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  • ベニン
    1997 エホバの証人の年鑑
    • 1975年11月 ― 一人が逮捕される

      ピエール・ボルが1975年11月に宣教に携わっていた時,出会った一人の男性はあいさつに政治的なスローガンを使いました。ボル兄弟は肯定的な返事をしなかったので,すぐさま警察署に連れて行かれました。警察はスローガンを復唱させようとしましたが,兄弟は拒否しました。すると,ひざとひじをついた姿勢で数時間はい回らされました。ボル兄弟は確固とした立場を守りました。

      結局,数人の兄弟が責任ある警察官たちに話をしたところ,日曜日だったので,警察官たちはその日の終わりにはボル兄弟を釈放することに同意しました。その出来事は,前途に何が控えているかを兄弟たちに警告するものとなりました。

  • ベニン
    1997 エホバの証人の年鑑
    • 1976年4月 ― コトヌーの兄弟たちが逮捕される

      政治的な緊張は全国的に高まる一方でした。4月初旬までには,ほとんどの職場で,政治的なスローガンや,国旗掲揚の儀式,国歌や“イデオロギー”課程の学習時間が毎週設けられていました。これらの集会に参加しない者は当局に通報されることになっていました。三人の兄弟と一人の姉妹が働いていたコトヌーのある地区で,そのような集会が開かれました。兄弟たちは集会に出席することを拒み,姉妹は行きましたが参加しませんでした。次の月曜日に彼らが出勤すると,最初に姉妹が,次いで三人の兄弟が警察の本署までほぼ5㌔の道のりをずっと,警察の車の前を走らされました。姉妹は当時妊娠4か月でした。警察署でも四人は立場を変えず,政治的なスローガンを復唱しませんでした。ひどく殴られましたが,断固たる態度を保ちました。身体的な攻撃によって彼らの信仰が砕かれることはありませんでした。

      カルロス・プロッサーは,ベニンの支部委員会を代表して,1976年4月7日付で統治体に手紙を書きました。「ちょうどこの手紙を書いている時に,地方長官が護衛と書記を連れて私を訪れました。彼はスローガンや国旗敬礼などに関する質問をし,私はそれらの点の一部を話し合うことができました。彼はまた,あなた方の仲間が幾人か,こうした事柄に参加しなかったためにすでに逮捕されていると述べ,逮捕予定者の名前の一覧を準備しているところだとも言いました。訪問は極めて友好的でしたが,幾つかの点に関して長官の態度は非常にはっきりとしていました。例えば,人々の家で宣べ伝えることはもはや許されておらず,わたしたちの“教会堂”内だけにとどめなければならないと長官は言いました。権威を持つこれらの人たちが何をすることに決めたのかは分かりませんが,一つのこと,つまりエホバの証人はかつてなく知られるようになっているということは確かです。そして私たちはこのすべてが結果的には証言となるよう祈っています。宣教者は皆,ここにあとどのくらいとどまれるだろうかと考え始めています」。

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