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バアル聖書に対する洞察,第2巻
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イスラエルの歴史の中では,イスラエル国民の所有者または夫であるという意味でエホバが「バアル」と呼ばれることもありました。(イザ 54:5)また,イスラエル人が背教した時にエホバを不当にバアルと結び付けることもあったかもしれません。この点は,ホセアの預言によって裏書きされているようです。その預言によれば,イスラエルは流刑を経験して戻った後に,悔い改めてエホバのことを「“わたしの夫”」と呼び,もはや「“わたしの所有者”」(「わたしのバアル」,聖ア)とは呼ばない時が来ることになっていました。その文脈は,「バアル」という名称も,偽りの神に関連してその名称が連想させる事柄も,二度とイスラエル人の口に上らなくなることを暗示しています。(ホセ 2:9-17)
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バアル聖書に対する洞察,第2巻
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(7)エホバ(ホセ 2:16)。
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