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アルゼンチン2001 エホバの証人の年鑑
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支部が献堂された年,エホバの証人の統治体は,「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌を地元で印刷することを決定しました。当時,アルゼンチンのエホバの証人は宗教団体として法的に認可されていなかったので,印刷機器を輸入できる法人の資格を得るため,1974年12月にアソシアシオン・クルトゥラル・リオプラテンセ(リバプレート文化協会)が設立されました。印刷機はフランス,断裁機はドイツ,中綴じ機は米国から来ましたが,これらはみな寄贈されたものでした。
とはいえ,輪転機室の奉仕者たちはすぐに,機械を手に入れることと動かすこととは全く別問題であることに気づきました。多くの難題を克服しなければならなかったものの,「ものみの塔」誌,1975年4月15日号が巻取紙オフセット輪転機から流れ出たときは大きな喜びを味わいました。このオフセット輪転機は,世界中のものみの塔協会が使用する最初のオフセット輪転機だったのです。このことは,エホバの証人の印刷の歴史における里程標となりました。
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アルゼンチン2001 エホバの証人の年鑑
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[161ページの図版]
エホバの証人が使用した最初の巻取紙オフセット輪転機
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