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    幸福 ― それを見いだす方法
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      13 わたしたちが今どんな生き方を選ぶかによって,来たるべき新秩序で神が与えてくださる生活を楽しめるかどうかが決まります。

      14 まずすぐに考えられるのは,復興される楽園で享受する物質面の祝福の数々です。アダムとエバは,最初の楽園にいたとき,栄養豊かな食物を十分に与えられていました。(創世 2:9,16)ですから,新秩序においても,健康的な良い食物に事欠くことはないでしょう。―詩 72:16; 67:6。

      15 アダムとエバは健康に恵まれていました。それは神が彼らを完全な者に創造されたからです。このことは,病気による痛みや悲しみの涙が新秩序では過去のものとなるという聖書の言葉を裏書きするものです。(啓示 21:1-4)人類は向上して身体的に次第に完全になるのです。

      16 色々な問題に妨げられることも,70年ほどで死んでしまうということももはやないので,知識や経験の様々の分野を探求することができる感激を味わえます。また,自分の才能を最大限に生かすことができますし,自分にあるとは思ってもみなかったような才能を伸ばすことさえできるでしょう。料理,家を建てること,家具作り,室内装飾,庭造り,楽器の演奏,洋服の仕立て,知識の広大な分野を研究することなど,将来行なえる,意欲をそそる有益な事柄を挙げれば際限がありません。エホバはかつて,「わたしの選ぶ者たちは自分の手の業を最大限に用いるであろう」と言われました。―イザヤ 65:22,新。

      17 聖書によると,エデンの園の動物の食べ物は植物でした。(創世 1:30)ですから,動物がもはやどう猛でも危険でもなくなるように神が取り計らってくださることを期待できます。したがって動物はお互いに,また人間とも仲良くなることでしょう。子供もおとなも心ゆくまで動物と遊び戯れることでしょう。―イザヤ 11:6-8; 65:25。ホセア 2:18と比較してください。

      18 しかし,聖書は新秩序における物質面の祝福を言い尽くしているわけではありません。創造者であられるエホバは人間の必要を知っておられます。聖書は神についてはっきりとこう述べています。「あなたはみ手を開いて,生きているものすべての願いを満たしておられます」― 詩 145:16,新。

      19 聖書は適切にも,復興された楽園における幸福に寄与するものが,物質面の繁栄や祝福ではなく,霊的かつ精神的な事柄であることを強調しています。例えば,わたしたちは次のような状態になるときを楽しみにして待つことができます。

      「真の義の働きは必ず平和となり,真の義の奉仕は,定めのない時に至る平穏と安全である。そしてわたしの民は,平和な居どころに,全き確信の持てる住居に,かき乱されることのない憩いの場に必ず住む」― イザヤ 32:17,18,新。

      20 たとえ健康に恵まれ,立派な家に住み,食物がふんだんにあっても,争い・緊張・ねたみ・憤りなどに囲まれているなら,真の満足は得られません。(箴 15:17; 21:9)しかし,来たるべき楽園に住むことを神から許される人々は,そうした人間的な弱点を克服しようと良心的に努力してきた人たちです。そういう人々が,愛,平和,親切,自制などを含む神の霊の実を培う世界的なクリスチャン家族を作り上げるのです。(ガラテア 5:19-23)そして,神の特質に一致した人格を身に着けるよう誠実に努力するのです。―エフェソス 4:22-24。

      エホバを喜ばせ,エホバを賛美するために生きる

      21 予告されている物質面や霊的な面の祝福は,新秩序を待ち望む理由を与えてくれます。しかし,それらを第一の理由として神を崇拝し,クリスチャンの生活を送るとすれば,自分が望むことや自分が得ることのできるものをまっ先に考える,現代の自分第一主義の世代とある程度似ていることになります。

      22 むしろわたしたちは,神がそうすることを望んでおられるので,現在もまた将来も,クリスチャンとして生きたいという強い願いを培うべきです。自分よりも神を第一にすべきです。イエスは,「わたしは参りました,……神よ,あなたのご意志を行なうために」,「わたしの食物とは,わたしを遣わしたかたのご意志を行ない,そのみ業をなし終えることです」と言って,わたしたちが持つべき見方をお示しになりました。(ヘブライ 10:7。ヨハネ 4:34)わたしたちは,神がしてくださったことに対する感謝の念に動かされて,神を第一にするはずです。―ローマ 5:8。

      23 適切なことに,聖書はわたしたちが受ける報いや祝福を最重要事として強調していません。むしろ,神のみ名を立証すること,神の属性や神が行なわれた事柄のゆえに神を賛美することの正しさを強調しています。ダビデは次のように書きました。

      「王なるわたしの神よ,わたしはあなたをあがめます。あなたのみ名を定めのない時に至るまで,永久にほめたたえます。エホバは偉大であり,大いに賛美されるべき方。その偉大さは探りがたい。あなたの尊厳の栄光に満ちた光輝と,あなたのくすしいみ業に関する事柄を,わたしは深く自分の思いに留めます」― 詩 145:1,3,5,新。

      24 生活の中で神を第一にし,神を積極的に賛美することは,イエスにとってもダビデにとってもふさわしいことでした。それはわたしたちにとっても極めてふさわしいことです。そして,これに加えてクリスチャンとしての実際的な生き方をするなら,わたしたちは,現在だけでなく将来も永遠にわたって幸福を見いだしてゆくことができます。

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    幸福 ― それを見いだす方法
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