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  • 「ノアの日」のような日
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
塔86 1/1 10–15ページ

「ノアの日」のような日

「地は暴虐で満ちるようになった。……それは損なわれていた。肉なるものがみな地でその道を損なっていたからである」― 創世記 6:11,12。

1,2 (イ)今日エホバの証人は,どんな種類の暴力と闘わなければなりませんか。(ロ)神の民はどんな状況の中で,復活の希望によって慰められてきましたか。

暴力! それは,ノアの時代と同様,今日においても日常語と化しています。ノアのようにまことの神と共に歩む人々でさえ,暴力の影響を受けないわけではありません。そのことは,昨年の7月21日,オーストラリアのシドニーにあったエホバの証人の王国会館が,神と家族に対する忠節に関する公開聖書講演の最中に破壊された時に明らかとなり,いやおうなく世界の注目を集めました。一人のエホバの証人が死亡し,40人以上が病院に運ばれました。その全員が回復しましたがこの犯罪的な暴力行為のためにひどい傷の残った人もいます。一人の刑事は,「中に110人の人がいたのですから,110人の死者が出なかったのはまさに奇跡です」と述べました。

2 北アイルランド,レバノン,エルサルバドルなど地上の別の場所では,エホバの証人が暴力行為の絶えない環境の中で「良いたより」をふれ告げています。数人が命を失い,ある人は宣教に携わっている時に亡くなりました。多くの国では事故や地震のような「予見しえない出来事」によっても尊い命が奪われてきましたが,そうした場合にエホバの民は復活の希望によって慰められています。―伝道の書 9:11。テサロニケ第一 4:13,14。

3 (イ)最近の出来事とルカ 21章16節が示しているとおり,あるエホバの民にはどんなことが生じるかもしれませんか。(ロ)神が「大患難」の際に保護してくださることを示すどんな保証がありますか。

3 最近メキシコでは,悲惨な地震のために5,000人以上の死者が出ましたが,その中にはエホバの証人とその仲間が全部で23人含まれていました。プエルトリコで生じた洪水と地すべりで命を失った300人のうち,7人はエホバの証人とその仲間でした。これは,エホバがご自分の僕のある者たちを保護できなかったことを意味していますか。決してそのようなことはありません。わたしたちは事故や災害の影響を受けないわけではありません。イエスは迫害についてあらかじめ弟子たちに警告を与え,「彼らはあなた方のうちのある者たちを死に渡すでしょう」と言われました。わたしたちの兄弟で,ナチ・ヒトラーの暴虐の手にかかって命を失った人は幾百人もいます。エホバはそのような人たちすべてを覚えておられ,復活させられます。しかし,予告されていた「大患難」が地を襲う時,エホバはちょうどノアの日に行なわれたように,ご自分の名を呼び求める者たちを救えることをお示しになるでしょう。―ルカ 21:16-19。マタイ 24:14,21,22,37-39。イザヤ 26:20,21。ヨエル 2:32。ローマ 10:13。

4 今日の状況は,創世記 6章11,12節に描かれている状況とどのように似ていますか。

4 1914年以来,暴力は全地で荒れ狂ってきました。今世紀に生じた戦争と大虐殺で1億人余りの人々が死亡し,人類は飛行機のハイジャック,テロリストの爆弾闘争,大量殺りく,人種間の憎しみなどの災いに悩まされてきました。核拡散にも脅かされてきました。確かに今は,「逃げ道を知らない諸国民の苦もん」が見られる「危機の時代」です。(テモテ第二 3:1-5,13。ルカ 21:25)しかし,今日のエホバの民は,しばしば暴力と結び付けられてはいても暴力よりもはるかに大きな危険をもたらす災厄のただ中で生活しています。その始まりは4,300年以上前のノアの時代にさかのぼります。その災厄とは何ですか。

