アポロニア
(Apollonia)[アポロの(アポロに属する); アポロの場所]
地中海地方の他の幾つかの都市と同様,ギリシャの太陽神アポロにちなんで名づけられたマケドニアの都市。この都市はミュグドニア地区に位置しており,アンフィポリスから約35㌔,テサロニケから約45㌔の地点,すなわちこれら各々の都市からおよそ1日の道のりの所にありました。この都市はボルベー湖の南,ローマの主要なエグナティア街道沿いにありましたが,歴史的に見て顕著な場所だとはみなされていません。パウロとシラスはパウロの第2回宣教旅行の際,多分,西暦50年の春か初夏のころ,そこを通りました。―使徒 17:1。