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  • すべてのことにおいて正直でありなさい
    ものみの塔 1986 | 11月15日
    • そのためクリスチャンには,日々正直さに関して道徳上の判断を下すことが求められます。そうした状況は,職場で,学校で,家庭で,あるいは友人との間に生じます。聖書で訓練された良心にとって挑戦となるあらゆる事態において,エホバの僕たちは,「わたしたちは正直な良心を抱いていると信じています。すべてのことにおいて正直に行動したいと願っているからです」と述べた使徒パウロと同じように考えたいと思っています。―ヘブライ 13:18。

  • すべてのことにおいて正直でありなさい
    ものみの塔 1986 | 11月15日
    • 13,14 ほかの人たちは,エホバの民の正直さについて,どのように述べていますか。

      13 神の民の正直さはしばしば他の人々から注目されます。例えば,イタリアの新聞「イル・ピッコロ」は,次のような内容の一読者からの手紙を掲載しました。「私が紛失したかなりの額のお金をこの新聞を通してお返しくださって,手本とすべき真実の正直さを示してくださった,エホバの証人と言われたご婦人に感謝を述べたいと思います」。米国では,インディアナポリス・スター紙に,あるエホバの証人の夫婦が4,000㌦(約64万円)を見つけ,所有者に返却したという話が載りました。その夫婦には,「どうしたらよいかというような迷いは全くなかった」と同紙は伝えました。なぜ迷わなかったのでしょうか。その夫婦は,「返さないわけにはゆきませんでした。私たちはエホバの証人です」と語りました。

      14 米国ミズーリ州の一人のエホバの証人が9,500㌦(約152万円)を見つけて警察に届けた時,ある新聞は係官の談話を掲げました。その係官は,「この種のお金を見つけて届ける人は非常に珍しい。私の記憶の範囲では,これまでそのようにしてくれた人は一人もいなかった。本当にびっくりした」と述べています。その記事は,そのエホバの証人が「その金を着服しようなどとは少しも考えなかった」ことを伝えました。担当者は,証人のおかげで,「人類の中には,まだ正直な人がいるという信仰を取り戻した」と語りました。そのエホバの証人はそれに対し,「わたしたちは一つの民として,あらゆる点で正直であることを誇りに思っています」と言いました。

      15,16 小さな事柄においてさえ正直さが他の人々から注目されていることは,どんな経験から分かりますか。

      15 正直でなければならないのは,大きな問題の場合だけではありません。小さな事柄においても正直さは必要です。(ルカ 16:10)例えば,証人たちの一家族が米国フロリダ州のあるホテルに泊まった時のこと,息子がうっかり枕カバーを自分の下着と間違えて持ってきてしまいました。そこで家族が枕カバーをホテルに送り返したところ,ホテルの支配人から,「皆さんの正直さに深く感謝したいと思います。ホテルの枕カバーを送り返すというようなことは,皆さんにとってはごく自然な,ほとんど毎日行なっておられることかもしれませんが,私たちにとっては,称賛に値することでした」という手紙が送られて来ました。同じように,証人の一夫婦がたまたまジョージア州のホテルからペンを持ってきてしまったので返却したところ,支配人から次のような手紙が送られて来ました。「皆さんの荷物の中にたまたま紛れ込んでしまったペンをわざわざお返しくださり,ありがとうございました。皆さんのような非常に正直で深い気遣いを示す人々からお手紙を頂くと,さわやかな気持ちになります」。

      16 小学校5年生のエホバの証人の男の子が学校で野球をしていました。判定の難しい微妙なプレーをしましたが,自分では“アウト”であることが分かっていました。同じチームの仲間たちは“セーフ”を主張しようとしましたが,その時,対戦チームのある選手が,事実を見極める確実な方法が一つある,と言いました。「アウトかセーフか,本人に聞いてみればいい。あいつはエホバの証人だし,エホバの証人は嘘をつかない」と言ったのです。普段からこの少年が示していた良い行状は,ほかの人たちに注目されていたのです。確かに,神の規準に従って生活すれば,「みどり子……の口から」もエホバへの賛美が発せられるのです。―マタイ 21:16。

      17,18 正直さに関してエホバが示しておられるさまざまな原則は,良い心を持つ人々にどんな良い影響を及ぼしますか。

      17 ナイジェリアのある証人の夫は,妻が巡回大会に出席することに強く反対していました。そのため,夫は妻について大会へ行き,騒動を起こそうとしました。プログラム終了後,その男の人は「これからお前たちエホバの証人を試すつもりだ」と言いました。この人はだれも見ていない時を見計らって,自分のポケットからお金を取り出し,しるしを付けてもみくちゃにし,地面に落としました。それから少したってその人は,お金をなくしたと言いました。しかし,お金は見つかるから心配しなくてもいいと言われました。それで,お金を落とした場所に行ってみましたが,お金はもうありませんでした。「そらみろ,お前たちエホバの証人のずるいところを見つけた」と言ったところ,お金はそこになくても,落とし物部門に届いているでしょう,と言われました。しるしの付いたお金は実際にその部門に届いており,本人の手に戻りました。その夫はこの経験を通して,妻が信じている事柄を調べる気持ちになり,今ではエホバの証人になっています。

      18 エホバの証人ではない一人の婦人は,ニューヨーク市にあるエホバの証人の世界本部にあてた手紙の中で,自分の娘が学校で経験したことについて伝えたいと述べました。その娘さんは,ある日,高価な馬勒を盗まれてしまったのです。2年後,その娘さんは次のような手紙を受け取りました。「親愛なるリリーへ。2年ほど前,あなたから盗んでしまった馬勒を送ります。盗んだのはわたしですが,今わたしはエホバの証人です。この馬勒をこれ以上自分の手元に置いておくのはわたしの新しい良心が許しません。本当に申し訳ありません。どうか許してください」。そうです,エホバに仕えることを願う人たちは,「正直な良心」を培わなければなりません。「すべてのことにおいて正直に行動したいと願っているからです」。―ヘブライ 13:18。

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