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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「ゆすり取ること,強奪」

ゆすり取ること,強奪

(ゆすりとること,ごうだつ)(Extortion)

暴力や脅迫により,あるいは他の何らかの方法で力を不当に行使し,不法な仕方で恐れを利用して,気の進まない人や嫌がる人から物を取ったり手に入れたりする行為もしくは習わし。「ゆすり取る者」と訳出されているギリシャ語の言葉(ハルパクス)の基本的な意味は「引ったくる者」です。(コリ一 5:10,行間)聖書は,とりわけ責任の重い立場にある人や公務に携わる人に,不当な利得を求めることを一切しないよう再三警告しています。―出 18:21; 箴 1:19; 15:27。

それにもかかわらず,パレスチナに対するローマの支配のもとで,ユダヤ人の収税人はゆすりを働くことが少なくありませんでした。彼らはその地位のゆえに,人々を犠牲にして不当に私腹を(そして疑いなくそのローマ人の主人たちの懐をも)肥やす多くの機会を得ていたのです。イエスはある例えの中でこの点をほのめかされたのかもしれません。それは,独善的なパリサイ人が収税人の傍らで祈って,自分はゆすり取る者などではないと言って自分を神に推薦したという例えです。(ルカ 18:11)バプテスマを施す人ヨハネの所にやって来た収税人たちは,何をすべきかを尋ねたとき,「税率以上のものを要求してはなりません」と助言されました。―ルカ 3:13。

富んだ収税人の長であったザアカイは,イエスを客として自分の家でもてなしていた時,悔い改めて自分の悪い道を離れ,「何でも言いがかりをつけて人からゆすり取ったものは,四倍にして元に返しています」と言いました。(ルカ 19:2,8。「訴え,告訴,告発」を参照。)しかし,律法は,そのように悔い改めて罪科を認めた場合,だまし取られた人に戻す分として120%しか求めていませんでした。―レビ 6:2-5。

クリスチャン・ギリシャ語聖書の中で,ゆすり取ることは,淫行,姦淫,偶像礼拝,貪欲,盗み,大酒,ののしること,および同性愛行為と並んで,それを習わしにすれば神の王国に入れなくなる事柄の一つに挙げられています。使徒パウロはコリントの会衆に書き送り,彼らの中のある人々は以前にはそうしたことを行なっていましたが,今では洗われて清くなっていると述べました。したがって,彼らはこの世にいるその種の人々と多少の接触を持つことは避けられなかったものの,「兄弟」と唱える人でそのような人がいれば,交わるのをやめ,その人を会衆から除かなければなりませんでした。―コリ一 5:9-11; 6:9-11。

わいろという形でゆすりに応じることに対するクリスチャンの態度は,使徒パウロの場合に例証されています。ローマの総督フェリクスは,パウロの獄での拘禁を2年間引き延ばして,パウロから金をゆすり取ろうとしました。パウロはそれに気づいていましたが,フェリクスに対して一切支払いの申し出をしませんでした。やがて総督フェストがフェリクスの跡を継いで,職務に就きました。―使徒 24:26,27。

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