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見張りの者と共に仕えるものみの塔 2000 | 1月1日
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13 (イ)エホバの見張りの者は,どんな知らせをふれ告げてきましたか。(ロ)大いなるバビロンは倒れたと,なぜ言えますか。
13 この見張りの者は何を見たでしょうか。その点についても,エホバの見張りの者,証人級は,こう告げ知らせました。「彼女は倒れた! バビロンは倒れた。その神々の彫像を神[エホバ]はことごとく地に砕かれた!」(イザヤ 21:9)第一次世界大戦後のその時期に,それまでの権力の座から引き降ろされるのは,大いなるバビロン,つまり偽りの宗教の世界帝国です。(エレミヤ 50:1-3。啓示 14:8)ですから,当時“大戦”と呼ばれたその戦争がキリスト教世界で始まったのも何ら不思議ではありません。両陣営の僧職者は,自分たちの側の優秀な若者たちを説きつけて最前線に送り込むことにより,火に油を注ぎました。なんと不面目なことでしょう。1919年,大いなるバビロンは,当時聖書研究者として知られていたエホバの証人が無活動の状態を脱して,今なお続いている世界的な証言活動に乗り出すのを阻むことはできませんでした。(マタイ 24:14)そのことは,大いなるバビロンが倒れたしるしとなりました。これは,西暦前6世紀,イスラエルの解放が古代バビロンの倒れたことを物語るしるしとなったのと同じです。
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