある聖書の律法を読んでください。

      したがって,『あらかじめ危険を見る』という聖書の箴言に従うことの中に身の守りがあります。用心深くありなさい。分別をもって「身を隠し」なさい。つまり,自分と家族に及びうる金銭的また身体的な危害を避けるようなしかたで行動しなさい。

  • 身を守るほかの方法
    目ざめよ! 1973 | 10月8日
    • 身を守るほかの方法

      車を守る:

      ● 暗い場所や人通りの少ない街路での駐車をできるだけ避ける

      ● 車から離れるときには始動スイッチの鍵をはずし,ドアに鍵のかかっていることを確かめる

      ● トランクに荷物などがある場合には鍵をかけ,さもなければそれを持って行く

      スリから身を守る:

      ● 人前で多額のお金を見せない

      ● 男子 ― 人込みの中では,たとえボタンをかけておく場合でも,腰のポケットにさいふを入れておかないのが良い。人込みの中でもまれるような場合には,さいふが所定の場所にあることを確かめる

      ● 婦人 ― 買物をするさい,カウンター,床,買物用小車などにハンドバッグを置かない。人の大ぜい集まっている所では,座席にさいふなどの入った小物入れを置いたままにしない。いろいろな荷物などを運んでいる場合には,さいふなどの入った小物入れを体のすぐ近くに持つ。

      ● 見知らぬ人であなたの体に手をかけようとする人には特に注意する。何かの面であなたを助けているように言ったり,あなたの体に触って自分の病気を説明するようなふりをする人もいる。そのようにして巧みにお金をすろうとする人に注意する。

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