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お金に対する賢い見方とはどのようなものですか目ざめよ! 2007 | 6月
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聖書の見方
お金に対する賢い見方とはどのようなものですか
『金は身の守りである』と,聖書は述べています。(伝道の書 7:12)お金があれば,衣食住を賄えるので,貧困に伴う苦難を経験せずにすみます。実際,物質上のものはほとんど何でもお金で買うことができます。「金銭はすべての必要に応じる」と伝道の書 10章19節(「新改訳」,新改訳聖書刊行会)は述べています。
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お金に対する賢い見方とはどのようなものですか目ざめよ! 2007 | 6月
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金銭に勝るもの
ソロモン王は,金銭が身の守りになると述べ,さらに「知恵も身の守り」であると言いました。なぜなら,知恵は「それを所有する者たちを生きつづけさせる」からです。(伝道の書 7:12)どのような意味でそう述べたのでしょうか。その聖句でソロモンは,聖書についての正確な知識に基づく,また神に対する健全な恐れに基づく知恵のことを述べていました。そのような神からの知恵は金銭よりも優れており,それを身につける人は,人生における多くの落とし穴に陥らずにすみ,早死にをさえ避けることができます。また,真の知恵は冠のようであり,それを有する人は称賛され,敬意を得ます。(箴言 2:10-22; 4:5-9)さらに,神の恵みを得ることにもつながるので,「命の木」と呼ばれてきました。―箴言 3:18。
そのような知恵を得たいと誠実に願う人,しかも意欲的に尋ね求める人は,それが決して得難いものでない,ということに気づくでしょう。こう述べられているとおりです。「我が子よ,あなたが……理解を求めて呼ばわり,識別力を求めて声を上げるなら,銀を求めるようにそれを求めつづけ,隠された宝を求めるようにそれを尋ね求めつづけるなら,そのとき,あなたはエホバへの恐れを理解し,まさに神についての知識をも見いだすことであろう。エホバご自身が知恵を与えてくださるからである。そのみ口からは知識と識別力が出る」。―箴言 2:1-6。
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