堕落した世のただ中にあったノアの信仰

5,6 (イ)サタンはどのように人類を汚すようになりましたか。(ロ)ノアとその家族はどのような点でその時の世のものではない人として際立っていましたか。

5 エデンにおける反逆の後,悪魔サタンは『人の住む全地を惑わすこと』に熱中しています。(啓示 12:9)エホバは,神から与えられた性的な能力を結婚の取り決めの範囲内で,やはり同じ人間を『地に満たす』ために誉れある仕方で用いるよう男と女に命じられました。(創世記 1:28。ヘブライ 13:4)ところが悪魔は不自然な性で人間を汚すことに心を向けました。どのようにでしょうか。神の霊の子がサタンの反逆に加わったのです。それらの霊者はサタンを「支配者」とする「悪霊」となりました。(ルカ 11:15)その時,悪霊たちはどんな行動を取りましたか。地上に降りて来て人間の体を身に着け,器量の良い人間の娘たちと共に住んだのです。そのために恐ろしいことが生じました。

6 そのようにして混血の子孫が生み出されましたが,それは半分が悪霊,半分が人間という,肉体を着けた巨人でした。その巨人はネフィリム,つまり人類を残虐に「倒す者たち」でした。次の記録が示しているとおりです。「そして,地はまことの神の前に損なわれ,地は暴虐で満ちるようになった。それで,神が地をご覧になると,見よ,それは損なわれていた。肉なるものがみな地でその道を損なっていたからである」。暴力と,性的な面での堕落があまりにも広まっていたので,ノアに関してのみ,『彼は同時代の人々の中にあってとがのない者となった。彼はまことの神と共に歩んだ』と言うことができました。全人類の中でノアの妻,ノアの息子およびその妻たちだけが信仰と敬虔な恐れを示しました。明らかにノア一族は,当時の性的な面での堕落に汚されなかったのです。―創世記 6:4,9-12,参照資料付き聖書,脚注。

7 ノアの時代に実証されたとおり,エホバは悪人と義人をどのように裁かれますか。(マタイ 25:40,45,46と比較してください。)

7 エホバはその暴力的で性に夢中になった悪霊的な世を除き去られました。大洪水を送って悪いものをことごとく洗い流されたのです。混血のネフィリムと腐敗した人間たちは忘却のかなたへと流し去られ,以前に神の子であった悪霊はもといた霊界に逃げ,自分たちに対する神の裁きを待つことになりました。しかし生存者がいたのです! ノアとその直系の家族は命を救われました。なぜでしょうか。箱船を建造し,非とされた世に義を伝道するという業によって裏づけられた信仰があったからです。―ペテロ第二 2:4,5。

現代の人たち,気をつけなさい!

8 どんな点でノアの日はわたしたちの日を予表していましたか。

8 ノアの日はわたしたちの日を予表していました。どのようにそれが分かりますか。イエスは暴力や不法や愛の欠如の見られる同様の時代を,わたしたちが『世の初めから今に至るまで起きたことがなく,二度と起きないような大患難』の瀬戸際にいることを示す「しるし」の一部として予告されました。イエスはまた,「その日と時刻についてはだれも知りません。……ただ父だけが知っておられます」と述べてから,次のように付け加えられました。「人の子の臨在はちょうどノアの日のよう……です。洪水前のそれらの日,ノアが箱船に入る日まで,人々は食べたり飲んだり,めとったり嫁いだりしていました。そして,洪水が来て彼らすべてを流し去るまで注意しませんでしたが,人の子の臨在の時もそのようになるのです」。―マタイ 24:3-21,36-39。

9 どのようにわたしたちは,『注意しない』人々がたどる運命を避けることができますか。

9 そうです,『人々は注意しませんでした』。しかしあなたがその人々のようになる必要はありません。主イエスが天から表わし示され,「神を知らない者と,わたしたちの主イエスについての良いたよりに従わない者」を永遠に滅ぼすことによって神の復しゅうを遂げられる時,逃れることができます。(テサロニケ第二 1:7,8)自分を喜ばせることを人生の主要な関心事とし,神のことを全く考えず,名声を伴う職業や物質的な富を追い求める世の人々のようになる必要はありません。まさに「彼らの神はその腹」なのです。―フィリピ 3:19。

