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クラサオ2002 エホバの証人の年鑑
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[82ページの図版]
マリア・ラメインは敬虔なカトリック教徒だったが,宗教的な像は無価値であると司祭から言われて,カトリック教会を離れた
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クラサオ2002 エホバの証人の年鑑
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ダニエルのように真理を学び,自分自身と家族の生活を真理にかなったものにした人は少なくありません。その一人,ペドロ・ラメインも,研究をするようになりました。ある日,ペドロが帰宅すると,敬虔なカトリック教徒である母親のマリアがペドロの研究用の書籍を破り捨ててしまっていました。新しい人格をまだ身に着けていなかったペドロは,仕返しに母親の聖像を壊しました。ペドロのしたことに腹を立てたマリアが司祭に苦情を言ったところ,何と司祭は,聖像を無価値なものとみなしたペドロは正しいと言いました。マリアは憤然としてその司祭を追い返し,聖書を調べてみることにしました。その結果,マリアと夫のヘイナロもエホバに献身しました。今では,この夫婦とその子ども11人,孫26人,それにひ孫一人,何と40人全員がエホバに仕えています。
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