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「わたしの民を慰めよ」イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
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エホバは,子羊を集めて「懐」に抱いて携えて行く,愛ある羊飼いに似ています。この「懐」という語は衣の上ひだを指しているようです。羊飼いは,群れに付いていけない生まれたばかりの子羊を,そこに入れて運ぶことがあります。(サムエル第二 12:3)
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「わたしの民を慰めよ」イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
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現代でも,中東のヘルモン山の斜面で羊飼いたちを観察したある人はこう述べています。「羊飼いたちは,それぞれ自分の羊の群れに変わりはないか注意深く見守っていた。生まれたばかりの子羊を見つけると,自分の厚手の外とうのひだに入れた。子羊はかよわく,母親の後について歩けないからである。懐がいっぱいになると,足をつかんで肩に載せたり,ろばの背の袋やかごに入れたりした。子羊たちが母親の後について歩けるようになるまでそうするのである」。
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