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  • “平等”は真の解決策ですか
    目ざめよ! 1976 | 7月8日
    • たことでした。アラブとイスラエルの紛争に関して,多くの討論が行なわれました。ある話し手が意見を述べ始めたと同時に,他の代表団の人々が立ち上がり,会議室を離れるに及んで,その敵意の程は明らかになりました。

      矛盾しているかに見えたのは,経済的に苦しんでいる幾人かの婦人が,会場の外でデモを行なうことが必要だと考えたことでした。その婦人たちは,何かを出張したかったにもかかわらず,会議は,その婦人たちに全く注意を払いませんでした。しかも,これは婦人の平等を擁護するはずの会議でのことです。

      また提案の幾らかは,およそ望ましいものではありませんでした。例えば,フリーセックス,同性愛,同棲,“未婚の母”の家庭,堕胎の合法化などを支持して提出された要求がそれです。母親が自分の時間を仕事に費やす間,子供の世話をする託児所を備えることも提案されました。しかし,子供から,母親との毎日の大切な交流を奪って,何らかの益があるでしょうか。こうした提案は,問題を解決するより,事態を悪化させるに過ぎません。

      「世界はほとんど変化しない」

      世界中の女性が,相当の抑圧と差別を経験してきたことは間違いありません。しかし,ここメキシコの世界会議で提案されたような平等がそうした不公平を解決するでしょうか。それは極めて疑わしいことです。なぜですか。

      利己主義,どん欲,権力欲,そして悲惨な世界情勢の原因となっている他のものは,男性と同様,女性にも見られるものだからです。人間はすべて不完全であるため,ある責任を単に男性から女性へと移したところで,真の改善は見られないでしょう。このことは,かつて,“女性解放運動”に没頭していたアメリカの一女性の述べたことからも明らかです。

      「わたしにとって,女性解放運動の理想は理論としては美しいものに思えました。しかし,実際面ではうまくゆきませんでした。例えば,わたしたちが最も大事にしていた考えの一つ,わたしたちは姉妹であるという考えは,女性たちが権力の味を知り始めるやすぐに崩れ去りました。その理論は人間の利己心を考慮に入れていなかったのです。わたしは,いろいろな女性グループの中の激烈な権力闘争をいくつか目撃しました。彼女たちは,わたしがかつて見たどんな男にも劣らぬ残酷さで,お互いを背後で中傷しました」。

      エジプトの大統領夫人は,明せきな洞察力をもって,この1975年の世界会議で,次のように述べました。「権力を持つ女性は,実際には男性とそれほど異なってはいません。それで,たとえ女性が支配を行なったとしても,世界はほとんど変化しないでしょう」。

      男性と女性の双方は,等しく不完全であるため,人間のどんな形態の政府も,女性君主政体であっても,世界の諸問題を解決することはできませんでした。(エレミヤ 10:23)それゆえに,人間の不完全さを除去し,地上の人間の支配に代わって,完全な管理を天から行なわれるという神の取決めの中にこそ,唯一の真の解決策があるのです。(ダニエル 2:44。イザヤ 33:24)こうした神の取決めについて,さらに知りたいと思われますか。エホバの証人は,あなたがそうした不公平のない支配について学ばれるのを援助するため,お宅か他の都合の良い場所で,喜んであなたと無償の聖書研究を行ないます。

  • カトリック教徒は何人いるか
    目ざめよ! 1976 | 7月8日
    • カトリック教徒は何人いるか

      ● 世界人口38億399万9,000人のうち,18.3%すなわち6億8,899万1,000人がローマ・カトリック教徒であることを最新の統計は示している。しかし,1973年版バチカン統計年鑑の他の資料は,司祭および修道会に属する男子の数が同年,41万3,672人に減少したことを明らかにしている。これは前年に比べ4,102人の減少であり,約1,665人のローマ・カトリック教徒に対して,司祭,修道士,もしくはカトリック助修士が一人しかいないことになる。

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