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真理の正確な知識において成長するエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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漸進的に,信経に縛られずに
神の言葉に関する明快な理解は,突然に得られたわけではありません。聖書研究者たちは多くの場合,真理の型の一部を詳しく理解したとしても,まだ全体像をつかんではいませんでした。とはいえ,彼らには学ぶ意欲があり,信経に縛られず,漸進的に理解を深めてゆきました。彼らは学んだ事柄を伝えました。また,自分たちが教えていた事柄を自分たちの手柄にはせず,むしろ「エホバに教えられる」ように努めました。(ヨハネ 6:45)さらに彼らは,エホバがご自分のお定めになった時にご自分のお定めになった方法で,ご自分の目的の詳細に関する理解を与えてくださることも悟るようになりました。―ダニエル 12:9。ヨハネ 16:12,13と比較してください。
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真理の正確な知識において成長するエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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漸進的な真理
1882年,C・T・ラッセルはこう書きました。「聖書は我々の唯一の規準であり,その教えが我々の唯一の信経である。我々は聖書の真理の解明が漸進的なものであることを認識しており,我々のその規準から得られる光が増した時には,喜んで,また進んで我々の信経(信仰 ― 信条)に追加や修正を行なう」―「ものみの塔」誌(英文),1882年4月号,7ページ。
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