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キリストは積極的にご自分の会衆を導かれるものみの塔 1987 | 8月1日
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「使徒たちの活動」のその後の部分に示されているとおり,エルサレムの長老たちは十二使徒共々,初期のクリスチャン会衆の統治体の一部となりました。―使徒 15:2;
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キリストは積極的にご自分の会衆を導かれるものみの塔 1987 | 8月1日
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キリストは高い所から物事をしっかり見守り,エルサレムの責任ある兄弟たちを用いて,またパウロに直接話すという方法で行動されました。
14 「使徒たちの活動」と「ガラテア人への手紙」の記述に見られるどんな類似点は,割礼をめぐる統治体の会議に関する事柄をキリストが導いておられたことを示していますか。
14 同様に,聖書を注意深く読むと,異邦人のクリスチャンは割礼を受けるべきか,モーセの律法に従うべきかという問題を解決するために統治体の重要な会議が開かれた時も,その背後にキリストがおられたことは,はっきりと感じ取れます。「使徒たちの活動」の書には,論争が起きた時に「人々[アンティオキア会衆の責任ある成員,もしくは長老であったと思われる]は,パウロとバルナバおよび自分たちのうちのほかの幾人かが,この論争のことでエルサレムにいる使徒や年長者たちのもとに上ることを取り決めた」と記されています。(使徒 15:1,2)しかしパウロは,割礼に関する論争を解決するためエルサレムに赴くことになった事情を述べ,その中で,「わたしは啓示があったので上って行ったのです」と語っています。(ガラテア 2:1-3。ガラテア 1:12と比較してください。)キリストは会衆の積極的な頭として,重要なこの教理上の問題が,目に見える統治体全体によって解決されることを望まれました。キリストは聖霊を用い,それら献身的な男子が決定を下せるよう,彼らの思いを導かれました。―使徒 15:28,29。
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