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バルバドス,西インド諸島1989 エホバの証人の年鑑
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現在77歳になるカスバート・ブラックマンは,1931年にバルバドスにいた10人の開拓者たちの一人でしたが,ほかにも44人が時間や事情の許す範囲で業にあずかっていました。
今日,バルバドスの住民は近代的な道路網を利用することができます。事実,この島は“長さが34㌔,幅は目と鼻の間ほど”と言われているのに,舗装もしくはアスファルト舗装を施した道路の距離は1,280㌔にも及びます。もっとも,50年前の交通事情は今とは大きく異なっていました。たいていの道路には見通しの悪い交差点がありましたが,それは本来,ロバが引く荷車用に考案された17世紀の道路網の名残でした。そのような理由から,ブラックマン兄弟は,「おかげで,エドウィン・ハケット兄弟の忠実な馬ハリーに兄弟の荷車を引かせて,いろいろな用を足すことができました」と述べています。
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バルバドス,西インド諸島1989 エホバの証人の年鑑
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[165ページの図版]
カスバート・ブラックマンは荷馬車を用いて開拓奉仕をした
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