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神の言葉は力を及ぼす王国宣教 1984 | 12月
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他の人々を助ける
5 あなたは,聖書はほんとうに神の言葉だろうかと尋ねる人々に会ったことがありますか。賜物を与えられた筆者のペンによるという意味で「霊感を受けた」と言えると述べる人たちがいますが,その人たちは聖書が実際に神からのものであることを疑っています。他の人々同様そのような人たちは,聖書を調べ,それが実際に真理かどうかを試してみるべきです。(ヨハネ 17:17)その理由で,「新世界訳聖書」と「最善の生き方」または「ヤコブの手紙の注解」のいずれか1冊に雑誌2冊と「見よ!」の小冊子を添えて提供することは,その人たちがそうした調査をするのに必要なものを備えることになります。寄付額はわずか1,500円です。
6 文書の配布だけが大切なのではありません。問題は,わたしたちの場合同様,神の言葉が有益な力を及ぼして,その人の生活や家族に影響を与えるよう一層多くの人々を助けることができるかということです。「幸福な将来のためのどんな希望がありますか」という会話するための話題は適切なものです。聖書は,確かな希望を与え,将来を正確に予告する唯一の書だからです。ヨハネ 17章3節はわたしたちの希望には永遠の命が含まれることを示していますし,ヨハネ 17章17節でイエスは神の言葉は真理であると保証しておられます。
7 質問を用いて家の人を会話に含め,幸福な将来が可能であることを悟るように助けてください。例えば,次のように尋ねることができるでしょう。「ヨハネ 17章3節でイエスが永遠に生きることについて語っておられることをご存じでしたか」。あるいは,ヨハネ 17章17節について述べる際,このように言えます。「これまで生存した他のだれよりも多くの人々を教え,影響を与えた人が真理の源は神の言葉であると述べられたことをご存じでしたか。その教え手はイエスですが,このように言われました。[読む]」。
8 12月中わたしたちには,「地上での生活を永遠に楽しんでください」のブロシュアーを100円の寄付で提供する機会もあります。このブロシュアーは,字を読むのが困難な人たちの関心を特に引くことでしょう。また,多くの家族は子供たちと話し合うのにこのブロシュアーを喜んで求めることでしょう。このブロシュアーは,それらの人々が王国についてより多くのことを学び,地を楽園にするとのご意志をエホバがどのように果たされるかを知るよう助けることができます。
9 関心を持つ人々は,聖書を学び,聖書がほんとうに神の言葉であることを確信するようになる必要があります。わたしたちは,そのことを思いに留めて聖書の話し合いを始めるようにすべきです。もしその人が聖書が霊感を受けたものであることを確信していなければ,再訪問の際にそのことを話せるでしょう。―『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』や「聖書はほんとうに神のことばですか」を参照してください。
10 真理を学び,聖書が神の霊感を受けたものであることを確信することによってのみ,誠実な人々はその導きに従うよう動かされます。そして,それによって永遠の命に至るのです。(箴言 2:1,20,21)わたしたちは,自分の分を果たすなら,神の言葉の影響力が区域で増大し,新しい人たちが信仰に対して従順な態度を取るようになるのを見ることでしょう。―使徒 6:7。
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エホバに仕えるよう子供たちを訓練する王国宣教 1984 | 12月
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エホバに仕えるよう子供たちを訓練する
1 王国会館で周囲を見回す時,会衆の霊に大変優れた貢献をしている若い兄弟姉妹に特に注目してみてください。それら兄弟姉妹が彼らの若い日に偉大な創造者を覚えたことをわたしたちはうれしく思わないでしょうか。(伝道 12:1)そのような模範的な若い男子や女子は恐らく多大の訓練と努力の賜物と想像できますが,そのことを確かめたければその親に尋ねるだけで十分です。それにしても少年や少女を正しい道に育て上げることには何が関係するでしょうか。―箴言 22:6。
