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  • 聖書の8番目の書 ― ルツ記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 6 ルツは買い戻しによる結婚をどのように願い出ますか。ボアズはそれにどのように応じますか。

      6 ボアズは買い戻す者としてルツと結婚する(3:1-4:22)。子を産むには既に年を取りすぎているナオミは今,買い戻しによるその結婚において自分の代役になるようにとルツに諭します。その大切な季節には土地所有者が穀物をあおり分ける仕事を自ら監督するのが習慣でした。そして,その仕事は,暑い一日の後に吹く涼風を利用するために夕方に行なわれるのです。ボアズは脱穀場で眠っているはずです。そのとおりその場所でルツは彼を見つけます。ルツは静かにそのもとに寄り,その足もとをまくってそこに横になります。ボアズが夜中に目を覚ました時,彼女は自分がだれであるかを述べ,義兄弟結婚の権利を主張する女性の習慣的手順に従い,そのすそを広げて彼女を覆ってくれるようにと彼に頼みます。a ボアズは,「娘よ,あなたがエホバに祝福されるように」と述べ,また情欲や貪欲のままに若者たちの後を追わなかったことについて彼女をほめます。ルツは不純な関係を申し出るような女などではありませんでした。いいえ,「優れた婦人」として名を揚げたのです。(3:10,11)しかし,続いてボアズが告げたとおり,ボアズよりさらに近縁の買い戻し人がもう一人います。ボアズは朝になってからその人と相談することにします。ルツは明け方までそのままボアズの足もとに横たわります。その後ボアズは贈り物として穀物を彼女に与え,彼女はナオミのもとに戻ります。ナオミはどのような結果になったかを気遣わしそうに尋ねます。

      7 ボアズはその結婚の件をどのように進めますか。結果としてどのような祝福が注がれますか。

      7 ボアズは朝早くに市の門の所へ出て,その買い戻し人を探します。市の年長者10人を証人として,彼はその最近親者に,エリメレクに属したすべてのものを買い取る最初の機会を差し伸べます。彼はそれをするでしょうか。彼の即座の答えは“はい”でした。それによって自分の富を増し加えることができるように思えたからです。しかし,ルツとの義兄弟結婚の要求を果たすべきことを知った時,彼は自分自身の相続財産について心配になり,その後自分のサンダルを脱いで,自分はそれを断わるということを法的に示します。聖書の記録の中で彼は名をとどめられていません。「しかじかの方」という不名誉な記述がされているだけです。ボアズは次に,その同じ証人たちの前で,ルツを自分の妻として買い取ります。これは何か利己的な理由によりましたか。そうではありません。『死んだ人の名が断たれることのないようにする』ためであったのです。(4:1,10)見守るすべての人々はこの愛ある取り決めの上にエホバの祝福を呼び求めます。そして,その祝福はまさにすばらしいものとなります。ルツは老年のボアズに男の子を産み,ナオミはその子守りとなります。その子は『ナオミに生まれた男の子』と呼ばれ,オベデと名づけられます。―4:17。

  • 聖書の8番目の書 ― ルツ記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • エホバの律法に対するボアズの鋭い認識,エホバのご意志に服そうとするその謙遜な態度,また忠実なナオミと勤勉なルツに対するその愛,これらがボアズを導いて,買い戻しによる結婚の特権を果たさせました。

      10 ルツ記の記録は王国の約束に対するわたしたちの確信をなぜ強めるはずですか。

      10 エホバの備えられた結婚,この場合には買い戻しによる結婚でしたが,それはエホバの誉れのために用いられました。ボアズとルツの結婚を取り決められたのはエホバであり,エホバはご自分の愛ある親切にしたがってそれを祝福され,ダビデに至り,ついには大いなるダビデ,イエス・キリストに至るユダの王統をとぎれることなく保つための手段として,それを用いられました。

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