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洞-2 「銅,しんちゅう,青銅」

銅,しんちゅう,青銅

(どう,しんちゅう,せいどう)(Copper,Brass,Bronze)

銅(ヘ語,ネホーシェト; ギ語,カルコス)は柔らかい金属であり,容易に打ち延ばして多くの形にすることができました。古代人が純銅を焼き戻して硬くする秘法を知っていたという証拠はありませんが,彼らは常温で鍛えるだけで道具の刃を硬くする方法は知っていました。銅を他の金属との合金にすると,硬さは大いに増します。そのような合金の一つが青銅,すなわちすずを含んでいる銅(古代の発見物には2から18%のすずが含まれている)です。現代とは作り方が異なっていたものの,古代人はしんちゅう,つまり銅と亜鉛の合金を使っていました。しかし,ジェームズ王欽定訳の中で使われているような,古い定義における「しんちゅう」には,銅の合金なら何でも含まれる場合があります。

「青銅の品々」(新世)や「青銅」(改標)と訳されているヘブライ語のハシュマンニームという言葉は,聖書中に1回しか出ていません。(詩 68:31)このヘブライ語は意味が明確ではないため,「大使たち」(エルサレム,ラムサ),「使節たち」(新国),「高貴な者たち」(32節,ユダヤ),「君たち」(ア標,欽定),「貢ぎ物」(新英)などと,さまざまな言葉に訳出されてきました。

遊離した状態の銅は,豊富にはありませんでした。金属を含む鉱石は酸化物や炭酸塩,硫化物から成っており,銅という金属を取り出すためには製錬しなければなりませんでした。銅の鉱床はワディ・アラバに,すなわち死海から紅海の東の端のアカバ湾まで南へ延びている地溝帯の乾燥した部分に位置しています。(ヨブ 28:2-4)約束の地の山々には銅が含まれていました。(申 8:9)ソロモンはスコトの近くで銅の品々を鋳造しました。(王一 7:14-46; 代二 4:1-18)銅はキプロスで豊富に見いだされました。聖書は銅の供給源としてヤワン,トバル,メシェクのことも述べています。―エゼ 27:13。

銅とその合金には,多種多様な実用的用途がありました。銅は今日知られている最古の金属の一つであり,ノアの日の大洪水以前の人トバル・カインは,銅から色々な道具を鍛造しました。(創 4:22)家庭や聖なる所の器具には,なべ,水盤,平なべ,シャベル,肉刺しなどが含まれていました。(出 38:3; レビ 6:28; エレ 52:18)銅は,扉,門,柱,楽器などに(王二 25:13; 代一 15:19; 詩 107:16; イザ 45:2),また武具,盾,武器,足かせなどに使われました。(サム一 17:5,6,38; サム二 22:35; 王二 25:7; 代二 12:10)この金属は偶像を作るのにも使われました。(啓 9:20)イエスの地上での宣教期間中には銅貨が流通していました。(マタ 10:9)聖書は銅のことを比喩的もしくは象徴的な意味でも述べています。―レビ 26:19; ヨブ 6:12; イザ 48:4; 60:17; エレ 1:18; エゼ 1:7; ダニ 2:32; 啓 1:15; 2:18。

コリント第一 13章1節にあるギリシャ語のカルコスという言葉は「[一片の]しんちゅう」と訳されており,銅鑼を指していると理解してよいでしょう。

「鋳物の海」; 「金属細工人」; 「鉱山,採鉱」; 「精錬する,精錬する者」も参照。

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