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シャファンとその家族のことをご存じですかものみの塔 2002 | 12月15日
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神殿修復作業の際に「律法の書」が見つかり,シャファンは「王の前でそれを読みはじめ」ました。ヨシヤは,その内容を聞いて衝撃を受け,その書物に関してエホバに伺うために,信頼できる人たちから成る代表団を女預言者フルダのもとに送ります。王は,シャファンとその子アヒカムを代表団に含め,二人を信頼していることを示しました。―列王第二 22:8-14。歴代第二 34:14-22。
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シャファンとその家族のことをご存じですかものみの塔 2002 | 12月15日
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アヒカムとゲダリヤ
すでに見たように,シャファンの子アヒカムについては,女預言者フルダのもとに遣わされた代表団に関連して初めて言及があります。ある参考文献は,「アヒカムの称号はヘブライ語聖書に挙げられてはいないが,アヒカムが高位に就いていたことは明白である」と述べています。
その出来事からおよそ15年後,エレミヤの命が危険にさらされます。エルサレムを滅ぼすというエホバの意向についてエレミヤが民に警告すると,『祭司と預言者とすべての民は彼を捕らえて,「あなたは必ず死ぬ」と言いました』。それからどうなったでしょうか。記述には続けてこうあります。「シャファンの子アヒカムの手がエレミヤと共にあった。彼を民の手に渡して死に至らせることのないためであった」。(エレミヤ 26:1-24)ここから何が分かるでしょうか。「アンカー聖書辞典」(英語)はこう述べています。「この出来事は,アヒカムが行使した影響力のほどを明らかにすると共に,アヒカムがシャファンの家族の他の成員と同様,エレミヤに好意的であったことも示している」。
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