ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 韓国の生活様式
    目ざめよ! 1973 | 8月8日
    • て食べます。これは辛くないので,ほとんどの人が,その独特の,忘れがたい味を楽しみます。

      宗教

      宗教は韓国人の生活の大きな部分を占めています。人口3,300万のうち,1,960万人は宗教を持っていることを認めています。そのうち1,200万人以上は仏教徒か儒教の信奉者です。この二つの宗教の基礎をなすのは先祖崇拝ですが,人口の30%以上が先祖崇拝を行なっています。迷信や占いも盛んです。町かどにはたいてい占い師がいて繁盛しています。

      しかし次のことに気づきはじめている人も少なくありません。つまり,仏教が過去2,000年間,人びとの真の助けとなってこなかったのと同じく,現代科学に信頼するのもむなしいということです。それが証拠に,地方新聞の最近の報道によると,ソウルは世界で最も汚染のひどい都市だということです。多数の韓国人は,もっと良いものをさがし求めています。

      そのために,エホバの証人が訪問して,聖書が人間の将来について述べていることを説明すると,関心を示します。しかし興味深いことに,聖書の約束である「永遠の命」は歓迎されません。(ヨハネ 3:16,新)「とんでもない。人間はみな死ななければならない。新しい人たちは生まれてこなければならないし,われわれ老人は死ななければならない」と,韓国の人たちは言います。人びとがそう言うのは,年を取って死ぬのは望ましい,とくに年を取ってから死ねば,子孫が供養してくれるのでよいと,生まれた時から教えられているからです。

      ですから,韓国の人に聖書のことを話す時にはエホバの証人は,人びとが自分の家族に対して持っている関心に訴えるよう,たとえば次のように話します。「わたしたちが非常に長生きをして,子孫が平和な環境の中で,常に年長者たちに敬意を示すりっぱな男女になっていくのを見るのは,ほんとうに幸福なことではありませんか」。それこそ神が聖書の中で約束していることです,と話すと,心の正直な人たちは,聖書をさらに深く学ぶことを望みます。

      エホバの証人は韓国で毎週2万件以上の家庭聖書研究を行なっています。そして多くの人が聖書の真理を受け入れ,熱心な奉仕者になっています。わずか5年前には8,000人たらずでしたが,今日では1万6,700人のエホバの証人が,韓国で神のことばを宣べ伝えています。この夏は,8月1日から5日にわたり,ここソウルで,エホバの証人の国際大会が開かれ,毎朝訪問者たちに,韓国の習慣と背景を英語で説明するプログラムが組まれています。

      韓国は世界でも最も急速に発展している国のひとつです。その国民総生産は1年に10%以上増加しています。また一般の韓国人はよい教育を受けています。それと同時に韓国には,多くの西洋人の興味を引く,東洋風の独特の生活様式があるのです。

  • 青年の自殺
    目ざめよ! 1973 | 8月8日
    • 青年の自殺

      ● 過去25年間に,自殺はアメリカにおける若者の死因の第2位を占めるまでに増加した。来年度中には7万人から8万人の若者が自殺を図り,そのうち3,500人ないし4,000人が死亡するものと推測されている。ロサンゼルスの自殺予防センターおよび自殺行為研究学会の理事,ミカエル・L・ペック博士は若者の自殺が増加している2つの考えうる理由を上げ次のように述べた。「今日,ストレスは劇的に増加した。第2の理由は…人びとは若い時分に生活をエンジョイすることを親から学び,また同じ親から人を信用してはいけないことを学ぶという事実である。おそらく戦後の世代は意志の疎通という面でより広範に抑圧されたのであろう」。ペック博士は,今では大学における圧力だけが原因で自殺する大学生はほとんどいないことを指摘し,「家庭内での圧力がそれに伴なっている」と述べた。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする