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  • 第3部 ―『最良の人々による政治』は本当に最良のものですか
    目ざめよ! 1990 | 9月8日
    • プラトンの門弟だったアリストテレスは,貴族政治と寡頭政治を区別しました。純粋な貴族政治を優良な政治形態として類別し,その高潔な理念に従えば,特別な才能を持つ,節操の堅い人たちは他の人々の益を図る公務に専念できると唱えたのです。しかし,圧制的で利己的なエリートが指導権を握ると,純粋の貴族政治は堕落して不公正な寡頭政治になりました。アリストテレスはこれをゆがんだ政治形態とみなしました。

      アリストテレスは『最良の人々』による支配を唱道する一方で,貴族政治と民主政治の組み合わせによって望ましい結果が得られる可能性もあることを認めましたが,この考えはいまもなお一部の政治思想家に受け入れられています。実際,古代のローマ人たちは,これら二つの政治形態を組み合わせて,ある程度の成功を収めました。

  • 第3部 ―『最良の人々による政治』は本当に最良のものですか
    目ざめよ! 1990 | 9月8日
    • すべての政治は本質的には貴族政治であるという主張は,ある程度当を得ています。どの政府も例外なく,最高の資格のある人々を職務に就かせようとするからです。この見方を強化するものとなっているのが,支配階級という概念です。そのため,ある参考文献は結論として,「支配階級という語とエリートという語は,プラトンとアリストテレスが理念として論じた事柄を具体例として表わす同義語になりつつある」と述べています。

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