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  • 「この日はあなた方のための記念」となる
    ものみの塔 2013 | 12月15日
    • 9. 出エジプト記 12章6節によれば,過ぎ越しの子羊はいつほふられることになっていましたか。(「その日のいつのことか」という囲みも参照。)

      9 出エジプト記 12章6節には,子羊は「二つの夕方の間に」ほふられるべきである,と述べられています。他の日本語聖書では,「夕暮れに」(新共同訳),「日暮れ時に」(バルバロ訳),「黄昏時に」(岩波版旧約聖書)などとなっています。したがって,子羊は日没後の薄明るい間に,すなわちニサン14日の初めに,ほふられることになっていました。

      10. 一部の人たちは,子羊がいつほふられたと考えていますか。もしそう考えるなら,どんな疑問が生じますか。

      10 後代に一部のユダヤ人は,神殿に携えて来られた子羊すべてをほふるには何時間もかかっただろう,と考えました。それで,出エジプト記 12章6節の表現はニサン14日の終わりを指す,と解釈しました。つまり,太陽が傾き始めた時(正午すぎ)から,ニサン14日が終わる日没までの間を指す,と考えたのです。しかし,もしそういう意味なら,過ぎ越しの食事はいつ取るのでしょうか。古代ユダヤ教を専門とするジョナサン・クラワンス教授は,こう述べています。「新しい日は日没とともに始まる。したがって,犠牲がささげられるのは14日だが,実際に過ぎ越しが始まり食事をするのは15日である。ただし,この時間的流れは出エジプト記に明示されてはいない」。同教授はさらにこう書いています。「ラビの文献は,[西暦70年の]神殿の滅び以前にセデル[過ぎ越しの食事]がどのように執り行なわれていたかを述べてさえいない」。―斜体は本誌。

  • 「この日はあなた方のための記念」となる
    ものみの塔 2013 | 12月15日
    • その日のいつのことか

      ユダヤ人の注解者マルクス・カーリシュ(1828-1885年)はこう書いています。「同じ見解をいっそう明確に述べているのはイブン・エズラ[スペインの著名なラビ,1092-1167年]の次の言葉である。『二つの夕方がある。第一のものは日没……である。第二のものは,雲に反射する残光が消える時である。この両者の間には1時間20分ほどの時間がある』。最も妥当な解釈に思えるこの説明は,カライ派やサマリア人による説明と同じであり,他の多くの人々によっても採用されている」。子羊がニサン14日の初めにほふられたという見方は,イスラエル人に対する申命記 16章6節の指示と調和しています。つまり,「過ぎ越しの犠牲」は「夕方,日が沈んですぐ,あなたがエジプトを出たその定めの時に」ささげるべきである,という指示です。―出 30:8。民 9:3-5,11。

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