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  • ウーマン・リブは何を主張しているか
    目ざめよ! 1972 | 8月8日
    • います。

      というのは,ウーマン・リブ支持者たちの間に,意見の相違が多々あるとはいえ,意見の一致する分野のほうが強力だからです。たとえば,ヨーロッパにおける叫びは,女は二級市民で,結婚,教育,職業訓練,職業などにおいて差別されているといったふうに,アメリカにおける女性たちの叫びと同じひびきを持っています。彼女たちもまた,男性と同じ仕事をする場合の同じ給料,堕胎問題の改革,保育学校や昼間託児所の設置などを要求しています。

      では婦人解放運動支持者の主張はどうでしょうか。それは道理にかなっていますか。その言うところには真理があるでしょうか。

  • ウーマン・リブの主張には真実性があるか
    目ざめよ! 1972 | 8月8日
    • ウーマン・リブの主張には真実性があるか

      ウーマン・リブを,ぐちっぽい女性たちが考え出したもの,として一蹴するのはたやすいことです。多くの男性はウーマン・リブをその程度に見ています。

      しかし,ある賢者は言いました。「いまだ事をきかざるさきに応ふる者は愚にして辱をかうぶる」― 箴 18:13。

      からだのどこかが痛むときに,不平を言っているだけだ,として診察してくれない医師にあなたは感謝しますか。それとも,問題を分析して,その原因および治療法のあるなしを教えてほしいと思いますか。

      聖書にはもう一つ次のような原則があります。「耳を掩ひて貧者の呼ぶ声をきかざる者はおのれ自ら呼ぶときもまた聴かれざるべし」― 箴 21:13。

      ですから賢明な人は,人の言うことに耳を傾けます。その苦情が正当なものかどうかを見分けるために,事実をよく検討し,しかるのち,事情に応じて適宜に行動します。

      不満の原因は何か

      もし偏見をもたずに歴史を見るならば,女性が不満をいだく原因がたくさんあったことを認めないわけにはいかないでしょう。

      歴史はじまって以来,政治・経済・宗教上の権力はおもに男の手中にあります。しかしその結果は,胸の悪くなるような残虐行為のくりかえしでした。第二次大戦の時だけでも,「一般市民と軍人の死亡者数は合計5,500万と推定されており…一般市民は…空爆,大量殺りく,強制移民,流行病,飢餓などで大きな損害をこうむった」と,ワールド・ブック百科事典は述べています。

      もちろん,女がすべてを決定していたら,少しはましだったろう,というようなことはだれにも言えません。いくつかの国で,女性が実際に統治したときがありましたが,状態はさして変わりませんでした。エジプトのクレオパトラ,パルミラのゼービア,英国のメリー1世(「流血のメリー」),あるいはスコットランド女王メリーなどの歴史を読んでごらんなさい。彼女たちの支配によっても,事態は改善されなかったことがわかります。

      とはいえ,戦争をはじめた責任がおもに男にある事実は変わりません。兵器も大部分が男の発明です。女は,自分の家庭が破壊され,愛する者たちが殺され,不具にされるのを見てきました。そして軍隊が広い地域を通過する時には残虐な扱いを受け,強姦された者は数知れません。

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