「悪を憎め」

10,11 (イ)神の是認を得るため,どんな悪徳を避けなければなりませんか。(ロ)わたしたちはどんな武具を身に着けなければなりませんか。なぜですか。

10 この末の日に,大多数の人の生活は,結婚の益にあずかっていようがあずかっていまいが,性を中心に営まれています。また,既婚者の多くにとって,離婚や婚姻の無効宣告は普通のことになっています。イエスの弟子たちが述べた明確な警告を無視し,キリスト教世界の多くの人は同性愛行為にふけっています。すでにそのような人たちの一部は,エイズや他の性行為感染症という形で「十分な返報を身に受け」ています。しかし,そうした人にもまだ救いの希望はあります。イエスが,誇り高く悔い改めない当時の宗教指導者たちと対比して,自らの生活を清めてイエスに信仰を持った売春婦たちのことを好意的に語られたことを思い起こしてください。―ローマ 1:26,27。ペテロ第二 2:9,10。ユダ 6,7。マタイ 21:31,32。

11 不道徳な習慣に汚されているかもしれない,あるいはそうした習慣にふけるよう誘惑されるエホバの民は,だれであれ目を覚まし,神が備えてくださる一そろいの武具を身に着けなければなりません。(エフェソス 6:11-18)今の時代はまさしく「ちょうどノアの日のよう」です。「ほえるライオン」である悪魔と,堕落した配下の悪霊たちは,神の僕たちを孤立させ,わなに掛けようとして四六時中活動しています。わたしたちは堅い信仰をもってそれらの敵に立ち向かわなければなりません。―ペテロ第一 5:8,9。

12 詩編 97編10節の諭しに従うのはなぜ重要なことですか。

12 衝撃的なことですが,エホバの組織内で目立った立場にいたある人々でさえ,同性愛,夫婦交換,子供に対するわいせつ行為などを含む不道徳な習慣に屈してしまいました。昨年は3万6,638人の人がクリスチャン会衆から排斥されなければならなかったことも注目に値します。その大部分は不道徳行為を習慣的に行なっていたことが原因でした。エホバの組織は清く保たれなければなりません!(コリント第一 5:9-13)今は,会衆の長老たち,奉仕の僕たち,そしてまさにすべての兄弟姉妹たちが,不道徳行為に発展しかねないどんな状況をも避けるべき時です。詩編 97編10節が述べているとおり,エホバの基準に対する忠節は報われるのです。「エホバを愛する者たちよ,悪を憎め。神はご自分の忠節な者たちの魂を守っておられ,邪悪な者たちの手から彼らを救い出される」。

13 使徒パウロと使徒ペテロはどんな健全な助言を与えていますか。

13 遅くとも「大患難」では,「不潔で嫌悪すべき者」はすべて除かれます。わたしたちはこの世的な堕落を憎むこと,そうです,それを嫌悪し,避けることに深い関心を払わなければなりません!『淫行から逃げ去ら』なければなりません!(啓示 21:8。コリント第一 6:9,10,18)使徒ペテロは,疑いの種をまく背教者たちと,「エホバの日」の真の意味について警告を与えたあと,「聖なる行状と敬虔な専心」をわたしたちに勧めてからこう付け加えています。「しかし,神の約束によってわたしたちの待ち望んでいる新しい天と新しい地があります。そこには義が宿ります。それゆえに,愛する者たちよ,あなた方はこれらのものを待ち望んでいるのですから,最終的に汚点もきずもない,安らかな者として見いだされるよう力を尽くして励みなさい」。そのようにして,神が『すべてのものを新しく[また清く]される』「新しい地」に入るのは本当に大きな喜びです!―ペテロ第二 3:3-7,10-14。啓示 21:1,4,5。

さらに別の『警告の例』に注意を払いなさい

14 大洪水によって地は清められましたが,その清い状態が一時的なもので終わってしまったのはなぜですか。

14 大洪水によって悪霊や人間に関係した地上のすべての汚れが清められたあと,エホバは最初にアダムにお与えになった命令を繰り返し,ノアとその息子たちに,「子を生んで多くなり,地に満ちよ」と言われました。(創世記 9:1)彼らは予示的な仕方でそのようにしたため,創世記 10章には70の「種族」― 比喩的な完全数 ― が列挙されています。しかし,人類はなおもアダムから受け継いだ罪の影響を被っていました。そして人間は,またもや悪霊の影響を受けたためでしょう,性的な面での堕落へと落ち込んでゆきました。

