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うまずめであった女は歓ぶイザヤの預言 ― 全人類のための光 II
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山は取り除かれ,丘はよろめくかもしれない。しかし,わたしの愛ある親切があなたから取り除かれること,また,わたしの平和の契約がよろめくことはないからである』と,あなたに憐れみを抱く方エホバは言われた」。(イザヤ 54:9,10)
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うまずめであった女は歓ぶイザヤの預言 ― 全人類のための光 II
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20 民が忍ばねばならない処罰 ― バビロンでの70年間の流刑 ― は一度限りである,ということを知ると慰められます。ひとたび終わると,もはや生じることはないのです。その後は,神の「平和の契約」が有効になります。「平和」に相当するヘブライ語は,単に戦争のないことではなく,あらゆる種類の良い状態を意味します。神の側からすれば,この契約は恒久的なものです。丘や山が消滅しようとも,忠実な民に対する神の愛ある親切が終わることはありません。残念なことに,神の地上の国民は,最終的に,契約における自分たちの務めを履行せず,メシアを退けることによって自らの平和を打ち砕いてしまいます。しかし,「上なるエルサレム」の子らに関しては,事ははるかに良く運びました。懲らしめを受ける困難な時期が終わると,彼らには神の保護が保証されたのです。
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