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「大患難」を地上で生き残る者たち『その時,神の秘義は終了する』
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すべての涙をぬぐい去られるであろう」。(啓示 7:17)彼らは,子羊イエス・キリストを通して神に負っている救いに歓喜します。しかし,子羊による自分個人の救いより,さらに高いところに目を留めています。悪魔サタンが神として君臨した現在の邪悪な事物の体制を全地から一掃するため,神が「大患難」をもたらされることにより,エホバ神の宇宙主権が立証され,その栄光に満ちたみ名が神聖にされるのを,喜びを抱きつつ待ち望んでいるのです。彼らにとってその大患難を生き残ることは,なんという喜びでしょう。
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最初の四つのラッパが吹かれる『その時,神の秘義は終了する』
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第16章
最初の四つのラッパが吹かれる
1 第六の封印が開かれることによって啓示される事柄は,どんな啓示をもって終了しましたか。そして何が残りましたか。
秘義の巻き物の第六の封印が開かれることによって明らかにされる事柄は,神のみ座の前および子羊イエス・キリストの前に立つ,地上の「大群衆」に関する啓示をもって終了しました。栄光に輝く天のみ座にすわっておられる神の右手から子羊が受け取ったその巻き物には,もう一つの封印,七番目の封印が開かれずに残っていました。
2 「地の四方の風」を抑え始める時はいつでしたか。それを抑える理由は何でしたか。
2 第六の封印が開かれることによって啓示された場面は,地の四隅にいる「四人の使い」が「地の四方の風」を抑えているところでした。それは,神がご自分の予備的な業を終了し,彼らに合図を送られるまでであり,そのとき神は,ご自分から出る全世界的な滅び
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