15 ソドムに対する神の裁きから何を学べますか。

15 やがて,エホバの「友」アブラハムとアブラハムのおいのロトがカナンの地へと移動しました。ロトは「エホバの園のよう」であったヨルダン地域に移ることを選びました。しかし,そこは道徳的にもエホバの園のようでしたか。エホバの園からはほど遠い状態でした! ロトが居を定めたソドムの町と隣のゴモラの町は同性愛行為に深くはまり込んでいたのです。そこには10人の義人さえ見いだされませんでした。この理由でエホバはそれらの町に「永遠の火による司法上の処罰」をもたらされました。堕落したそれらの町が回復されることは決してないでしょう! イエスはわたしたちが警戒していることの必要性を強調するために,「ノアの日」に生じた事柄と,ソドムに臨んだ神の裁きとを引き合いに出されました。―創世記 13:10; 18:32。ユダ 7。ルカ 17:26-30。

16 悪霊のどんな活動ゆえに,信仰のために厳しい戦いをすることが必要になりますか。

16 思い違いをしてはなりません! サタンと配下の悪霊たちは今もなお荒れ狂っています! それら堕落した霊たちは比喩的な「濃密な闇の坑」の中に投げ込まれ,肉体を着けることはとどめられているものの,人間たち,特にエホバの僕たちを腐敗させることに余念がありません。(ペテロ第二 2:4-6)悪霊たちがカナンに影響を及ぼし,その祖父ノアに対して不道徳な行ないをさせたことは疑いありません。(創世記 9:22-25)確かにそれらの悪霊たちは,「カナンの地の風習」となった倒錯した行為を生み出させたに違いありません。ですからやがてその地はそこに住む民を吐き出しました。(レビ記 18:3-25)同様に悪霊たちは,今日の非常に多くの地域社会に影響を及ぼしている不自然な形の性行為を助長しています。信仰のための厳しい戦いをするにあたって,わたしたちは「甚だしい淫行を犯し,不自然な用のために……肉を追い求め」させようとする堕落したみ使いたちのどんな攻撃にも抵抗しなければなりません。―ユダ 3,6,7。

保護されるために建てなさい

17 ノアとその家族に倣い,わたしたちはどのように世のものではないことを示せますか。

17 この時代の重大性を考えるとき,わたしたちはどのように救出の道を見いだすことができるでしょうか。では,ノアとその家族はどのようにして生き残りましたか。「信仰によって,ノアは……世を罪に定め」ました。(ヘブライ 11:7)同じように今日も,エホバの証人は邪悪な世の「ものではありません」。それに加え,わたしたちは,イエス・キリストの弟子となるために命をエホバに献げ,水のバプテスマを受けることによって自分の信仰を実証してきました。―ヨハネ 17:14,16。マタイ 28:19。

18 箱船の建造は何の予型でしたか。

18 さらにわたしたちは,この時代に関するエホバの業,つまり大いなるノア,イエス・キリストの指示による霊的な建てる業に携わります。安全を得,生き残るための場所であった箱船は,エホバが1919年以来ご自分の崇拝者たちの間に建ててこられた霊的パラダイスを表わしています。それは,神との回復された平和的な関係という状態のことであり,大いなるノアの対型的な家族を「大患難」の際に保護するための神の取り決めのことです。―マタイ 24:21。コリント第一 3:9,11。コリント第二 12:3,4。啓示 7:13,14。

19 ノア,その家族の成員,彼らの業は何を予示していますか。

19 「ノアはエホバの目に恵みを得た」と記されています。イエス・キリストはこの地上で神と共に謙遜に歩み,何事も自分の考えでは行なわれませんでしたが,ノアはそのイエス・キリストを実によく表わしています。(創世記 6:8。マタイ 17:1,5。ヨハネ 8:28)二人は共に義の伝道者であり,すべてのエホバの証人にとってりっぱな手本となっています。そしてまた,ノアの妻,つまり今日の地上に残っている油そそがれた者たちを予示していた婦人が柔順の手本であることもわたしたちは確信できます。(ペテロ第二 2:5。ルカ 4:14-19。エフェソス 5:21-24)保護のための箱船を建造する業がいかに膨大であったかを考えると,年老いていたノアが助け手として精力的な3人の息子とその妻たちを持っていたことをどれほどうれしく思ったに違いないかが想像できます。それらの息子とその妻たちは適切にも,対型的な大洪水の最終的な秒読み段階にある間,霊的な建てる業の大部分を担う現代の「大群衆」を表わしています。―啓示 7:9,15。

