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神聖な奥義を解く啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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「星と燭台」
5 イエスは「七つの星」と「七つの燭台」についてどのように説明されますか。
5 ヨハネは,七つの黄金の燭台の真ん中で右手に七つの星を持っておられるイエスを見ました。(啓示 1:12,13,16)さて,イエスはこのように説明なさいます。「あなたがわたしの右手にあるのを見た七つの星と,七つの黄金の燭台とに関する神聖な奥義について言えば,七つの星は七つの会衆の使いたちを表わし,七つの燭台は七つの会衆を表わしている」― 啓示 1:20。
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神聖な奥義を解く啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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9 (イ)七つの燭台は何を表わしていますか。燭台はどうしてそれらのものを表わす適切な象徴と言えますか。(ロ)この幻は使徒ヨハネに恐らく何を思い起こさせたでしょうか。
9 七つの燭台とは七つの会衆,つまりエフェソス,スミルナ,ペルガモン,テアテラ,サルデス,フィラデルフィア,およびラオデキアです。ヨハネはこれらの会衆あてに啓示の書を書き記しています。会衆はどうして燭台で象徴されているのでしょうか。なぜなら,クリスチャンは個人的にも,あるいは会衆として集団的にも,この暗黒の世で『自分たちの光を人々の前に輝かせるように』しなければならないからです。(マタイ 5:14-16)その上,燭台はソロモンの神殿の備品の中にも含まれていました。会衆が燭台と呼ばれているので,ヨハネは恐らく,油そそがれた者たちの地元の会衆が各々,比喩的な意味で,神の霊の宿る所としての「神の神殿」であることを思い起こさせられたでしょう。(コリント第一 3:16)さらに,ユダヤ人の神殿の取り決めの対型の場合,油そそがれた者たちの会衆の成員は,エホバの偉大な霊的な神殿の取り決めのもとで「王なる祭司」として仕えます。イエスはその神殿の大祭司であられ,またエホバはその天的な至聖所に自ら住んでおられるのです。―ペテロ第一 2:4,5,9。ヘブライ 3:1; 6:20; 9:9-14,24。
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