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バルバドス,西インド諸島1989 エホバの証人の年鑑
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西暦1627年に英国の移民がバルバドスに入植した時から,1966年にバルバドスが独立を認められるまで,英国,およびそれに付随する英国国教会との強いきずなが保たれました。このことは日常の生活にどの程度の影響を及ぼしたでしょうか。一時は,『家族の祈りと教会への出席』を命ずる法律が制定され,朝と晩には祈りをすることが義務づけられました。それに少しでも違反した場合は,科料として18㌔の砂糖を納めねばなりませんでした。すべての人が,いかなる逸脱も許されることなく,教会の支配と規律に服することを求められたのです。このため,ある歴史家は,バルバドス人は「のりと英国国教会主義とで固くなっている」と評しました。とはいえ,現在では141の異なる“キリスト教の”分派や宗派が存在するため,状況はやや変化したと言えます。
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バルバドス,西インド諸島1989 エホバの証人の年鑑
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主要な宗教: 英国国教会
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