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    ものみの塔 1968 | 2月1日
    • ギレアデ学校の卒業生はすすんで事を行なう精神を示しました。この精神は今日多くの人に欠けています。この奉仕にみずからをささげたこれらの人々は宣教者となった場合,生活状態がどんなものかを尋ねたりしませんでした。彼らは物質的な慰安よりも神に仕えることを第一にしています。あなたもそうされますか。そのような強い信仰をお持ちですか。神に奉仕する特権を加えることに努めていられますか。「ここにわたしがおります。わたしをおつかわしください」と言った預言者イザヤの精神をお持ちですか。―イザヤ 6:8。

      これら102名の卒業生は初心者ではありません。彼らは単なる冒険心に動かされて自分をささげたのでもありません。そのすべては経験を積んだ福音の伝道者であり,献身して奉仕の生活にはいってから平均10.4年を経ています。彼らは着実な進歩を示し,いま宣教者に任命されてさらに前進の一歩を大きく踏み出しました。

      エルサルバドル出身の若い人の経験はその典型的なものです。彼は10歳のとき神に献身してバプテスマを受けました。12歳のとき,孤立した地域に派遣されて伝道し,多くの人が神のしもべになるのを助けてめざましい進歩を見せました。そして1967年のいま24歳の彼は20週間の特別な訓練を終え,宣教者としてホンデュラスに派遣されます。確かに彼は他の人が持たないものを持っています。

      すべてのクリスチャンが宣教者になれるわけでないことは事実です。しかしあなたは宣教者の精神をお持ちですか。神の国のわざに働く範囲を拡大する機会をすすんでとらえますか。他の人が持たない特権や霊的な宝をやがては得ることを目ざして働いていますか。ご自分の町あるいは国で全時間の伝道に志願できますか。

      たとえ全時間の伝道ができなくても,主イエス・キリストの手本にならう道を歩みはじめた人はだれでも,他の人の持たない何かを持つようになりました。たとえば平和と一致について考えてごらんなさい。ギレアデ学校第44期生の卒業式に出席した人々は,聖書にゆかりの深い土地を最近訪ずれたものみの塔協会のフランズ副会長からこの点に関して興味深い話を聞きました。8月6日,エルサレムの旧市においてクリスチャン証人の珍しい国際大会が開かれました。最近のアラブ,イスラエル戦争によって国家間の憎しみが深まっている中で,ユダヤ系,アラブ系のクリスチャン,エホバの証人は平和に集まり,神のことばが討議されるのを聞きました。話はアラビア語とヘブル語に通訳され,集まった176人の人々が享受したのは,確かに隣人の持たないものでした。

      それは全世界に散ってゆくこれらギレアデの卒業生102名が他の人々に分け与えようとしているものです。どこに行っても,彼らは神の国の音信をすでに受け入れた人々の間にこの比類のない平和と愛と一致を見いだすことでしょう。そして神を知って神を喜ばす道を学ぶことに熱心な多くの人々にも同じものをもたらすため,彼らは大きな働きをします。確かにこれらの宣教者は他の人の持たないものを持っています。

  • 出世すること あるいはベテル奉仕?
    ものみの塔 1968 | 2月1日
    • 出世すること あるいはベテル奉仕?

      ● 国家の独立にともない,ザンビアのアフリカ人にとって,昇進の機会は多くあります。しかしもっと出世を目ざし,勤勉に働く従業員の中にあって,奉仕者は,これがしばしば物質主義の誘惑となります。一人の男の奉仕者は,世界中に支社を持つ大会社に勤務していましたが,ベテル(ものみの塔ザンビア支部事務所)奉仕の申込書を受けとった直後ヨーロッパあるいはアメリカにあるもっと大きな事務所で働きながら,会計事務に関する特別の訓練を5年間うけるよう抜擢されました。一般的な見解からするとこれは生涯にまたとない絶好の機会でした。彼はどうしたでしょうか。ここで物質主義の誘惑に屈するか,神の御国を第一にするかの選択を迫られたことを悟った奉仕者は,真剣に神に祈って問題を考え,決定を下しました。彼は今ベテルで喜びの中に働いています。

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