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書,書物,本聖書に対する洞察,第1巻
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バビロンでの流刑後に会堂が発達し,各会堂では聖書の巻き物が保管され,利用されており,安息日ごとにそれらの巻き物の一部が公に朗読されました。(使徒 15:21)イエスご自身もそのような巻き物の一部を朗読されましたが,それは多分,イザヤ書の死海写本のようなものであったと思われます。―ルカ 4:15-20。
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書,書物,本聖書に対する洞察,第1巻
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しかし,西暦前2世紀のイザヤ書の死海写本の材料は亜麻糸で縫い合わされていました。その巻き物は縦が平均26.2㌢,横幅は25.2から62.8㌢まで様々な17葉の皮紙<パーチメント>の切れでできており,全長は現在の保存状態で7.3㍍あります。
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書,書物,本聖書に対する洞察,第1巻
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イザヤ書の死海写本の17葉には,54欄分の本文が載せられており,1欄の行数は平均約30行です。
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