2 言うまでもなく,各家族の頭は子供たちを含めた定期的な家族研究を取り決めるべきです。この事は「自分に属する人々」に霊的な仕方で備えることの一部です。(テモテ第一 5:8)子供の理解できる点に関して時折簡単な質問を用いて,ごく幼い子供も討議に含めるよう努力を払うべきです。自分の未献身の子供たちと研究する場合,親は毎週1時間まで報告できます。(「奉仕の務め」104ページ2節を参照。)しかし,子供たちを『育て上げる』には,週ごとの聖書研究だけでは明らかに不十分です。聖書の原則を日々教え込み,エホバとそのみ子に対する感謝を築き上げることが必要です。この事は神を恐れる両親の側に多くの時間と努力を求めるものです。その時間は野外奉仕として報告できませんが,神の是認と永遠の命を得るためには重要です。―申命 6:6,7。エフェソス 6:4。
特別な援助を与える
3 子供たちに「初歩の教理」を教えるのは必要なことですが,彼らの生活で生じる状況のゆえに子供たちが特別の援助を必要とすることがあります。(ヘブライ 6章1,2節と比較。)子供たちが学校や近所で,あるいは会衆においてさえ,難しい状況や問題,試練に直面する時,親は家族の聖書研究に加えて霊的な導きと訓練を子供たちに与えなければなりません。時には研究そのものを当面の特定な問題に合わせて計画することができます。例えば,子供たちが学校で国旗掲揚に参加するようにとの圧迫を経験しているならどうでしょうか。「偉大な教え手に聞き従う」の34章や「わたしの聖書物語の本」の77話などに,親が用いることのできる優れた資料があります。あるいは,年若い子供たちにとって学校で行なわれる誕生日や祝日のパーティーは大きな誘惑となりかねません。では,「偉大な教え手に聞き従う」の30章を子供たちと話し合うのはいかがですか。これらの出版物は教える点で,また年若い人々の心の中にあるものを引き出す点で特に有用です。―箴言 20:5。塔82 5/1 16ページ。目81 7/8 10ページ。
4 年の大きな子供や中・高校生は,学校のスポーツや他の課外活動に興味を引かれます。もしこの事が問題になるなら,「あなたの若い時代,それから最善のものを得る」の16章にある優れた資料を用いたいと思われるかもしれません。今日広く行き渡っている道徳的に放縦な風潮も,アルコールや麻薬,性の不道徳に関連して子供たちに試練をもたらします。親の皆さんは率先して「若い時代」の本の14,15,18章を子供さんたちと討議しておられるでしょうか。
5 わたしたちは皆,子供たちがエホバに仕えてほしいと間違いなく願っています。彼らはこの危機の時代を通過して神の事物の新体制へ入るのを確かにする,エホバとの関係を培う必要があります。エホバの組織は,このことを成し遂げるための貴重な助けを愛のうちに備えてきました。お子さんが必要としている訓練を施すために,「偉大な教え手」や「聖書物語」,「若い時代」の本,その他の出版物を十分に活用なさってください。そうする時,「彼は年老いても,それから離れないであろう」という言葉があなたの経験となりますように。―箴言 22:6。
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日本の野外奉仕報告: 9月王国宣教 1984 | 12月
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日本の野外奉仕報告: 9月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 雑誌 再訪問 研究
特別開拓者 811 134.9 109.5 68.3 5.9
開拓者 20,935 86.7 46.3 35.7 3.2
補助開拓者 15,778 62.5 27.4 21.1 1.7
伝道者 55,491 15.8 8.8 5.5 0.6
合計 93,015 書籍配布: 97,627
新しく献身しバプテスマを受けた人: 451
昨年の平均に対する伝道者の増加: 6%
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会衆の書籍研究王国宣教 1984 | 12月
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会衆の書籍研究
「ものみの塔」の記事による会衆の書籍研究
12月 9日に始まる週 塔84 10/1 25-29頁
12月16日に始まる週 塔84 10/15 19-23頁
12月23日に始まる週 塔84 11/1 27-31頁
12月30日に始まる週 塔84 11/15 22-26頁
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