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読む,朗読聖書に対する洞察,第2巻
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イスラエルの王たちは,神の律法の写しを自分のために書き取り,それを日ごとに読むようにとの神の命令のもとにありました。(申 17:18,19。
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読む,朗読聖書に対する洞察,第2巻
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イエスは,霊感を受けたヘブライ語聖書のすべての巻き物を会堂で参照することができました。記録に残っている一つの例では,イエスは会堂で公に朗読し,その聖句をご自分に適用されました。(ルカ 4:16-21)また,3回にわたってサタンに試みられた際,3回とも,『……と書いてあります』とお答えになりました。(マタ 4:4,7,10)イエスが聖書に精通しておられたことは明らかです。
聖なる神殿であるクリスチャン会衆の副次的な土台石を成す使徒たちは,宣教の務めを果たすために聖書を読むことが不可欠であることに気づきました。彼らは自分たちの書いたものの中で何百回もヘブライ語聖書を引用したり,それに言及したりしましたし,他の人々がそれを読むよう唱道しました。(使徒 17:11)
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読む,朗読聖書に対する洞察,第2巻
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当時,読書が広く行なわれていたことは,改宗者であったエチオピアの宦官に関する記述からうかがわれます。この人は預言者イザヤの書を朗読しており,その理由でフィリポはこの人に近づきました。宦官は神の言葉に関心を抱いていたことの報いとして,キリストの追随者となる特権に恵まれました。―使徒 8:27-38。
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