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目ざめよ! 1995
目95 10/22 3–4ページ

寿命が延びるどんな見込みがあるか

「人は女から生まれ,人生は短く,苦しみは絶えない」―「聖書 新共同訳」のヨブ記 14章1節に記録されているヨブの言葉。

人生の短さは幾度となく詩の題材となってきました。1世紀のある著述家もヨブと同じように,「あなた方は,少しのあいだ現われては消えてゆく霧のようなもの……です」と述べました。―ヤコブ 4:14。

あなたも,人生が惨めなほど短いということに気づいておられますか。およそ400年前のこと,ウィリアム・シェークスピアは次のように書きました。「消えろ,消えろ,つかのまの燈火! 人生は影法師の歩みにすぎぬ」。(永川玲二訳)また,19世紀のアメリカ・インディアンの一酋長は,「人生とは何か」と問いかけ,「それは夜の蛍火のようなものである」と答えました。

人間の寿命はどのくらいでしょうか。預言者モーセはおよそ3,500年前に当時の状況を次のように描写しました。「わたしたちの年の日数そのものは七十年です。そして,特別の力強さのために,たとえそれが八十年であっても,ただ難儀と有害なことが付きまとうだけです。それは必ず速やかに過ぎ去り,わたしたちは飛び去ってしまいます」― 詩編 90:10。

70年,それは2万5,567日にすぎません。80年でも,たったの2万9,219日です。本当にごくわずかです。人間の寿命を延ばすためにできることはあるのでしょうか。

医学は助けになれるか

サイエンス誌は次のように述べました。「[米国における]誕生時の平均余命は,1900年には47年だったものが,1988年には約75年にまで延びた」。医療や栄養状態の改善によって乳幼児の死亡率が減少した結果,現在,米国民はモーセが述べたのと同じくらい生きられるようになりました。それにしても,大半の人の寿命が劇的に延びる見込みはあるのでしょうか。

老化研究の第一人者であるレナード・ヘイフリックが自著「老いの過程と原因」の中で述べた次の言葉は注目に値します。「今世紀における生物医学の研究の進歩と改善された医療の実施は,確かに人間の寿命に影響を及ぼしてきたが,それは人間の寿命の一定の上限に近づく人が増えたということにすぎない」。そのためヘイフリックは,「平均余命は延びてきたが,寿命は延びていない。その違いは決定的である」と説明しています。

人間の寿命の「一定の上限」とは何のことでしょうか。近年は115歳以上の人がいるかどうか定かではない,と言う人がいます。しかし,サイエンス誌は,「1990年現在,確認されている最高齢者の年齢は120歳を少し上回っている」と述べました。また,今年の初めに,フランスの保健相は,大勢の記者やカメラマンが同行する中,フランスのアルルに住むジャンヌ・カルマンのもとを訪れ,彼女の120歳の誕生日を祝いました。モーセも平均寿命をはるかに上回る120歳まで生きました。―申命記 34:7。

科学者は,人は普通120年かそれ以上生きる見込みがある,と述べているでしょうか。ほとんどの科学者はそうは述べていません。デトロイト・ニューズ紙に次のような見出しが載りました。「研究者たちは85歳が平均寿命の上限かもしれないと言う」。この記事の中で,老化研究の権威とされているS・ジェイ・オルシャンスキーは,「人は一旦85歳を超えると,複数の臓器の機能不全で死ぬ。呼吸が停止する。要するに,老齢で死ぬのである。そして,その治療法はない」と述べ,こう付け加えています。「人間の老化を分子レベルで逆行させるのでない限り,もはや平均余命が急激に延びることはない」。

サイエンス誌は,恐らく「寿命はすでに上限に近づいており,死亡率がこれ以上大幅に減少する見込みは薄い」だろうと述べました。死亡証明書に記載される死因をすべてなくすことができたとしても,平均余命は20年足らずしか延びないと言われています。

ですから,多くの科学者は人間の寿命の長さに疑問を抱いていませんし,それが変化し得るとも考えていません。とはいえ,人間はやがて今よりずっと長生きできるようになる,と信じることは道理にかなっています。それはなぜでしょうか。

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