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聖書の49番目の書 ― エフェソス人への手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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エフェソス人に明らかにされている,神の管理(神がご自分の家の事柄を処理する方法)に関する「神聖な奥義」は,彼らに大きな感動と慰めを与えるものだったに違いありません。神はその管理を実施し,イエス・キリストを通して一致と平和を回復させようとしておられたのです。(1:9,10)
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聖書の49番目の書 ― エフェソス人への手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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9 神はご自分の愛をどのように満ちあふれさせておられますか。パウロは何を祈りますか。
9 キリストによって一致をもたらす神の目的(1:1-2:22)。使徒であるパウロはあいさつを送ります。神はその栄光ある過分のご親切のゆえにほめたたえられるべきです。そのご親切は,神が彼らを選んで,イエス・キリストと結びつくようにさせてくださったことと関係があります。彼らはこのイエス・キリストにより,その血を通して,贖いによる釈放を得ているのです。さらに,神はご自分の意志に関する神聖な奥義を知らせることによって,彼らに対してご自分の愛をあふれさせてくださいました。神は管理,つまり『すべてのものをキリストにおいて再び集めること』を意図しておられるからです。このキリストと結ばれた彼らは相続人にも指定されました。(1:10)
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聖書の49番目の書 ― エフェソス人への手紙『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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19 エフェソス人への書は今日に至るまでどんな希望と励ましを与え続けていますか。
19 パウロはまた,「神聖な奥義」に関して,「管理……すべてのもの,天にあるもの[天の王国に入るよう選ばれた人たち]と地にあるもの[王国の領域の地上で生きる人たち]を,キリストにおいて再び集めること」についても語りました。こうして,平和と一致を回復する神の偉大な目的が再び前面に出されています。
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