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  • 疑いに悩まされる世にあって確信を抱く
    ものみの塔 1980 | 11月1日
    • と堅く保つ』ようになります。―ヘブライ 3:14。

      20 確信することから得られる報いを二つあげてください。

      20 神と,絶対に誤ることのないそのみ言葉と,キリストの指導の下にあるその地上の会衆とに対する『確信を堅く保つ』なら,現在,また将来において豊かな報いを刈り取ることになるでしょう。そうした報いの中で,軽く見てはならないのは,思いの平安です。詩篇作者はこう書いています。『なんぢの法をあいするものには大いなる平安あり かれらには躓礙をあたうる者なし』。(詩 119:165。コロサイ 3:15もご覧ください。)神の霊とみ言葉と見える組織を通し,「そのご親切によって神から与えられている物事」を深く認識している忠実なクリスチャンとの健全な交わりも,きわめて報いの大きいものです。―詩 1:1-3。テサロニケ第二 3:6,14。ヘブライ 10:24,25。

      21,22 (イ)確信を抱くなら,ほかにどんな益が得られますか。(ロ)次の記事では何を検討しますか。

      21 「初めにいだいた確信」を堅く保つなら,神への奉仕に熱意を抱き,エホバ神と,わたしたち自身に喜びをもたらすことになります。(箴 27:11)わたしたちの味わう喜びは,それ自体,報いとなります。(マタイ 25:23)それに加えて,喜びは保護,つまり「砦」ともなります。(ネヘミヤ 8:10,新)エホバの奉仕に対するそのような喜びがあれば,積極的な見方を持つことができます。その見方は,預言の成就を目撃するにつれていよいよ明るくなってゆきます。わたしたちには人生の目的があり,自分がどこへ向かっているかを知っています。アブラハムが待ち望んでいた「都市」つまりメシア王国を中心とした輝かしい希望があるのです。―ヘブライ 11:10,16。

      22 しかし,「霊感のことばは,のちの時代にある者たちが信仰から離れ去(る)……ようになることを明確に述べています」。(テモテ第一 4:1)どうしてそのようなことがあるのでしょうか。また,それに必要以上に煩わされてはならないのはなぜでしょうか。次の記事ではその点を検討します。

  • 「堅い信仰」を保ちつづける
    ものみの塔 1980 | 11月1日
    • 「堅い信仰」を保ちつづける

      「霊感のことばは,のちの時代にある者たちが信仰から離れ去(る)……ことを明確に述べています」― テモテ第一 4:1。

      1 信仰から離れ去る人がいるとしても,わたしたちは必要以上の衝撃を受けるべきですか。

      自分の知っているクリスチャンが疑いに屈して熱意を失い,反抗的にさえなって,クリスチャン会衆を捨て,他の人を自分の側に引き込もうとするのを見聞きするとき,あなたなら大きな衝撃を受け,必要以上に動揺しますか。確かにそれは悲しい出来事ですが,聖書が前もってそうした事柄について警告していたことを知れば慰めを得られるでしょう。

      2,3 (イ)「背教」という語にはどんな意味がありますか。最初の背教者はだれでしたか。(ロ)背教の道はイスラエルとユダに何をもたらしましたか。

      2 英語の「背教」という語は,ギリシャ語に由来しており,そのギリシャ語には「あるものから離れている」,「離れ去る,変節」,「反抗,放棄」などの意味があります。エホバへの真の崇拝から離れ去った最初の者はサタン悪魔でした。ですから,サタンは最初の背教者であると言えます。(ヨハネ 8:44)サタンは最初の人間夫婦をそそのかし,背教者とならせました。(創世記 3章)イスラエルの歴史のごく初期のころに,真の崇拝から「離れ去る」,つまり真の崇拝から『それてゆく』ことが起こりました。こう書かれています。

      「その裁き人にさえ彼らは聴き従わず,ほかの神々と不倫な交わりを持ってこれに身を屈めるようになった。彼らは,その父祖たちがエホバのおきてに従って歩んだ道から速やかにそれて行った」― 士師 2:17,新。

      3 後日,イスラエルとユダの王たちの多くは背教者となり,自分の治める国民を背教の道へと導きました。神は,「背教の国民[イスラエル]に向かってわたしは彼[アッシリア]を遣わ(す)」と述べ,まず北のイスラエル王国を処罰されました。(イザヤ 10:6,新)また,ユダの首都であるエルサレムがバビロニア人に滅ぼされる直前には,「エルサレムの預言者たちから背教がこの全土に出て行った」とエホバは言われました。(エレミヤ 23:15,新)背教,つまり真の信仰から離れ去ることは,確かにイスラエルにも,ユダにも祝福をもたらしませんでした。

      初期クリスチャンの間に生じた背教

      4 イエスは背教者に注意するようどんな警告を与えられましたか。

      4 イエスはその地上における宣教の初めのころ,追随者たちに背教者に注意するよう警告されました。イエスは山上の垂訓の中でこう言っておられます。

      「狭い門を通ってはいりなさい。滅びに至る道は広くて大きく,それを通ってはいって行く者は多いからです。一方,命に至る門は狭く,その道はせばめられており,それを見いだす者は少ないのです。羊のおおいをかぶってあなたがたのもとに来る偽預言者たちに警戒していなさい。内側では,彼らはむさぼり食うおおかみです。あなたがたは,その実によって彼らを見分けるでしょう」― マタイ 7:13-16。

      5 パウロは背教者について何と述べていますか。

      5 その25年後,パウロはエフェソスのクリスチャンの長老たちにこう警告しました。「わたしが去ったのちに,圧制的なおおかみがあなたがたの中に入って群れを優しく扱わないことを,わたしは知っています。そして,あなたがた自身の中からも,弟子たちを引き離して自分につかせようとして曲がった事がらを言う者たちが起こるでしょう」。(使徒 20:29,30)パウロは自分の書き記した霊感による最後の書物の中で,1世紀の背教者の名を何人か挙げています。パウロはテモテにこう警告しました。「聖なる事がらを汚すむだ話からは遠ざかりなさい。そうした者たちはいっそうの不敬虔へと進み,そのことばは脱疽のように広がるからです。ヒメナオとフィレトがその中にいます。この者たちは真理からそれ……ある者たちの信仰を覆しているのです」。「銅細工人アレクサンデルはわたしに多くの危害を加えました。……彼に警戒しなさい。彼はわたしたちのことばにはなはだしいまでに逆らったからです」。―テモテ第二 2:16-18; 4:14,15。

      6 典型的な背教者を見分ける特徴を幾つかあげてください。

      6 イエスとパウロの与えたこうした警告を分析すると,典型的な背教者を見分ける次のような特徴が浮かび上がってきます。

      (1)真理からそれている

      (2)ねじ曲げられたむだ話

      (3)ある者たちの信仰を覆そうとし,弟子たちを引き離して自分につかせようとする

      (4)偽善(『羊のおおいをかぶったおおかみ』)

      (5)その実によって見分けることができる。そうした者たちは,『いっそうの不敬虔へと進む』

      そのような徴候となるしるしは,初期クリスチャンが背教者をすぐに見分け,『そうした者たちに警戒している』ために与えられたものでした。

      「のちの時代」における背教

      7 大規模な背教はいつ起きましたか。そのことはどの聖句の中で予告されていましたか。

      7 キリストの使徒たちがまだ生きている間に,『すでに作用していた』背教は,「のちの時代」,すなわち使徒たちの死後に盛んになりました。五つの徴候となるしるしは,2世紀以降いよいよ明らかになり,4世紀になってその頂点に達しまし

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