20,21 (イ)エホバの崇拝者の前途には,清められた地においてどんな明るい見込みがありますか。(ロ)今でさえ,どんな喜びを経験できますか。

20 この地球が洗われて清くなり,文字通りのパラダイスへと変えられる時,ノアの息子たちと義理の娘たちによって表わされていた人々は,義のうちに産み出される子供たちをしばらくの間持つことになるかもしれません。それから,復活の奇跡によって,地球を人間で満たすことが完成されるでしょう。イエスの「ほかの羊」になる特権を受け入れる人は皆,完全さへと回復させられ,キリストが王国をみ父に返されたあとの最終的な試みを生き残り,とこしえの命のために義と宣せられることでしょう。―ヨハネ 5:28,29; 10:16。コリント第一 15:24-26。詩編 37:29。啓示 20:7,8。

21 エホバの忠実な崇拝者の前には,何と大きな喜びが待ち受けているのでしょう! しかし,今でさえ,生き残るための現代の箱船を建てる業に心をこめてあずかることによって,大きな喜びを見いだせます。その業はどれほど繁栄していますか。次の記事はその答えを示しています。

どのように答えますか ―

□ 洪水前の出来事はどのようにわたしたちへの警告となっていますか

□ マタイ 24章37-39節から,どんな教訓を得るべきですか

□ 『悪を憎む』ことが非常に重要なのはなぜですか

□ どのようにわたしたちは対型的な箱船を建てる業にあずかれますか

[11ページの囲み記事]

「ノアの日」のように ―

「未婚の男女が性関係を持つことを不道徳と考えているのは……大学の宗教の教師の40%にすぎない」― 1984年12月29日付,「サタデー・オクラホマ・アンド・タイムズ」紙。

[12ページの囲み記事]

聖書の原則には価値がありますか

監督派教会の一司祭が,一人のエホバの証人が行なった葬式の話を聴きました。その後ものみの塔協会の二人の奉仕者がその司祭の招待を受け,ニューヨーク市ブルックリンハイツで数人の僧職者と共に行なう話し合いに参加しました。

同性愛の問題が持ち出されました。エホバの証人たちは,聖書はそれを禁じていることと,どのような種類の不道徳行為であれ,そうしたことを習わしにする人は排斥されることを明らかにしました。(ローマ 1:24-27。コリント第一 6:9,10。ユダ 7)証人たちはこの問題に関する僧職者たちの立場を尋ねました。そして次のような答えを得ました。

組合教会の僧職者: 「我々の教会の内規のどこかに破門に関する規則があるとは思うが,これまで,その法規を実施したことは思い出せない」。

監督派教会の司祭: 「もしその法規を実施したら,教会区の信者は一人も[残らなくなってしまう]」。

カトリックの法王庁の高官: 「もしその法規を実施したら,司祭は一人も[残らなくなってしまう]」。

僧職者たちのこれらの言葉は問題を誇張しているかもしれませんが,エホバの証人は会衆を清く保つ面で自らの立場を堅く保つことを喜びとしています。彼らは「世のものではない」のです。―ヨハネ 15:19。

[13ページの囲み記事]

「ノアの日」のように ―

「同性愛者の高校生向けの公立のニューヨーク市立学校がマンハッタンに開校した」。同校の教師はこう述べた。「我々は同性愛者の少年少女が未熟なティーンエージャーの影響を受けない環境が欲しかった」。―1985年6月6日付,ニューヨーク・タイムズ紙。

[14ページの囲み記事]

「ノアの日」のように ―

「リバーサイド教会の会員は昨日,同性愛の関係をクリスチャンの家族生活の概念の一部として受け入れるという,同性愛者を支援する方針を受け入れた」― 1985年6月3日付,ニューヨーク・ポスト紙。

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